2015年06月28日

セルビア国際放送廃止?

すでに4月にも書いたが、旧ユーゴスラビア、「セルビア国際放送」が短波放送を中止している。ユーゴスラビア時代はよく聞こえていた放送だが、分裂国家になってからはほとんど聞こえなくなってしまった。
6100kHzで細々と続いていた放送も6月23日が最後で、その後は放送されていないようだ。

短波放送は中止となったが、衛星ラジオ放送、インターネット放送は続けられている。中国語「塞尔维亚国际广播电台」の短波はすでにA15当初から出ていない。

28日に受信したところ、6100kHzは1830の英語、1900スペイン語の出ていることが確認できた。

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2015年06月22日

BBC南極向け放送実施

真冬の南極基地に向けた恒例の特別放送が行われた。日本では全く聞こえなかった。そこでヨーロッパで受信してみた。イギリス送信の5985と9590kHzはローカル並の強さ、5905kHzはUAE送信、これはかなり弱かった。日本ではこの5905kHzがかろうじて聞こえたのみ。この3波だけが使われた。

隊員家族などからの肉声メッセージが放送されていた。
  
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2015年06月21日

Voice of Greece再開

2年前に破たんしたギリシャ国営放送、その後も細々と短波放送も続けてきたが、海外向けの番組で出てこなかった。およそ2年ぶり、6月12日から9420と9935kHzで"Voice of Greece"のアナウンスも出るようになった。今年1月に就任したアレクシス・ツィプラス政権はERT(ギリシャ語ではEPT)再開に熱意を見せていた。このほど以前のスタッフなどを集めERTの再開にこぎつけた。テレビとともに短波ラジオ放送Η Φωνή της Ελλάδας (The Voice of Greece)も継続され、ストリーミングも聞くことができる。
もともと24時間放送だが、0257ごろから英語とギリシャ語でIDを出して0300にギリシャ国歌で始まっている。まだ番組はほとんどギリシャ音楽のみ。

  
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2015年06月19日

Voice of Turkey

トルコの声は番組の切れ目に各国語のIDを出している時間がある。現在短波、衛星放送含め40近くの言語で毎日放送している。アナウンスされている言語はトルコ語、英語に続き、最後またトルコ語が出ている。37種類?の言語がアナウンスされているようだが、何語なのかわからないのもいくつか。

日本語は1030からTRT Worldのチャンネルで聞くことができる。ストリーミング放送ではISと衛星周波数のアナウンスを聞くことができる。
このチャンネルで聞こえる言語を調べてみた。短波の周波数はその時間衛星ラジオと同時に出ている。

TRT VOT WORLD
0000 Chinese
0100 Spanish 9870, 9770
0200 Malay
0300 English 9515, 6165
0400 French
0500 Persian
0600 Kazakh
0630 Uzbek
0700 Albanian
0800 Croatian
0830 Kazakh
0900 Romanian
0930 Kyrgyz
1000 Hungaria
1030 Japanese
1130 German 13760
1230 English 15450
1330 Kazakh 11880
1400 Arabic 17770, 9540
1500 Persian 9765
1630 Spanish 11930,
1730 German
1830 English
1930 Uzbek
2030 English 7205
2130 Portuguese
2200 English 9830
2300 German 9830

  
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2015年06月18日

BBC南極向け特別放送

毎年真冬の南極観測基地に向けて、BBCから特別放送が行われている。今年も6月21日2130-2200に4波の使用が予定されている。日本では夏至の日早朝の放送である。

これに先立ち、6月19日2145から15分間テスト送信が予定されている。21日と同じ周波数が使われる。

June 21, 2015 2130-2200 British Antarctic Survey Annual Midwinter broadcast
5905 kHz, Dhabayya, 203 degrees
5985 kHz, Woofferton, 184 degrees
7425 kHz, Ascension, 207 degrees
9590 kHz, Woofferton, 182 degrees

そんな中UFOが見つかった、いや単なるクレバスだと珍しい写真が公開されている

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2015年06月09日

IBB via Media Broadcast中止

R.Libertyが11815kHzで1日から強力に聞こえている。1600から出ているコーカサス向けの各言語が出ている。13700kHzからの変更だが、今まで以上によく聞こえている。
DXLDなどによれば、MBRからのIBB関連の送信がすべてイギリスなどの送信に移ったとある。ドイツNauenから出ていたVOAなどがBabcockからの送信に変更された。

Nauenからの送信はまだ続いているのだろうが、すべて宗教局ばかりになった。

11510kHzのクルド語放送、時間によっては結構強く聞こえる。連続15時間出ているが時間によって送信所が変わるらしい。日本で聞いていてはよくわからないが、ローカルで受信すると違いがよくわかるらしい。
開始の0300から0500まではフランスから一番音質がいいらしい。
0⃣500-1300の送信は一番長くモルドバから、若干音質が悪いらしい。
1300-1700はブルガリア送信、ここの特徴は上下20kHzにお化けが出ている。また高調波も強い。
1700-1900は最初と同じフランス送信である。

IBBの送信サイト変更は6月9日付けのHFCCリストで更新されている。
  
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2015年06月04日

Famagusta Gazette Radio

キプロスからのニュース専門局、EU News Networkは6月1日から名称をFG Radioと変更してこれまで通り15分間の英語ニュースを出している。
WRMIなど数多く出ているが文字通りヨーロッパ・北米向けのためあまり受信状態は良くない。1800の13600kHzや1845の5900kHzなどが聞こえている。



DXLDにイギリスで21445kHzのCRIについての報告がある。CRIの中国語に間違いはないが、当然基本波ではない。1300-1357にしか聞こえないはずだが、ヨーロッパ向けに500kW送信で強力な電波が出ている。
17650kHzはフランス語、13855kHzは中国語が出ている、当然フランス語はエネルギーが4分の1になるので注意しないと聞こえない。
17650×2-13855=21445

  
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2015年06月01日

R.Spaceshuttle International

日曜日だけ放送の海賊放送局Radio Spaceshuttle International、先週まで13800kHzで聞こえていたが、31日は急きょ13600kHzに変更、しかも一時間早く出すという。

しかしこの周波数1800-2000は毎日同じブルガリア送信でTOMが出ている。31日も予定通り英語放送が始まった。そして1900になんと海賊ではなくKBSのドイツ語が出てきた。5900kHzとパラである。これも送出するソースを間違えたようだ。途中で切り替わることもなく2000までKBSドイツ語が出ていた。
  
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2015年05月27日

BBC World Service

平日23時間、土日は22時間放送のBBCWS、一部の時間日替わり周波数で放送しているがその効果たるやてきめんである。ノイズジャミングは従来の周波数に出したままで、それ以外はクリアーに聞こえている。

また周波数変更も時々行われている。5月に入ってからも11日、14日、20日に一部の周波数が変更されている。0100-0300の15MHz帯が15日から日替わりになった。さらにその一部が20日から15750kHzが15405kHzに変更されている。

以下、5月20日から27日までにチェックしたBBC英語放送の周波数。17790kHzDRMも弱いながらも出ているが、音声の復調はなかなか。

May 20-27 BBC World Service
1000-1100 21660
1000-1200 6195, 9740, 15510,
1.3..6. 17790
.2.45.. 17830
......7 17760
1200-1300 11750
1200-1400 6195, 9740,
1...... 5875
.2.4..7 5810
..3.56. 5830
1300-1400 15310, 17790
1400-1500 5845drm, 11890, 15310
1500-1600 5845drm, 7465, 9410, 11675, 11890, 12095, 15420
1600-1700 3255, 5845drm, 6190, 7375, 7465, 9410, 11890, 12095, 15420, 17640, 17830
1700-1800 3255, 5845drm, 6190, 6195, 7375, 7445, 9410, 15400, 17780, 17830
1800-1900 3255, 6190, 6195, 7375, 7445, 9410, 11810, 13660, 15400
1900-2000 3255, 6190, 7445, 9410, 11810, 13660, 15400
2000-2100 9915, 11810, 12095
2100-2200(M.-F.) 9915, 11810, 12095
2200-2300 3915, 5875, 5890, 5905, 6195, 7485, 9740, 9890
2300-2400 5875, 5895, 6195, 9540, 9740, 9890, 11850, 12010
0000-0100 6005, 9755, 12095
0100-0300 12095,
1.34... 15405 (ex.15750)
.....67 15310
.2..5.. 15660
0300-0400 9440, 12095
0400-0500 7360, 12095, 13660, 15420
0500-0600 3255, 3955drm, 5875, 6005, 6190, 7445, 11945, 15420
0600-0700 3255, 6190, 7445, 9410, 12095, 13580, 15105
0700-0800 11770, 12095, 13660, 17830
0800-0900 17790drm

  
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2015年05月23日

Voice of Tibet

こちらは「諾威西蔵之声」、15MHzのコンディションも良くクリアーに聞こえている。半端な周波数が功を制してジャミング放送の影響はあまりない。5月22日の周波数をチェックした。

Voice of Tibet, May 22
Chinese
1200-1207 15543
1207-1230 15537
1300-1305 15537
1305-1337 15543
1337-1400 15548

Tibetan
1230-1235 15557
1235-1307 15562
1307-1335 15568
1335-1400 15567
1402-1407 15493
1407-1430 15487
1400-1407 15525
1407-1428 15530
2300-2307 7592
2307-2330 7594

1400に15567kHzが終了するが、この後はいつも2分遅れで15493kHzが始まっている。頭切れではない。
2300の周波数は引き続き7.59MHzが使われている。
  
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