毎週土曜日の1300は13580kHzで波平女史の日本語番組が出ている。信号は弱いが混信はなく聞き取りは可能である。依然としてパラオ送信のままで7年前の番組である。
CRI金華送信所からの放送は引き続き停波している。このため日本語放送も4月5日以降一波だけ出ている。
1300の「しおかぜ」は5935、6040kHzともにジャミングで受信状態は悪い。土曜日は日本語放送から。
特定失踪者問題調査会の調査活動について。最近では4月7日の大屋敷正行さん失踪事件現地調査などがある。救出への道コーナーは増元輝明さんから。コロナ禍の中、どんな生活なのか案じている。オリンピック一年延期の中、予定通り開催できるのか、北朝鮮が不参加を決めたことなどを語っている。
1322:45日本政府からご家族の声」は飯塚耕一郎さんからのメッセージ、2019年12月収録である。
1300のイルボネパラム」は良好である。ただ台湾送信の9940と9455kHzは1328に停波してしまう。9455kHzは別送信機のキャリアーが一部重なり1330に音声が出てくる。1300と1330は同じ9455kHzだが、送信機が違うということ。1300の9455は9705kHzへ、1330は9940から9455kHzへ切り替わっているように見える。
1430の「ふるさとの風」は各波良好である。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年12月の収録である。次に2020年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は2000年のヒット曲、GO!GO!7188で「こいのうた」である。曲の途中で、9450kHzは1458に9705kHzは1459に停波している。終了アナウンスは出ていない。この番組は2021年4月6日と同じ内容である。