海外からのラジオ放送

昨日まで15430kHzに出ていたRadio Free Sarawakが今日は5kHzダウン、15425kHzに出てきた。おそらく同波のルーマニアの混信を避けたのだろう。強力に聞こえている。

パラオ送信のRadio Free Kenyalangは引き続き15400kHzに出ている。

Radio Free Kenyalang
0900-1000 15400

Radio Free Sarawak
1100-1300 15425 ex.15430 April 5-

台湾の復興廣播電台Fu Hsingは9774kHzが聞こえるのみで、15375と9410kHzが出ていない。削減されたのか、どこかへQSYしたのか不明。一日4回の放送時間に変更はない。

KNLSもまた一台の送信機だけで出ているようだ。
6135kHzは1000-1500の間中央廣播電台華語網が出ているためCNR1ジャミング放送が出てきた。これは6085kHzからのQSY、Radio Rossiiが聞こえるようになった。

  

また新しい局が放送を始めた。と言ってもこれは中波とFMでの話。
短波で放送しているRadio Free Sarawakの分身としてRadio Free Malaysiaが中波1359kHzで毎日2時間の放送を3月25日から開始した。ウェブサイトではその2時間の放送すべてをオンデマンドで聞くことができる。
サイトは英語で書かれており、内容はよくわかる。

短波のRadio Free Sarawakの姉妹局として、夜間の放送も必要との観点から、インドネシア語での放送を始めた。詳細は同局のプレスリリースに載っている。

New Malay radio station debuts today!
  

いつも1kHzほど低く出ている地中海放送がよく聞こえているが、たまにはもう一局重なって聞こえている。フィリピンの放送と思われるがあまり良い受信状態は望めない。さらに0800からはR.Australiaが始まり混信が激しくともなってくる。

R.Australia 9580.00kHz
Med.1 9579.14kHz
PBS 9578.60kHz

0800過ぎでもタガログ語がはっきりと聞こえている。PERSEUSでスペクトラムを拡大してみるとハッキリと3局居ることがわかる。

ここではガボンも出ているが、このところ聞こえていないようだ。連日聞こえているのは地中海放送だ。

  

パラオからの電波はいつも強力に来ているが、先月26日から1000-1100にも出てきた9930kHzが11日は出てこない。平日のみの放送だったが、また止めてしまったのか。

この後1200-1300の9950kHzも一分ほどキャリアーが出てきたが消えてしまった。結局2週間出ただけで終わってしまった。何か新しい中継でも始まるのかと期待もしたが・･･。

  

中国からのジャミングがオーストラリアの英語放送にもかけられているという情報は出ているが、3月8日、ABCサイトにも掲載された。
アジア向け英語ニュースが混信を受けているという音声ファイルも上がっているが、具体的な時間周波数は不明だ。これを聞く限り、ノイズジャミングではなくCNR1が混信しているのがわかる。

Radio AustraliaとCNR1が同じ周波数というのはいくつかあり、ただ単に混信しているだけのように思える。VOAやBBCに対するノイズジャミングではない。具体的にどの周波数なのか知りたいところである。もっともAIB側が非難声明を出したもので、ABCは自身が妨害されているということでもなさそう。
ましてやABCの中国語放送が妨害されているという事実はない。

実際には、AIRが妨害されているが、このことについてはAIBは全く触れていないのはなぜだ。一部報道を鵜呑みにして実際に短波放送を聴かずに情報発信しただけのようにも見て取れる。
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3月6日、1900から9800kHzでVOA Koreanがクリアーに聞こえている。5日までは6060kHzに出ていたが、あのスーパージャミングから逃げてきたようだ。VOAにしては遅すぎる変更だ。
6060kHzはタイ送信だが、9800kHzはフィリピン送信に変更された。これで6060kHzには妨害対象の局が居なくなったわけだが、北朝鮮の垂れ流しがいつまで続くのか注目したい。

6060kHzのスーパージャミングは、6003、6015kHzと同時にON、OFFしている。2時間しかない放送にもかかわらず6003と6015kHzに合わせて20時間以上も垂れ流しているしまりのない北朝鮮のジャミングである。

VOAはこの時間5835と7460kHzは変更なし。
March 6 2013, VOA Korean
1200-1500 1188, 5890, 7235, 9800
1900-2100 648, 5835, 7460, 9800  

中国からの英語放送に対するジャミングはBBCやVOAは話題になっているが、AIR全インド放送の英語にも同じようなジャミングがかけられている。

BBCやVOAに比べ、放送時間が少ないことから気付かないだけかもしれない。11620kHzは1500までの放送だが、ジャミングは1501過ぎに止まっている、ただ複数波出ているようで、もう一波は1403に止まった。
ひょっとしてA1AとA3E形式のジャミングが同時に出ているのかもしれない。




3月3日の11760kHz、出ているはずのSOHとCNR1ジャミングがスキップ、代わりにBBCへのジャミングがしっかりと出ている。

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3月2日、土曜日はRadio Free Sarawakが11600kHzのほか15430kHzでも聞こえている。
11600kHzと同じような強さで聞こえるが15430kHzは約一秒ほど遅れている。まさか2波体制と言うことはないので、テストでもしているのだろうか。
11600kHzはいつものように1258に途中でプツンと切れてしまう。15430kHzは1300まできっかり出ている、キャリアーは1300:22に切れた。

March 2, Radio Free Sarawak
1100-1300 11600, 15430

9930kHzのT8WH、1000-1100は出ていない。同じく1200-1300の9950kHzも出ていない。どうやら平日のみの送信かもしれない。
この9930kHzの送信機、相変わらずハム音が強くよく聞き取れない。上側波帯に強力なハムが乗っかっている。
  

T8WHパラオからの放送が2時間ほど増えている。
今まで出ていなかった1000-1100と1200-1300の放送が追加されている。1000は9930kHzがそのまま続けて出るようになった。
一方1200からはこれまでも出ていたが、Angel 5からの送信が増えている。したがって3月1日金曜日は、
1200-1230 9930 Angel 3 Que Me Radio
1200-1300 9960 Angel 4 Khmer Post Radio
1200-1300 9950 Angel 5 Harvest Show
と1230までは、パラオの3台の送信機がフル稼働していることになる。なお9950kHzは1250頃から台湾がキャリアーを出してくる、これは1300から北朝鮮向け放送が出てくる。

  

BBCのビルマ語が30分延長されている。既にこの25日から1345の放送が1500まで出ている。
この時間7400kHzは開始15分間弱が聞こえるのみで1400からはCRIにつぶされている。9900kHzが一番良好だろうか。

これ以外の時間は変更されていないようだ。
BBCビルマ語の放送時間は、

BBC Burmese
0000-0030 5875, 9510, 12025
0200-0230 9460, 11975, 11995
1345-1500 7400, 9900, 11685 (ex.-1430)