2019年09月21日

9月20日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は昨日からジャミングが出てきた。6070kHzは500Hz下のキャリアーをカットすればほぼクリアーに聞くことができる。5980kHzのジャミングが弱いが八俣の電波も弱い。
金曜日は朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は5920と5980kHzの2波がクリアーに聞こえている、この時間昨日から出てきたジャミングが止まっている。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。この時間の開始アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」

そして終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いていてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。
こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」


1300代の朝鮮語と日本語放送、昨日同様、台湾送信は弱く音にならない。パラオ送信も次第に弱くなり後半日本語放送も苦しい状態である。日照時間が短くなりスキップ状態が続いている。
この時間は毎日同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は9月5日東方経済フォーラムについて、ウラジオストクを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は、ハルトマー・バトトルガ・モンゴル国大統領と首脳会談を行ったこと。
「ふるさとの唱歌」は思い出のアルバムと夕焼け小焼けの2曲が出ている。「今週の一曲」、朝鮮語は槇原敬之の「どんなときも」。この5月にも登場している。そしてGO-BANG'Sの「あいにきてI・NEED・YOU」の2曲が出ている。先週にも登場している。日本語は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」である。2年ぶりの登場となる。
「ふるさとの声」は8月に開催された「子供霞が関見学デー」において収録した子どもたちのメッセージ。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、お兄さん本間勝さんからのメッセージである。2019年5月国民大集会での収録。認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスがあり1357に終了している。

1430の「ふるさとの風」は9960、9560、9450kHzの3波、パラオは弱い、台湾送信は回復、ともにジャミングは全くない。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年5月、東京の国民大集会での収録から。そして2019年2月に収録したメッセージである。続いて弟松木信弘さんからも2019年5月国民大集会と2019年2月の収録メッセージである。
今週の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2019年7月29日、8月9日、19日、29日、9月10日と同じである。

  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze