1300代の朝鮮語と日本語放送、パラオ、台湾送信ともに弱い。9965kHzは1330に停波、5分後に再開している。今日から新しい内容で。これが一週間続くことになる。ふるさとの風ニュースは3月12日、安倍総理は官邸で、北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会及び拉致被害者の地村保志氏等と面会した。冒頭あいさつで次のように述べた。
「今日はようこそ官邸にいらっしゃいました。地村さん、大変御無沙汰をしております。お元気そうでうれしく思います。
地村さん御夫妻が帰国されたのち、松崎市長を始め小浜市の皆様、そしてまた救う会、福井の皆様にきめ細やかな対応をしていただいたことを御礼申し上げたいと思う次第でございます。
先ほど、松崎市長からお話があったように、先般の米朝首脳会談においてトランプ大統領から直接、2人だけの会談において拉致問題の解決について私の考え方を伝えていただきました。その後の少人数の夕食会の席においても、引き続きこの拉致問題を提起し、真剣な首脳間の議論が行われたという話を終了後の電話首脳会談で伺ったところであります。
この後は、あらゆるチャンスを逃さない決意で、最終的には私自身が金正恩(キム・ジョンウン)委員長と向き合わなくてはならない。こう、考えているところでございます。同時にこうした機運が生まれている中におきまして、国民的な理解と、そしてこの問題を解決していくという国民的な気持ちが高まっていることが極めて重要でございます。その中で、地村さんの小中学校においてこの拉致問題について啓蒙活動をとり、講話をしてもらっていただいているということで御礼を申し上げたいと思いますが、そうした皆さん方一つ一つの力を合わせていくことによって、解決に導いていきたい。このように思います。これまでの皆様方の御尽力に改めて敬意を表したいと思います。ありがとうございました。」
ニュース解説は3月15日ABC通信の報道から、北朝鮮の動きについて。
今週の一曲、朝鮮語は槇原敬之の「どんなときも」、昨年11月にも登場している。日本語放送は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。
「ふるさとの声」は昨年11月20日、拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」富山市公演挨拶から、富山市市民生活部長中田貴保の代読で、富山市長森雅志のあいさつが出ている。
1300に「しおかぜ」は7345kHz、CNR1の混信の中日本語放送が聞こえている。月曜日は失踪者の氏名生年月日、失踪年月や年令などの読み上げである。
1405の「しおかぜ」は6085kHz、ジャミングは出ていないようだ。先週3月18日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」はいずれも弱いが、9965、9560、7295kHzが聞こえている。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。2017年10月以来の登場である。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年2月に収録した新しいメッセージである。続いて2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会における挨拶から。弟松木信弘さんからも2019年2月収録の新しいメッセージである。
今日の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この放送からメッセージの一部が更新されている。
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