2010年03月29日

A10対北放送

対北放送は昨日もスケジュールを載せたが、一部チェック漏れがあった。
1230の12085は出ていない、これの変わりが1500の7470kHzではないだろうか。
また1300からの「荒野の声」は11680kHzではなく、12130kHzでが聞こえている。この12130kHzはパラオではなく、タジキスタン送信である。

29日、1300の9880kHz朝鮮語放送は良好に聞こえている。1333の9950kHzは日本語放送「ふるさとの風」、これもよく聞こえている。今週で、拉致対策本部の放送開始以来、143週目となる。ニュース解説から始まり、拉致問題解説と続く。
今週の一曲は、サッカー応援歌にもなったことのある、由紀さおり・安田祥子「翼をください」、1351に曲が終わり、後は政府認定拉致被害者氏名の読み上げ、連絡先、スケジュールの紹介と、新しい周波数がアナウンスされた。

1400の5910kHz「しおかぜ」は開始前からジャミングが出ている。開始時のピアノ曲がかろうじて聞こえるのみだ。番組は日本語が出ている。

1430の9960kHzはこれまた強力である。。「冬の星座」と「月の砂漠」で始まった。拉致被害者へのメッセージは市川修一さんへ。2009年10月に収録したもの。この番組は1月7日、9日、25日、2月3日、12日、3月11日、20日と同じである。歌は、市川修一さん家族からのリクエストで井上陽水の「心もよう」。

勿論この番組の最後にも新しい周波数がアナウンスされている。
番組最後の周波数アナウンス。  
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2010年03月29日

キタナイ電波

言うまでもなく北朝鮮の放送電波である。放送の中身も荒唐無稽なら、それを出す送信機も最低だ。
28日から11865kHzが使われだしたが、目的以外の電波のほうが強いのではないかと思えてくる。バンド中スプリアスを撒き散らし、他のことは全くお構いなし。

極めて効率の悪い電波で、すぐにしぼんでしまう、29日も0915頃まではぴんぴんとしていたが、次第に萎えてしまった。5kHz上のKNLSにつぶされるほどだ。

Voice of Koreaはこれまでハムバンド内の7140kHzを使っていたが、28日からエッジの7200kHzへQSYしている。このため、まだ7140kHzのR.Sakhaが良く聞こえるようになった。
また1800からの7100kHzは7210kHzへ、2100の7180は7235kHzで聞こえている。

28日は7185kHzにもCNR1が出てきたが、なんのために?。ジャミングをかける周波数のセッティングを間違えたみたい。  more
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2010年03月02日

CMI 5915 off air

毎週日曜日、2000-2100に放送されている"荒野の声"、CMI Voice of Wildernessは2月28日には聞こえなかった。

この放送はBVBNの番組として出ていた。この番組は土曜日の同じ時間に、中波1566kHzでも一時間放送されている。こちらは今までどおり聞こえている。また、短波では毎日、1300-1400に9965kHzで聞こえている。

荒野の声は、2月15~17日の三日間だけ、1500-1600に7460kHzでも聞こえていた。
WRTHでは宗教局の扱いだが、海外のDX情報は、殆んどが、地下放送扱いだ。同じ番組でも英語で放送すれば一般の宗教局、朝鮮語でやると地下放送になる例。

9380kHzで聞こえているFamily Radio、2月19日からは英語番組が出ていたが、26日からはPashtoとDariが出ているらしい。DXMIXによれば、モルドバ送信で105度ビームとの情報がある。

9380kHzは最近火竜ジャミングも出ており、Radio Swedenは早々と逃げ出している。1500まではDWも同じサイトから出ている、しかし別送信機からこのFamily Radioは出てくる。またDWよりも信号は強い。  
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2010年02月25日

5890kHz Jamming

言うまでもなく垂れ流しを続ける北朝鮮の悪徳ジャミング。

原則16時間連続して出ている3波合同のスーパージャミングだ。しかし時として深夜止まっていることも多々あるみたい。
時々16時間連続録音をして検証すると、停波再開を繰り返している日もある。これらいずれも3波同時にON/OFFしていることは言うまでもない。

24日も1500過ぎに停波、1717に再開している。何も妨害する局が出てない5890kHzにジャミングを出し、RFA-Koreanの出ている5860kHzはクリアーである。オカシナ国はどこでもおかしなことをやっている。いつまでこの垂れ流しが続くのか。

3波合同のジャミング、RFAをしのぐ強さで聞こえており、相当なパワーで持って無駄な電波を出していることになる。
1700台の9385kHzには弱いジャミングの出ていることが分かるが、これは圧倒的に強いRFAにかき消されている。
  
