2016年12月15日

HFCC更新

12月に入り3回目の更新が行われた。主にVOAの周波数変更だが、15日付で、10日に実施された日本政府の国際シンポジウムの台湾送信の周波数が登録された。
3波が使用されたが、15740kHzは登録がなかった。
9550 0800 1030 44NE TAI 300 2 0 145 7 101216 260317 D 13650 Jpn CHN BAB BAB 18094
13835 0500 0730 44NE TAI 300 2 0 145 7 101216 260317 D 13650 Jpn CHN BAB BAB 18101

HFCC登録数
November 28 4204
December 6 4211
December 13 4215
December 15 4201

毎週水曜日1530-1630に出ている9650kHzの생명의 강 방송はB16も引き続き毎週放送されている。12月に入ってからは特に協力で受信状態は良好である。
  
Posted by Hiroshi at 22:58Comments(0)受信機

2016年12月15日

12月14日ふるさとの風

1300代の「イルボネパラム」「ふるさとの風」、どちらも台湾送信、弱いながらも何とか聞こえている。朝鮮語今週の一曲は、たまの「さよなら人類」である。昨年8月にも登場しているがよく意味の分からない歌詞である。日本語は1973年のヒット曲海援隊の「母に捧げるバラード」、2015年3月に初登場している。
1357番組終了後、9950kHzはまた朝鮮語の開始部分が出てきたがすぐに停波した。9940kHzは依然としてCNR1ジャミング放送の垂れ流しが続いている。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、中国語の混信は弱く、水曜日の朝鮮語放送がよく聞こえている。昨日に継いでジャミングは聞こえない。後半1330も朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は5910kHz、この時間もジャミングは聞こえない。しおかぜの開始アナウンスに続き先週1330に放送された日本政府制作の「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信の9560kHzは弱いながらも何とか聞こえている。パラオの9960kHzは良好である。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからの新しいメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、このあたりから9560kHzは強くなってきた。いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。この番組は2016年4月15日、24日、5月3日、12日、6月8日、17日、26日、7月5日、14日、23日、8月1日、10日、28日、9月6日、15日、24日、10月3日、12日、21日、30日、11月8日、26日、12月5日と同じ内容である。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年12月14日

12月13日「しおかぜ」

13日1300の「しおかぜ」は6145kHz、ジャミングは無い、聞こえない。若干の混信があるものの珍しく受信状態は良好である。火曜日は日本語放送で、失踪者家族からの肉声によるメッセージが出ている。
1985年失踪の秋田美輪さんへ、お父さんの正一郎さん、お母さんの嶺子さんからのメッセージ。
1989年失踪の山下貢さんへ、お母さんのきよ子さんからのメッセージ。
1997年失踪の宮内和也さんへ、お父さんの和見さんからのメッセージ。
2002年失踪の和田佑介さんへ、お母さんのとも子さん、妹さんのとし子さん、しょう子さんからのメッセージ。
1973年失踪の益田ひろみさんへ、お母さんのシゲ子さんからのメッセージ。(お母さんは2015年6月29日、91歳で亡くなられています。)
1984年失踪の山本美保さんへ、妹さんの美砂さん、お母さんの文子さんからのメッセージ。
1325:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている、後半1330からも引き続き、拉致および拉致の可能性のある方への、肉声によるメッセージが出ている。
1960年失踪の巽 敏一さんへ、お姉さんの直江さん、妹さんの昭子さんから、弟さんのかおるさんからのメッセージ。
1971年失踪の園田 一さん、敏子さんへ、娘さん 前山利恵子さんからのメッセージ。
1977年拉致された市川修一さんへ、お兄さんの健一さん、お母さんのとみさんからのメッセージ。
1998年失踪の松井綾子さんへ、お母さんの智子さん、お父さんの昭さんからのメッセージ。
1985年失踪の今津純子さんへ、お父さんの守人さん、叔母さんのしずこさんからのメッセージ。
1981年失踪の安達俊之さんへ、お母さんさんの道子さんからのメッセージ。
1981年失踪の長尾直子さんへ、お母さんのケイ子さんからのメッセージ。
以上の方々の声が放送された、1355:35にも「日本政府からのメッセージ」が放送されている。この番組は、2014年6月4日、7月30日、10月8日、12月3日、2015年2月18日、4月15日、6月10日、8月5日、10月6日、11月17日、2016年1月12日、2月23日、5月17日、6月28日、8月9日、9月20日、11月1日と6週ごとの再放送で「日本政府からのメッセージ」を含めすべて同じ内容である。 ↑ これは2015年8月5日の受信音。
1405の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは無い、八俣からの信号も強く受信状態は良好である。この時間は毎日同じ番組で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信は両波とも弱い、特に9950kHzは完全にスキップ状態。9465kHzは時々強くなりほぼ聞き取り可能な状態である。ジャミングは9455kHzを中心に出ていたが1310には消えてしまった。
昨日から一部新しい内容の番組、拉致問題インフォメーションは11月30日国連安保理総会で安保理決議第2321号が採択された。これに対する内閣府のステートメントが出ている。
ニュース解説は「11月30日朴槿恵大統領に対する弾劾の可決」について。
拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&Aを紹介している。
朝鮮語今週の一曲は、たまの「さよなら人類」である。昨年8月にも登場しているがよく意味の分からない歌詞である。日本語は1973年のヒット曲海援隊の「母に捧げるバラード」、2015年3月に初登場している。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾からの9560kHzは聞こえない。パラオの9960kHzは強力である。
懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2016年2月24日収録の新しいものに差し替えられている。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「結婚しようよ」、これは2015年5月以来の登場となった。
最後の周波数アナウンスは再放送のため以前のまま、台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送の9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナは無い。この番組は2016年12月4日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年12月13日

