2019年09月15日

9月14日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5980と6070kHzの2波が出ている。いずれもジャミングはない、しかし八俣からの電波は幾分スキップ状態、聞き取りは十分可能である。
14日土曜日は先週と同じ番組が出ている。まず日本語放送から、8月29日の最高人民会議について、これには金正恩は出席しなかったとされる。
8月20日のワシントンポスト紙の記事から、K-POPがいかに北朝鮮の若者の脱北を誘導しているかという話。クラスター爆弾を生産している非人道的な国として北朝鮮を挙げている。8月30日の自由北朝鮮放送からの引用で、RFAが伝えたニュースから。
「救出への道コーナー」は日韓の関係が戦後最悪だとか、もちろんこれは韓国の一方的な言いがかり。北朝鮮の現体制が続く限り拉致被害者の救出は困難であろうと。
1322:30の「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚耕一郎さんから2019年5月ニューヨークにおけるシンポジウムでの収録メッセージ。
緊急放送ISに次いで日本への脱出に関する諸注意などが出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は、台湾送信が弱い、ほとんどノイズに埋もれてしまった。パラオ送信の9965kHzは強力である。しかし後半1340あたりから9965kHzも弱くなってきた。聞き取りは可能である。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHz、台湾の9560と9450kHzの3波である。いずれもジャミングは全くない。受信状態は概ね良好である。台湾送信も若干回復してきた。懐かしい日本の歌「夕焼け小焼け」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2019年5月に国民大集会で、2019年1月にそれぞれ収録したメッセージが出ている。続いてお母さん有本加代子さんから2019年1月収録のメッセージが出ている。お母さんは今年96才である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」である。最後に日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどで番組終了。この番組は2019年8月3日、13日、24日、9月3日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze