2016年12月22日

12月21日ふるさとの風

21日冬至の31mbはほぼ全滅である。1300の台湾送信は全く聞こえない。わずかに9465kHzが浮いてきたときに聞こえるのみである。
後半1330の9705kHzはさらに悪く9950kHz同様全く聞こえない。9735kHzのRTIも入感なし。

同じく1300の「しおかぜ」は6145kHz、ジャミングは全く聞こえない、中国語のほうが強く、時々朝鮮語が聞こえる程度。朝鮮半島からの電波は完全にスキップしているが、中国大陸からの電波は強力である。水曜日は前半後半とも朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は5935kHzここも中国語が強い。「しおかぜ」の放送だけなぜ中国局と同じ周波数へ持ってくるのか、八俣送信所の体質が見えてくる。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾からの9560kHzは全く聞こえない。パラオの9960kHzも弱い。 懐かしい日本の歌「春の歌」で始まった。拉致問題開設は有本恵子さんの事案について。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージ。続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、この番組は2016年4月21日、5月1日、10日、19日、28日、6月6日、24日、7月3日、12日、21日、30日、8月8日、17日、26日、9月22日、10月1日、10日、19日、28日、11月6日、15日、24日と同じ内容である。
  
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2016年12月21日

12月20日「しおかぜ」

1300代の「イルボネパラム」「ふるさとの風」は全く入感足。台湾からの電波は完全にスキップしている。特に9950kHzはキャリアーの存在も分からない。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、この時間の周波数は変更されなかった。中国語の混信が強く受信状態は悪い。20日火曜日は、日本語放送で、失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんから、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのメッセージ、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹さんの阿部順子さんから、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんから、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙

1325:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている、後半1330からも日本語放送で、引き続き失踪者家族の手紙の一部が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんから、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんから、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんから

以上の方々からの手紙が読まれた。1355:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている、この番組は2014年6月11日、7月9日、8月6日、9月3日、10月15日、11月12日、12月10日、2015年1月14日、2月11日、3月11日、4月8日、5月6日、6月3日、7月1日、29日、9月2日、30日、11月3日、12月15日、2016年1月19日、3月1日、4月12日、5月24日、7月5日、8月16日、9月27日、11月8日とメッセージ内の周波数アナウンスを含め全て同じ内容である。

1405の「しおかぜ」は昨日から周波数が変更された。また中国語の中へ自爆してしまった。昨日同様若干八俣の方が強いようだ。ジャミングは5910kHzへ垂れ流しである。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。混信のなかった周波数からわざわざ西蔵放送にぶつける意図は何なのか、八俣送信所の「しおかぜ」いじめが続いている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信は全く聞こえない。パラオ送信はまあそれなりに。20日火曜日はこの時間も1330と同じ番組が出てきた。
拉致問題インフォメーションは12月5日参議院「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」における加藤大臣の発言から。
ニュース解説は「南北間の経済格差拡大」について。ふるさとの声は3月18日に開催した共同公開収録から、増元るみ子さんの姉平野フミ子さんのメッセージが出ている。
今週の一曲は1970年のヒット曲アリスの「冬の稲妻」、今年2月にも登場、過去何回も耳にする曲である。


  
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2016年12月20日

「しおかぜ」周波数変更

既報の通り12月19日に「しおかぜ」の周波数が一部変更されている。
1300の6145kHzは変更なし、依然として「青海放送」と喧嘩を続ける気だ。

続く1405は5910kHzから5935kHzへ移動した。また西蔵の中国語に自爆してしまった。相変わらず嫌がらせをしているのか、「しおかぜ」いじめをしている。

1600の6180kHzは6110kHzへ、この周波数にも西蔵が出ているがこの時間は英語放送である。しかし八俣の電波の方がはるかに強く受信状態は極めて良好である。

Shiokaze, December 19~
1300-1400 6145
1405-1435 5935 (ex.5910)
1600-1700 6110 (ex.6180)
  
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2016年12月20日

12月19日ふるさとの風

一部日刊紙でも報道されたが、来年度からこの北朝鮮向け放送の周波数が追加送信される模様。今年4月から2波体制での放送になりその効果があると判断したようだ。
北朝鮮での受信状態がいくら良くなっても、現体制が続く限り、早い話が、日本にパチンコが存在する限り拉致被害者が帰ることはあり得ない。拉致事件が解決しては困る勢力がある限り、政治家がいる限り、北朝鮮向け放送は拡充するしかないようだ。
19日1300の「イルボネパラム」は9465と9950kHz、9950kHzは聞こえないが9465kHzはかろうじて音になっている。続く1330の「ふるさとの風」も9705kHzが強力に入感している。当然9735kHzのRTI日本語放送もローカル並みに強い。拉致問題インフォメーションは12月5日参議院での加藤大臣の発言から。
「 拉致問題をめぐる現状について御報告申し上げます。
 北朝鮮による拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であると同時に、拉致された方々の貴重な未来、多くの夢を断絶し、家族とのかけがえのない時間を引き裂く、人権・人道上のゆゆしき問題であります。
 北朝鮮が特別調査委員会による調査を開始してから二年以上経過しても、拉致被害者の帰国はおろか、帰国に向けた道筋さえ見えていないことは痛恨の極みであります。
 このような中、北朝鮮は9月に5回目となる核実験を行いました。また、今年に入って20発以上もの弾道ミサイルを発射しています。
 このような暴挙は断じて容認できず、先週、国連安全保障理事会は、北朝鮮に対する制裁措置を格段に強化する安保理決議を採択し、また、我が国は、米国及び韓国とも協調の上、更なる独自の措置を講じることとし、北朝鮮に対する断固たる対応を示したところです。
 拉致問題は安倍内閣の最重要課題であり、政府の責任において最優先で取り組んでいくべき課題であります。政府としては、今後とも対話と圧力、行動対行動の原則を貫き、今般の一連の対北朝鮮措置をてことしながら、対話を通じて、認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の一日も早い帰国につながる具体的な動きを引き出すべく、あらゆる施策を講じていくとの決意で当たってまいります。
 国際社会において北朝鮮の人権状況の改善を求める機運はこれまでになく高まっています。
 国連においては、本年九月、人権理事会の決議に基づき、北朝鮮における人権侵害に係る説明責任の問題に取り組む専門家グループが指名され、日本時間の先月16日には、我が国及びEUが共同提案した北朝鮮人権状況決議が国連総会第三委員会において採択されました。
 本年八月に国連北朝鮮人権状況特別報告者に新たに任命されたトマス・オヘア・キンタナ氏が先月来日しましたが、私は同特別報告者と面会し、問題解決に向けた国連との緊密な連携を確認しました。
 また、米国においては、9月28日、北朝鮮による拉致の疑いのあるデービッド・スネドン氏の失踪に関する下院決議が可決、成立しました。
 今後も、拉致問題の早期解決に向けて、米国や韓国などの関係国との連携を強化するとともに、キンタナ特別報告者及び専門家グループの活動に全面的に協力しながら、国連人権プロセスを活用してまいります。
 私は、こうした観点から、12月1日に国連本部で、日、EU、豪、米、韓が共催した北朝鮮の人権状況に関するパネルディスカッションに日本政府を代表して出席しました。私からは、拉致問題の深刻さや、拉致被害者及びその御家族の高齢化が進む中で、拉致被害者の救出が切迫した課題であることを国際社会に訴えると同時に、全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向け、国連の北朝鮮の人権問題への取組と連携した具体的戦略について議論してまいりました。
 また、潘基文国連事務総長や安保理理事国各国の政府関係者と面会し、拉致問題を含む北朝鮮の人権状況、核、ミサイルといった北朝鮮をめぐる諸懸案の包括的な解決に向けて有意義な意見交換を行ってまいりました。
 拉致問題の解決のためには、日本国民が心を一つにして、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現への強い意思を示すことが肝要であり、拉致問題に関する啓発活動にも力を入れて取り組んでおります。全国各地で集会や映画、舞台芸術を行うとともに、啓発セミナーや授業を行っております。本年十二月の北朝鮮人権侵害問題啓発週間には、政府主催行事を開催する予定です。引き続き、様々な広報啓発活動に取り組んでまいります。
 また、拉致被害者や北朝鮮の人々に対して短波ラジオ放送を配信しております。今年度から、聴取される機会を増やすことを目的として、周波数を倍増させるとともに、送信出力の強化を図ったところです。今後とも、拉致被害者への激励や北朝鮮の人々に向けた情報発信の一層の拡充強化を図ってまいります。
 北朝鮮に残されている拉致被害者の方々の心情や健康状態、そして肉親との再会を切なる思いで待ち続ける御高齢の御家族の心痛を察すると、もはや一刻の猶予も許されません。
 関係各方面の御意見にしっかりと耳を傾けながら、そして御家族とその思いを共有しながら、全ての拉致被害者の即時帰国に向け、全力を尽くしていく所存です。」

ニュース解説は「南北間の経済格差拡大」について。ふるさとの声は3月18日に開催した共同公開収録から、増元るみ子さんの姉平野フミ子さんのメッセージが出ている。
今週の一曲、朝鮮語は五木ひろしの「夜空」、これは初登場かも。日本語放送は1970年のヒット曲アリスの「冬の稲妻」、今年2月にも登場、過去何回も登場している。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、ジャミングは分からないが中国語の混信が激しい。月曜日は拉致被害者失踪者の氏名生年月日の読み上げが出ている。
1405の「しおかぜ」は周波数変更された。また元のチベット放送へ自爆してしまった。ジャミングがない分、多少は聞きやすいかも。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波とも弱いがパラオ送信の9960kHzは聞き取り可能である。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2016年2月7日に政府拉致問題対策本部、東京都の共催により開催された、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージは2016年2月に収録されたメッセージ、地元の民謡を歌っている。最後に2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」である。この番組は2016年4月20日、29日、5月8日、17日、26日、6月4日、13日、22日、7月10日、19日、28日、8月6日、15日、24日、9月2日、11日、20日、10月8日、17日、26日、11月4日、13日、22日、12月1日、10日と同じ内容である。

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2016年12月19日

RFA 7195kHz

長年使われてきたRFA-Koreanの7210kHzが出ていないが、すぐ下の7195kHzに出てきた。記録をチェックしたところ12月16日から出ている。
混信の多い周波数から逃げたのだろうが、これはハムバンドである。IBB関連の放送では決められた放送バンド外に出るのも珍しいことではない。

朝鮮半島向けはRFAとVOA合わせて11時間連続して中波と短波で毎日放送されている。
1100-1200 VOA 1188
1200-1300 VOA 1188, 7235, 9490, 11570
1300-1400 VOA 1188, 7235, 9800, 11570
1400-1500 VOA 1188, 7235, 9800, 11570
1500-1700 RFA 1188, 5885, 7195, 9985
1700-1900 RFA 1188, 5885, 9985
1900-2100 VOA 5875, 9800, 9985
2100-2200 RFA 7460, 9860, 9985

  
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2016年12月19日

12月18日「しおかぜ」

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送と1330の「ふるさとの風」は9464、9705、9950kHzで聞こえている。18日日曜日は台湾送信はスキップもなくまあそれなりに入感している。一週間続いた最後の放送である。
拉致問題インフォメーションは11月30日国連安保理総会で安保理決議第2321号が採択された。これに対する内閣府のステートメントが出ている。
ニュース解説は「11月30日朴槿恵大統領に対する弾劾の可決」について。
拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&Aを紹介している。これはすでに2015年3月、10月、2016年4月にも放送されている。
朝鮮語今週の一曲は、たまの「さよなら人類」である。昨年8月にも登場しているがよく意味の分からない歌詞である。日本語は1973年のヒット曲海援隊の「母に捧げるバラード」、2015年3月に初登場している。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、ジャミングの中八俣からの電波も強く、互角の勝負か。昨日、並びに先週と同じ番組、前半朝鮮語、後半日本語放送である。1352:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1405の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングも強いが八俣の信号も強い。ほぼ100%聞き取り可能である。選手放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信は若干弱い者の良く聞こえている。パラオ送信も強力に聞こえている。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2016年3月福岡西鉄ホールで開催されたふるさとの風公開収録したメッセージ。続いて平野フミ子さんから2015年9月東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。18年たってもたった8人しか帰国していないと深刻な訴えである。同じく2015年8月日本政府収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年4月28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日、21日、30日、7月27日、8月5日、14日、23日、9月1日、10日、19日、28日、10月16日、25日、11月3日、12日、21日、30日、12月9日と同じ内容である。
  
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2016年12月18日

12月17日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」はまだ6145kHzである。ジャミングは弱いが中国語の混信が強い。17日土曜日は日本語放送で冒頭はいつもと同じ中波放送開始のアナウンスが出ている。
この時間はさる11月25日、鹿児島県薩摩半島西岸特別検証報告が出ている。先週と同じ番組である。
 まず久多島に向かう。久多島は吹上浜から10キロ沖合に浮かぶ無人島。高さ29m、周囲1380m。切り立った岩でできている。人の住む場所はおろか平らなところがほとんどない。当初この島に拠点がある可能性も考えたが、今回の検証でその可能性が低いことが分かった。海上からの目標としては絶好なので、このあたりで工作母船と子船の離脱回収が行われたと考えられる。

 なお、前回山口県での検証の折昭和57年(1982)に青海島に上陸したことのある李相哲・元北朝鮮作戦部戦闘員(仮名)に同行してもらった際、李氏は母船子船の離脱回収地点を沖合の相島南方、つまり陸地側だったと証言した。通常考えれば陸地側に停泊すれば目視されやすくて不利なのではないかとも思えるが、実際にはその可能性は低く、それより波が静かな陸地側を選んだのだろう。久多島も周囲を回ってみて陸地側の方が波が静かで停泊させやすいことが分かった。

 久多島に来てみて陸地を展望し、ドローンを用いて上空からの撮影を行った。はっきりと分かったのは吹上浜周辺に目標物が少ないということである。一番はっきりと見えたのが金峰山であり、久多島と金峰山を結ぶ線の上に伊作川の河口がある。そして河口から2キロ程度北にいくと市川さんの自家用車やサンダルが発見された場所になる。

 これらのことから考えると工作船は久多島を目標にやってきて、久多島の周辺で子船を離脱させ、伊作川の河口など、上陸地点に向かったものと思われる。 このような位置関係は、この地域が頻繁な工作員の密出入国に使われたことを推定させるものであり、入る側としては極めて使い勝手が良かったということだろう。目撃証言などが多いことも納得がいく。

 久多島の後、吹上浜に向かう。海上から見てここには海岸と防風林の続いているところであり、目標とできるものがほとんどないことが分かった。久多島から金峰山を目指して進み、海岸に近づいたら発光信号を目標に上陸するということかも知れない。

 それにしても市川さん・増元さんの拉致が本当にここで行われたのだろうか。富山の未遂と同じだとすれば駐車場から海岸の間で拘束され袋に詰められて防風林の中に放置され、夜になってからゴムボートで工作子船に移送されたということになる。一応それで理屈はつくのだが、しかし遺留品の写真などからすると薩摩湖で写真を撮ってから車で移動したとして、海岸に着いた時間はほとんど日没ぎりぎりである。海上から見たときもこの開けた海岸にゴムボートを着けて抵抗する2人を乗せていったのだろうかと感じた。

続いて朝鮮人民軍について、最近は十分な食料が配給されていないという情報がある。多くに人民軍が不満を持っており、このような状況下でとても戦える状況ではない。
後半1330は朝鮮語でほぼ同じような受信状態である。

1405の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは弱い、この時間も毎日同じ番組が出ている。開始アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」

そして終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで」放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」


1430の「ふるさとの風」は9560とパラオ送信9960kHz。1300代の台湾送信はほとんど聞こえなかったが、この時間9560kHzは結構強く入感している。9960kHzは極めて強力である。
懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2016年2月収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は2016年4月18日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日、29日、7月8日、8月4日、13日、22日、31日、9月9日、18日、27日、10月6日、11月2日、11日、20日、29日、12月8日と同じ内容である。
  
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2016年12月17日

12月16日ふるさとの風

16日、金曜日の台湾送信、開始直後は強かったが、5分後には早くもダウン、後半1330の「ふるさとの風」は全く聞こえなくなってしまった。9735kHzにRTI日本語放送もスキップしている。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、16日は中国語は強く、かろうじてバックで朝鮮語がショボショボ。6135kHzのスーパージャミングが巾を利かせている。この周波数に変更して一ヶ月になるが、次はいつ変えるのだろう。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzの台湾送信と9960kHzパラオ送信の2波、9560kHzはスキップ状態、ほとんど聞こえない。9960kHzは極めて強力である。
懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、2013年11月以来の登場。この番組は最後の周波数アナウンスを除き、2016年4月15日、17日、26日、5月14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月7日、16日、25日、8月12日、30日、9月8日、17日、26日、10月5日、14日、11月10日、19日、28日、12月7日と同じ内容である。
  
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2016年12月16日

WRTH2017

今年はちょっと早めに届いた。今年のレビュー記事は、IC-7300やRDR55Dなど、ALA1530LNPも紹介されている。
短波放送が縮小傾向にある中、中国だけは旧態依然として最大規模の放送を続けている。これにジャミング用の放送を加えたら、短波帯に出ているほとんどが中国大陸からの電波である。

Radio Sannaの11860kHzはサウジアラビアから送信されているが、イエメンではなく、その他の放送にリストされている。

  
Posted by Hiroshi at 12:45Comments(0)受信機

2016年12月16日

12月15日「しおかぜ」

15日の9950、9465、9705kHzは弱いながらもかろうじて聞こえている。これら台湾送信の各波にはジャミングが確認できない。1300朝鮮語、1330日本語放送が出ている。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、このところ中国語が弱い。八俣からの信号は強く受信状態は概ね良好である。ジャミングは1402に出てきたが極めて弱い、全く影響はない。木曜日は英語放送が出ている。
1405の「しおかぜ」は5910kHz、ここもノイズジャミングが出ているが、大きな影響はない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHz台湾送信と9960kHzのパラオ送信である。この時間、台湾送信も強力でパラオ並みに聞こえている。 懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まっている、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月のお兄さん石岡章さんからの肉声によるメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2016年4月16日、25日、5月4日、22日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日、20日、29日、9月7日、16日、25日、10月13日、22日、31日、11月18日、27日、12月6日と同じ内容である。
  
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