1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」はパラオの9965kHzが強力である、台湾送信は7295kHzが聞こえている。今日から新しい内容に更新されている。「ふるさとの風ニュース」は3月6日、安倍総理が拉致被害者家族と面会、あいさつで次のように述べた。
「今日はそれぞれお忙しい中、官邸にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
先般行われた第2回目のハノイにおける米朝首脳会談の結果について、その直後にトランプ大統領と電話首脳会談を行いまして、そのときの状況等についてお話を伺いましたので、皆様方にも御報告をさせていただきたいと思います。
首脳会談の結果につきましては、朝鮮半島の非核化に向けた強い決意の下、安易な譲歩は行わず、同時に建設的な議論を続けていくという、このトランプ大統領の決断を日本としては支持するということを申し上げたところでございます。
そして同時に、トランプ大統領には首脳会談の前に電話でお話をさせていただいたときに、拉致問題の解決を日本としては重視しているという話をいたしまして、そして私の解決に向けた考え方について、金正恩(キム・ジョンウン)委員長に伝えていただくように、今回もお願いしたところでございますが、トランプ大統領からは金正恩委員長に対しまして、最初の一対一の首脳会談におきまして、この拉致問題を提起していただき、私の考え方を伝えていただいたということでございます。そして、さらにはその後の少人数の夕食会におきましても、引き続きこの問題を提起し、首脳間での真剣な議論が行われたと、こういうことでございました。
今後、米国の方針としても北朝鮮との協議は継続するということでございまして、拉致問題については、あらゆるチャンスを逃さないとの基本的方針に基づいて、この問題を解決していきたいと思っているところでございます。そのためにも、この問題を解決していく上においては、次は私自身が金正恩委員長と向き合わなければならない。こう考えているところでございます。この後また詳細について、更にお話をさせていただきたいと、このように思います。」
ニュース解説は、3月4日「中国専門家の見方」について。2月末のハノイサミットは失敗ではないとしている。北朝鮮には引き続き対話を続けていきたいという意欲があると判断している。
今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「涙のリクエスト」、昨年6月以来の登場である。日本語放送は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」、これは今月1430の今日の一曲でも出ている。
ふるさとの声は、2018年11月2月0日拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」富山市公演を開催、富山県石井隆一知事のあいさつが出ている。認定拉致被害者の氏名、スケジュールの紹介があり1357に終了している。
1300の「しおかぜ」は7345kHz、ジャミングはないがCNR1の混信が強い。かろうじて聞き取りは可能である。月曜日は拉致被害者、失踪者の氏名生年月日、失踪年月日、当時の年令などの読み上げが出ている。
1405の6085kHzはノイズジャミングが強く聞き取り困難である。
1430の「ふるさとの風」は9960、7295kHzが良好である、9560kHzは全く聞こえない。懐かしい日本の歌は「富士の山「である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするなど、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。
お母さん横田早紀江さんから、2018年9月東京で開催の国民大集会での収録メッセージが出ている。同じく2018年9月国民大集会で収録した横田拓哉さんと弟さん横田哲也さんの訴えが出ている。
この番組は2019年2月4日、14日、26日、3月8日と同じである。
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