12月12日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信は昨日のような強さはどこへやら。完全にスキップ状態である。時々わずかに浮かんでくる程度で内容の把握ができない。
12日月曜日はこのあと1430も同じ番組が出ている。9560kHzはスキップ、9960kHzは強力である。
拉致問題インフォメーションは11月30日国連安保理総会で安保理決議第2321号が採択された。これに対する内閣府のステートメントが出ている。
ニュース解説は「11月30日朴槿恵大統領に対する弾劾の可決」について。
拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&Aを紹介している。これはすでに2015年3月、10月、2016年4月にも放送されている。
§ どうなれば、拉致問題が解決したといえるのでしょうか?
拉致問題の解決には、以下に三つを実現する必要があります。
まずは、全ての拉致被害者の安全を確保し、すぐに帰国させること。
そして、北朝鮮が、拉致被害の真相を明らかにすること。
さらに、北朝鮮が、拉致を実行した者を日本に引き渡すことです。
§ 拉致問題解決のために、日本政府はどのようなことをしているのでしょうか?
我が国は、北朝鮮に対して拉致問題の解決に向けて行動するよう強く要求してきており、例えば、北朝鮮との間の輸出入を禁止するなど、北朝鮮に対して様々な圧力を加えています。
また二国間会談や国際会議の機会を利用し、各国に対し、理解と協力を求めてきています。
このほか拉致被害者に関する情報収集や、拉致の可能性を排除できない方々の捜査・調査を行っています。
§ 日本政府は、拉致問題を解決するために、北朝鮮に経済協力を行う考えでしょうか?
政府は、拉致問題の解決と引き換えに北朝鮮に対して支援を行うという考えは一切ありません。
一方で。日朝間の最大の懸案である拉致問題をはじめとする諸懸案が解決し、日朝国交正常化が実現すれば、日朝平壌宣言に則り、北朝鮮への経済協力が実施されることになります。
§ 拉致問題を国際社会はどのように見ているのでしょうか?
日本を含め北朝鮮による拉致事件の被害者がいる国は14か国に及ぶという指摘もあります。
また拉致問題は、被害者がいる国、いない国を問わず、国際的に追及すべき人権問題です。
このため国際社会は、北朝鮮に対し、拉致問題の早急な解決を要求しています。
国連総会本会議では、2014年12月、10年連続10回目の北朝鮮人権状況決議が採択されました。
さらに、国連の人権理事会では、2014年3月。北朝鮮の人権状況に関する「調査委員会」の報告書の内容を踏まえた決議が採択されました。
このように、日本政府の働きかけもあり、北朝鮮への圧力は国際社会においても確実に強まっています。

今週の一曲は1973年のヒット曲海援隊の「母に捧げるバラード」、2015年3月に初登場している。

1300の「しおかぜ」は6145kHZ、強烈なジャミングの中、中国語放送が聞こえている。後半1330は朝鮮語で、いずれも失踪者の氏名が読み上げられている。受信状態は概ね良好である。
1405の「しおかぜ」は5910kHz、今日はジャミングがない、聞こえない。この時間は先週12月5日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。受信状態は良好である。

  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年12月12日

12月11日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6145kHz、ジャミングの中八俣からの電波も強力である。日曜日は朝鮮語放送から、後半1330は日本語放送である。受信状態は良好である。いつもの中波放送開始のアナウンスの後、去る11月25日に実施された鹿児島県薩摩半島西岸特別検証報告が出ている。
続いて「朝鮮人民軍」についての解説。最近は食料も十分配られていないという情報がある。1352:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送はいずれも台湾送信、11日は強力に入感している。ところが1300の9950kHzは朝鮮語、9465kHzは「ふるさとの風」が出てきた。しかし誤送出に気付いたようで、1319に朝鮮語の頭から出てきた。同じ台湾でも送信サイトが違うことは確かだが、ソースまで別々に出していることになる。当然9465kHzは尻切れ、1330に9705kHzへQSY、「ふるさとの風」が出てきた。スキップすることなくよく聞こえている。
11日はこのあと1430も同じ番組が出てきた。これは8日ごとのローテーションで放送されている。台湾送信の9560kHz、パラオンp9960kHz共によく聞こえている。12月10日土曜日の「国際シンポジウム」と「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録の生中継の放送時間と短波周波数がアナウンスされている。
拉致問題インフォメーションは11月16日国連総会第3委員会にて12年連続12回目の北朝鮮人権状況決議がコンセンサス採択されたことによる、外務大臣談話が出ている。
11月16日ニューヨークで開催中の国連総会第3委員会において,我が国及びEUが共同提出した北朝鮮人権状況決議がコンセンサス採択されたことを高く評価します。
 本年の決議は,2014年2月に公表された「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会」の最終報告書の内容を反映させた昨年の国連総会決議を基に,北朝鮮の組織的かつ広範で深刻な人権侵害を非難し,北朝鮮に対し,拉致被害者の即時帰国等により,全ての人権侵害を終わらせるための措置を早急にとることを要求しています。また,北朝鮮による核・ミサイル開発への資源投入が,人権・人道状況に与える影響への深刻な懸念についても表明しています。さらに,国連安全保障理事会に対し,北朝鮮の事態の国際刑事裁判所(ICC)への付託や人権侵害に対する制裁の更なる検討等を通じ,適切な行動をとることを促しています。
 本年の決議が,コンセンサス採択されたことは,拉致問題を始めとする,北朝鮮の人権侵害についての国際社会の強い懸念の表れです。我が国は,拉致問題の早期解決を含めた北朝鮮の人権状況の改善を強く期待するとともに,国際社会とも協力して,北朝鮮に対し具体的な行動をとるよう引き続き強く求めていく考えです。

ニュース解説は「国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議案」について。
拉致問題解説は日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致」から、拉致問題Q&Aの紹介。これは2015年3月、10月、2016年3月にも放送されている。
§ 日本人拉致被害者は何人いるのでしょうか?
政府が、北朝鮮による拉致被害者として認定したのは17名です。このうち5名は、すでに帰国を果たしましたが。残りの12名については帰国できていないままです。
またこのほかにも、行方不明の日本人のうち、拉致の可能性を排除できない方々も多くおられ、政府は認定の有無にかかわらずすべての拉致被害者を一刻も早く帰国させるように、強く求めています。
§ 北朝鮮は拉致を認めたのに、どうしてまだ帰国できない人がいるのでしょうか?
拉致被害者が日本に帰国することにより、スパイ活動など、北朝鮮にとって不都合なことが明らかになるのを恐れているためと考えられています。
例えば、金賢姫(キムヒョンヒ)北朝鮮元工作員は、1987年11月、日本人に成りすまして韓国の航空機を爆破しました。金賢姫元工作員は、拉致被害者田口八重子さんから日本語の教育を受けたと証言しています。しかし、北朝鮮はこの事件への関与を未だに認めておらず、事実が明らかになることを恐れて田口さんを帰国させないといわれています。
§ どうなれば、拉致問題が解決したといえるのでしょうか?
拉致問題の解決には、以下に三つを実現する必要があります。
まずは、全ての拉致被害者の安全を確保し、すぐに帰国させること。
そして、北朝鮮が、拉致被害の真相を明らかにすること。
さらに、北朝鮮が、拉致を実行した者を日本に引き渡すこと。

今週の一曲朝鮮語は高野寛の「虹の都へ」が出ている、昨年5月と今年3月にも登場している。日本語は南こうせつ「国境の風」、約2年ぶりの登場である。

1405の「しおかぜ」は5910kHz、ノイズジャミングが出ているが八俣の電波はそれ以上に強力である。受信状態は良好である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年12月10日

12月10日ふるさとの風

国際シンポジウムと公開収録は終始良好な受信ができ、番組が押して中継は尻切れになった。解決することのない拉致事件だが、風化をこれ以上進行させないためにもこうした行事は必要なのかもしれない。事件を解決させたくない黒いネズミを退治するためにも。

