24日1300の「しおかぜ」はジャミングで聞きづらいが、5935kHzは同波のチベット放送が止まっているので十分聞き取りは可能である。6040kHzは上からなジャミングが強くほぼつぶされている。
土曜日は日本語放送からで、先週と同じ番組が出ている。映画「めぐみへの誓い」について、全国各地の小さな映画館などで上映が続いている。
続いて金英淑について、金正日の妻として1949年に女性関係から自殺したとされる。特定失踪者問題調査会の調査活動について、最近では4月1日、1971年に行方不明となった大崎町の特定失踪者園田一さん、トシ子さん夫婦の足取り追跡が行われ、園田さん夫婦の長女前山利恵子さんらも参加した。7日には大屋敷正行さん失踪事件現地調査などがある。
救出への道コーナーは増元輝明さんから。コロナ禍の中、どんな生活なのか案じている。オリンピック一年延期の中、予定通り開催できるのか、北朝鮮が不参加を決めたことなどを語っている。
1322:45日本政府からご家族の声」は飯塚耕一郎さんからのメッセージ、2019年12月収録である。
1430の「ふるさとの風」は9705、9450kHzともにきわめて強力である。タシケント送信の11995kHzも良好である。音量も十分だ。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日、14日と同じ内容である。この番組は更新されていない。
CRI金華送信所、西蔵放送は引き続き24日も停波している。
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