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2010年02月23日

VOK on 8020kHz

以前にも書いているが、引き続き8020kHzでVoice of Koreaが聞こえている。

スプリアスなどではなく、基本波の可能性が高い。
聞こえる時間は0700-1257である、この時間出ている9345、7140、3560kHzとパラ。しかし放送バンドから離れており、正規の放送波としては疑問が残る。


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2010年02月13日

V.O.Korea on 8020kHz

先日も書いたように、依然として8020kHzでVoice of Koreaが聞こえている。スプリアスなどにしては強すぎることと、周波数精度が高い。

12日は7140、8020,9345kHzもほぼ同時にキャリアーを出して0700から朝鮮語が始まった。ところが13日は8020kHzが出てこない、0800過ぎに中国語の途中から聞こえ出した。そして0856に停波、相前後して7140も9345kHzも止まってしまった。

7140kHzは0801'30"に再開した、そして8020kHzは0801'50"に再開、9345kHzは080159"に再開、こうしてみるとこの3波に共通するところがない。

相互変調波、あるいはスプリアスとなれば、7140か9345kHzが止まれば、同時に8020kHzも消えるはず。いまひとつよく分からない周波数である。聞こえる時間は7140や9345と同じ0700-1257である。今のところこれ以外の時間は聞こえない。

さてこの8020kHz、偽物か、本物か。
13日は、公称3320kHzの平壌放送が、0800現在も、3323.8kHz付近をさまよっている。時間と共に更に上へ動いている。  
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2010年02月11日

Voice of Korea

悪名高い汚染電波を撒き散らすことでも知られているこの放送、そのため予定外の周波数で聞こえたりもしている。

たいていは足し算引き算で解決する周波数だが、中には分からない周波数もある。
このところ4405kHzが良く止まっている。時々出ては来るが、トラブル続きの送信機らしく、周波数もフラフラ。
3560kHzは調子よく出ている。6100kHzも出たり出なかったり、3波同時のジャミングだけは忘れずに出てくることから、電力不足ではなさそう。11日も0652'50"に怒涛を組んでお出ましだ。

海外向けは0700から始まるが、この中で8020kHzが弱いながらも聞こえている。勿論公称周波数ではない。3560、7140、9345kHzと同じ放送が出ている。

周波数は、30Hz低い8019.97kHzで聞こえている。北朝鮮の場合、相互変調波よりも、スプリアス波のほうが多い。7140、9345と同じ時間だけ聞こえている。
7140kHzは、10Hz上に出ている。どちらも1時間で10Hzも動いており、7140kHzに関係する周波数とも考えられる。

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2010年02月11日

Voice of Martyrs

毎月のように周波数を変えているのが韓国からの放送。
2月からもいくつかの放送が変更になっている。また以前からVOFと表記していた局は、米国に本部を置く宣教団体、殉教者の声韓国支部が放送しているので、局名を英語表記でVoice of Martyrs、日本語では「殉教者の声」と訂正する。

FNK自由北朝鮮放送は、時々日本のメディアにも登場するが、再放送はなく3回とも別番組が放送されている。このため、「日本の風」の番組も、今までの週一回から3日に増えている。

開かれた北朝鮮放送は、2月1日から1400の放送を30分延長し、以前の一日2時間放送に戻っている。自由朝鮮放送は1230の周波数をまた2ヶ月ぶりに元の12085kHzへ戻した。

Broadcast to the North Korea 北朝鮮向け放送一覧 10 February 2010

* Furusato no Kaze ふるさとの風 JCIC http://www.rachi.go.jp/jp/shisei/radio/index.html
1333-1358 9775(Japanese) via TWN
1430-1500 9950(Japanese) via PLW
1600-1630 9780(Japanese) via TWN
* Nippon no Kaze (il bon ue baram) 日本の風 JCIC
1300-1330 9655(Korean) via TWN
1500-1530 9975(Korean) via PLW
1530-1556 9965(Korean) via PLW

* JSR Shiokaze しおかぜ http://senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
1400-1430 5910(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM
2030-2100 6045(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM

* Radio Free North Korea 自由北朝鮮放送 http://www.fnkradio.com/
1100-1200 12155 via DB 第1部
1300-1500 7490 via DB 第2部
1900-2100 7530 via ERV 第3部

* Open Radio for North Korea 開かれた北朝鮮放送 http://www.nkradio.com/
1400-1500 7550 via TAC
2100-2200 7510 via ERV

* Radio Free Chosun 自由朝鮮放送 http://www.rfchosun.org/
1200-1300 11560 via ERV
1230-1300 12085 via TAC
2000-2100 7515 via TAC
1230の放送は、1200の放送の前半30分を出している。

* CMI:Voice of Wilderness 荒野の声 http://www.cornerstone.or.kr
1300-1400 9965 via ERV
2000-2100 Su. 5915 via WER
2000-2100 Sa. 1566 via HLAZ

* North Korea Reform Radio 北朝鮮改革放送 http://nkreform.net/
1500-1600 7590 via TAC

* Voice of Martyrs 殉教者の声
1600-1700 6240 via TAC

* RFA 自由アジア放送 http://www.rfa.org/korean/
1500-1700 1350, 5860, 7210, 9385 Korean
1700-1900 1350, 5860, 9385 Korean
2100-2200 1350, 7460, 9385, 12075 Korean

* VOA アメリカの声 http://www.voakorea.com/
1200-1330 1188, 1350, 5890, 7235, 9555 Korean
1330-1500 1188, 5890, 7235, 9555 Korean
1900-2100 648, 5835, 6060, 7420 Korean

* KBS Hanminjok Bangsong 韓民族放送 http://www.kbs.co.kr/scr/
0400-2400 972, 6015 Korean (1st Network)
1400-0400 1170 Korean (2nd Network)  
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2010年02月08日

北朝鮮ジャミング

6015kHzに韓民族放送が出てきてから、このバンドのジャミングが激しくなってきた。
それにあわせて出てきた、3波合同の強烈なジャミングである。以前にも書いたが、これが時々4波のジャミングになっている。

8日も6015kHzは放送開始直後から弱いジャミングが出ていたようだが、放送はのほうが強く、0650'50"にスーパージャミングが出るまでは快適に聞こえていた。

これと同時に5910kHzにもジャミングのピークが出てきた。このジャミング1100前に受信したところ出ていなかった。何時に止まったかは把握していないが、1116にまた4波同時に出て、6015kHzは完全につぶされてしまった。

これはほぼ一台の送信機から出ていることが間違いないと思われ、バンド中つぶすことも可能なようだ。8日、5890、5910、6003、6015kHzの4波同時に出てきたジャミングのスペクトラム。
  
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2010年02月06日

2月4日対北放送

5日はやたら北朝鮮の電波が強い。
ジャミングが猛威を振るっている。この極寒の中、雪だけではなく、電波までも良く飛んでくるようだ。しかしジャミングはどれも出ているが、放送波の方は聞こえない周波数がちらほら。

中継波の4405kHzが聞こえない、時々無変調キャリアーが出るがまた消えてしまった。1300頃のことだ。1300台、9850kHzに北のジャミングが出ている。自身の放送も出ているが、まだ出している。ここに出ていた、CMIは既に9965kHzへ動いている。

いつもはジャミングも弱く、よく聞こえている1300からの「自由北朝鮮放送」7490kHzは、5日は韓民族放送さながら、全く聞こえない。この寒さで北朝鮮の電力が豊富になったようだ。

1300の9655kHz「日本の風」は全く入感なし、1333の「ふるさとの風」9775kHzは同波のCNR2に埋没している。このコンディションでは、たとえ中国がいなくても聞こえないが、何でこんな周波数へ動かしたんだよ、いくらでもクリアーチャンネルがあるのに。

1400からの5910kHz「しおかぜ」は英語番組。近場の電波が強いこともあり、ジャミングを抑えてよく聞こえている。
同じ1400からの「開かれた北朝鮮放送」はいつもとは違いこれもジャミングに埋もれている。

1430の9950kHz、パラオからの放送は、5日もダメだ、9890kHzのABC中国語も全く聞こえないことから当然だろう。いつも聞こえない9890kHzのCNR8がやたら強かった。
それでも、音楽ぐらいは時々浮いてくれば何とか分かる、今週の一曲として「希望のささやき」が聞こえている。短縮版の放送で、対策本部のオンデマンド放送と同じ内容である。
このファイルでは例によって音楽がカットされているのでその今週の一曲を。1452に番組終了、このあと1454からVTC Musicが聞こえている

9950kHzは1459に停波、すぐ9975kHzへ出てT8WHのアナウンスが聞こえる。引き続き朝鮮語番組のはずだが、全く聞き取れない。1530の9965kHzは幾分持ち直している。朝鮮語番組終了後は、やはり1600からはRadio Australiaの中国語である。

1600からの台湾送信9780kHzは昨日に続いてそれなりに良く聞こえ出した。これは1430の番組と同じである。  
Posted by Hiroshi at 01:04Comments(0)S.N.Korea