10日1300の「イルボネパラム」は9465と9950kHz、両波とも台湾送信でスキップもなくよく聞こえている。後半1330の「ふるさとの風」は9705と9950kHz、この時間もまだ強力である。日本語放送がよく聞こえている。今週の一曲朝鮮語は高野寛の「虹の都へ」が出ている、昨年5月と今年3月にも登場している。日本語は南こうせつ「国境の風」、約2年ぶりの登場である。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、パルスジャミングが強く受信状態は悪い。日本語が出ているが内容の聞き取りは不可能。後半1330は朝鮮語が出ている。
1405の5910kHzもノイズジャミングが強い、全く聞こえない。終盤若干ジャミングが弱くなり日本語放送が聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波とも弱いがかろうじて聞き取り可能である。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2016年2月7日に政府拉致問題対策本部、東京都の共催により開催された、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージは2016年2月に収録されたメッセージ、地元の民謡を歌っている。最後に2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」である。この番組は2016年4月20日、29日、5月8日、17日、26日、6月4日、13日、22日、7月10日、19日、28日、8月6日、15日、24日、9月2日、11日、20日、10月8日、17日、26日、11月4日、13日、22日、12月1日と同じ内容である。
  more
Posted by Hiroshi at 23:32Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年12月10日

ふるさとの風in東京 生中継

12月10日、先ほどの「国際シンポジウム」に続き北朝鮮向け短波放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録in東京 
~希望の光、届け海を越えて!~ が始まった。15740kHzの番組が押したので、9550kHzでのライブ中継は若干遅く0845からの予定。
9550kHzはすでに0751から電波を出しておりビバルディーの曲を流している。この時間まだ台湾からの電波も強力である。

■タイトル 北朝鮮向け短波放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録in東京 

~希望の光、届け海を越えて!~

主 催  内閣官房拉致問題対策本部事務局・特定失踪者問題調査会
日 時  平成28年12月10日(土)
場 所  イイノホール 東京都千代田区内幸町2-1-1飯野ビル4F
時 間  17:00~19:00(開場16:30)
入 場  無料(事前登録不要)何方でも参加出来ます。
司 会  側田やよい(ふるさとの風アナウンサー)
     葛城奈海(しおかぜアナウンサー)
     村尾建兒(しおかぜプロデューサー/特定失踪者問題調査会専務理事)
内 容  北朝鮮向けラジオ放送とはどんな物なのか?
     加藤勝信拉致問題担当大臣ビデオメッセージ
     小池百合子東京都知事ビデオメッセージ
     拉致被害者救出を願うコンサート(アーティスト)
      警察音楽隊の皆さん
      あなたを忘れないを歌う会
      フミヱイツさん「八重波」
      サネヨシさん 「愛しき子よ」
      sayaさん   「時を越えた恋文(ラブレター)
      宇佐美由美子さん「無事を祈りて」

予告通り0845から「ふるさとの風」が始まった。受信状態は良好である。
0959に「あなたを忘れない」
1. 風は波を誘(いざな)い
 波は奇せては返し
 今日の希(ねが)いを 彼方ヘと運ぶ
 懐かしい山並み 光るせせらぎ
 語り明かした あの橋のたもと
 ひとつひとつが あの日のままで
 思い出の辻に 今も佇(たたず)む

 あなたが 故郷(ふるさと)を
 忘れていないように
 私たちも あなたを 片時も忘れない
 だから耐えて 強く生き抜いて
 きっと、きっと救け出すから
 だから どうか 強<生き抜いて
 きっと きっと救け出すから

2. あの日見せた微笑み
 今もなお甦る
 今日もあなたの面影が浮かぶ
 口喧嘩してすぐ 笑い転げて
 ともに帰った夕焼けの道
 いつか叶える 夢があるよと
 あの日交わした 笑顔と言葉

 あなたが その胸に
 幾度か描いた夢
 叶えるため 明日も 夢を諦めない
 海を越えて 届けこの希(ねが)い
 きっと、きっと救け出すよと
 叫ぶ声を どうか聞き届けて
 きっと きっと救け出すから

1005にフミヱイツさんからのメッセージ、続いて「八重波」
1016からサネヨシさん 「愛しき子よ」
1023sayaさんのメッセージと「時を越えたラブレター」、この歌の終了後1030:45に突然停波、ここでも番組が伸びたのか知り切れ、1033に宇佐美由美子さん「無事を祈りて」の途中から再開したが10秒ほどで無変調に1036:45停波した。後味の悪い中継となった。

  
Posted by Hiroshi at 17:20Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年12月10日

12月10日国際シンポジウム生中継

予定通り0500から短波放送でも生中継が始まった。13835と15740kHzで両波とも同じ番組である。朝鮮語訳は出ていない。台湾送信で15740kHzが2秒ほど遅れて出ている。これは1300代の放送と同じパターンである。
13835kHzが若干弱くS9+10dBほど、15740kHzはS9+30dBである。

朝鮮語訳は0517から15740kHzで出てきた。



毎年のことだが、シンポジウムが伸び、0715まで続いた。15分間の休憩の音楽を挟んで13835kHzは0730に終了。以降は朝鮮語同時通訳付きの15740kHz一波が出ている。
0730から第二部として「ふるさとの風ミニコンサート」が始まった。あなたを忘れないを歌う会による歌が出ている。
予定時刻をオーバーし0750終了、このあと0845から公開収録を始めると予告。収支短波の受信状態は良好であった。アナウンスでは北朝鮮向け短波放送のほか、VOAとRFAでも放送と言っていたが、もちろん中継はしていない。
  
Posted by Hiroshi at 14:14Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年12月10日

12月9日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム朝鮮語放送は9465と9950kHz、久々両波とも聞こえている。9950kHzは1317までAIRが出ていた。この時間帯9940kHzでCNR1が出ているが、これはジャミング放送の垂れ流しである。ここに出ていたRFAはすでに11月12日に9315kHzへ移動している。
後半1330「ふるさとの風」は9950と9705kHz、この時間もまだ強力である。番組は朝鮮語と同じ内容である。まず冒頭に毎年12月10日から16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」、これにちなみ今年も日本政府主催国際シンポジウム「拉致問題をはじめとする北朝鮮の人権侵害に対する責任追及のための国際連携~一日も早い拉致被害者の救出にむけて~」開催の案内が出ている。
12月10日の土曜日は日本政府主催の恒例行事「国際シンポジウム」と「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が行われる。この模様は短波放送でも生中継される。今回は日本語のほか朝鮮語でも同時放送される。
2016年12月10日 「国際シンポジウム」
0500-0700 13835kHz Japanese
0500-0700 15740kHz Korean
「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録
0800-1000 9550kHz
拉致問題インフォメーションは11月16日国連総会第3委員会にて12年連続12回目の北朝鮮人権状況決議がコンセンサス採択されたことによる、外務大臣談話から。
ニュース解説は「国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議」について。
拉致問題解説は日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致」から、拉致問題Q&Aの紹介。これは2015年3月、10月、2016年3月にも放送されている。
今週の一曲朝鮮語は高野寛の「虹の都へ」が出ている、昨年5月と今年3月にも登場している。日本語は南こうせつ「国境の風」、約2年ぶりの登場である。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、今日は八俣送信が優勢である。ジャミングと中国語を抑えて強力に入感している。金曜日は一時間朝鮮語放送が出ている。
1405の「しおかぜ」は5910kHz、八俣からの信号はいつもより強い、ジャミングは弱くほぼ聞き取り可能である。この時間は毎日同じ番組で、先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信はかなり弱くなってしまった。パラオ送信は強力に聞こえている。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2016年3月福岡西鉄ホールで開催されたふるさとの風公開収録したメッセージ。続いて平野フミ子さんから2015年9月東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。18年たってもたった8人しか帰国していないと深刻な訴えである。同じく2015年8月日本政府収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年4月28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日、21日、30日、7月27日、8月5日、14日、23日、9月1日、10日、19日、28日、10月16日、25日、11月3日、12日、21日、30日と同じ内容である。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年12月09日

12月8日ふるさとの風

8日1300代の放送はすべてNG、台湾送信は完全にスキップしている。6145kHz八俣送信も聞こえない。同波の中国語につぶされている。

1405の「しおかぜ」5910kHzはかろうじて聞こえるが、ジャミングがかなり強い。時々ノイズに埋もれてしまう。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

12月10日の土曜日は今年も日本政府主催の恒例行事「国際シンポジウム」と「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が行われる。この模様は短波放送でも生中継される。今回は日本語のほか朝鮮語でも同時放送される。
2016年12月10日 「国際シンポジウム」
0500-0700 13835kHz Japanese
0500-0700 15740kHz Korean

「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録
0800-1000 9550kHz
昨年同様、パラオと台湾からの中継と思われる。

1430の「ふるさとの風」は9560とパラオ送信は9965kHzに出てきた。5kHz上である。久々両波とも強力である。1432に9960kHzへ移動したが音質が悪い。懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2016年2月収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は最後の周波数アナウンスを除き2016年4月18日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日、29日、7月8日、8月4日、13日、22日、31日、9月9日、18日、27日、10月6日、11月2日、11日、20日、29日と同じ内容である。
  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze