この15日以降、エコポイントが付くとか付かないとか、どちらにしても多忙な毎日である。
一部のテレビニュースでは、昨年同期の2倍以上売れているとか伝えている。こんなの当たり前で、今までないテレビが売れるわけだから、何倍も売れなければアナログ波が止められなくなってしまう。
普及速度から言えば、10倍売れたって何もおかしくない。むしろたった2~3倍売れているといってニュースにするほうがおかしい。
選挙目当てのエコポイントで買う人は殆んどいない、それほど国民は馬鹿ではない。今のテレビが見れなくなった(故障した)から買うというのが殆んどである。
そんな中、社団法人デジタル放送推進協会が、
アナログ放送終了リハーサルを行う拠点として「デジサポ珠洲」を、石川県珠洲市に設置すると発表した。全市で、ケーブルテレビが視聴可能なこと等からここが選ばれた。
日常アンテナ設置などをしている現場からすれば、われわれ毎日がリハーサルどころか本番である。エコポイントが付くから売れるなんて現場を知らない連中が変な制度を作るなよ。余計な説明をすることが増えるだけで販売増進には寄与しないことを知るべきだろう。
「アナログ放送終了リハーサル」の概要
【目的】
2011年7月にアナログ放送を全国一斉終了するに当たり混乱が生じないよう、事前に小規模なエリアで実際にアナログ放送を終了することにより、アナログ放送終了に当たって生じ得る課題の抽出を行い、2011年の全国一斉終了の際の対策検討に役立てることを目的として実施します。
【実施内容】
アナログ放送終了に当たって生じ得る課題の抽出を行うために、アナログ放送終了リハーサルは、放送を終了するまでの過程及び終了後の状況も含めて、検討を行う必要があります。
そこで、アナログ放送の「終了」だけではなく、リハーサル実施地域の住民の方々への周知広報段階からアナログ放送終了の「リハーサル」ととらえ、その周知広報の方法を含めて放送を終了する過程で課題となる事項を検証していく予定です。この課題の検証に当たっては、リハーサル実施地域に、「総務省テレビ受信者支援センター(デジサポ)」の支所を設置し、地方公共団体と連携した周知広報やデジタル放送対応へのサポートなどを実施することにより検証を行うこととします。
また、リハーサル実施地域でアナログ放送を視聴されている方々に、アナログ放送終了のイメージを持っていただくとともに、ご家庭のデジタル化対応状況の確認をしていただくために、アナログ放送の完全終了までの間に、一時的な終了(一定時間の「アナログ放送終了画面」の表示や一定時間の停波)を行う予定です。
なお、リハーサル実施地域の方々が円滑にデジタル化対応ができるよう、受信環境確認や受信環境整備に取り組むとともに、具体的なアナログ放送の終了方法や終了時期については、今後、地元の地方公共団体と十分に協議し実施していくこととしています。