2016年12月09日

12月8日ふるさとの風

8日1300代の放送はすべてNG、台湾送信は完全にスキップしている。6145kHz八俣送信も聞こえない。同波の中国語につぶされている。

1405の「しおかぜ」5910kHzはかろうじて聞こえるが、ジャミングがかなり強い。時々ノイズに埋もれてしまう。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

12月10日の土曜日は今年も日本政府主催の恒例行事「国際シンポジウム」と「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が行われる。この模様は短波放送でも生中継される。今回は日本語のほか朝鮮語でも同時放送される。
2016年12月10日 「国際シンポジウム」
0500-0700 13835kHz Japanese
0500-0700 15740kHz Korean

「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録
0800-1000 9550kHz
昨年同様、パラオと台湾からの中継と思われる。

1430の「ふるさとの風」は9560とパラオ送信は9965kHzに出てきた。5kHz上である。久々両波とも強力である。1432に9960kHzへ移動したが音質が悪い。懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2016年2月収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は最後の周波数アナウンスを除き2016年4月18日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日、29日、7月8日、8月4日、13日、22日、31日、9月9日、18日、27日、10月6日、11月2日、11日、20日、29日と同じ内容である。
1500代の朝鮮語放送、いずれも台湾送信波は聞こえない。スキップ状態である。パラオ送信は良く聞こえている。

1600の「しおかぜ」は6180kHz、ジャミングは出ているが弱く影響はない。八俣の信号もそれほど強くはないが混信が少なく聞き取り可能である。英語放送が出ている。同時刻6185kHzはRTIの英語放送がほぼ同じレベルで入感している。
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