2010年11月17日

北朝鮮停電中?!

このところ「朝鮮の声」が聞こえないのが当たり前みたい。
コンディションの影響で聞こえないこともあるが、17日1000現在、あのスーパーヘビージャミング(5890、6003、6015)も聞こえない。
このため、韓国からの「希望のこだま」「人民の声」がクリアーに受信できている。
北の「反帝民族民主戦線平壌支部の放送」や国内向けはしっかりと出ている。

1000台、海外向けは日本語の3250と6070kHzのみが聞こえる。これ以外の周波数は3560kHzを除きすべて止まっている。7580kHzも昨日少し聞こえただけで、止まったままだ。9650kHzは0950までは汚染電波を撒き散らしていた。このまま出てこないでほしい。

停波することは別に珍しいことではなく、日常茶飯事。冬季は聞こえることが珍しくなりそう。  more
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2010年11月11日

北朝鮮向け放送

全ての放送に北朝鮮は激しいジャミングをかけている。現体制を維持するために、拉致した人たちを返すわけにはいかない。分かっていながら誰も何も手を差し伸べる人はいない。
むしろそれに手を貸す人さえ多く存在している。パチンコ産業がいまだに存在し、工作員養成にまで援助する政府が存在する。

これからも解決するめどは全くないだろう、みんな墓場まで持っていく話ばかりだ。そんな現体制を批判し北朝鮮に実態を伝えようと多くの放送が毎日行われている。
一部ではこれらの局を地下放送としてリストしている(EiBi等)が、「ふるさとの風」「日本の風」は日本政府の局、これ以外は民間放送局である。
WRTHでは特定地域向け放送で地下放送ではない。ただ、「北朝鮮改革放送」「自由北朝鮮放送」「開かれた北朝鮮放送」は地下局となっている。

「自由北朝鮮放送」のうち、多分1900からあるであろう2時間放送の周波数が行方不明。「荒野の声」CMIの9725kHzも実際には聞こえない、10kHz下のR.Libertyが強すぎる。CMIのウェブサイトによれば、11月8日から変更されたようだが、送信所のトラブルで出てないようだ。また12130kHzでも30分間放送しているみたい。
11日1220ごろから9725kHzで説教が聞こえ出した。間違いなく朝鮮語である。しかし下からの混信がうるさい。

B10 Broadcast to the North Korea 北朝鮮向け放送一覧

Furusato no Kaze ふるさとの風 JCIC http://www.kantei.go.jp/foreign/abduction/index.html
1330-1358 9950(Japanese) via TWN
1430-1500 9950(Japanese) via PLW
1600-1630 9780(Japanese) via TWN
Nippon no Kaze 日本の風 JCIC
1300-1330 9950(Korean) via TWN
1500-1530 9975(Korean) via PLW
1530-1556 9965(Korean) via PLW

JSR Shiokaze しおかぜ http://senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
1400-1430 5985(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM alt.5910kHz
2030-2100 5955(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM alt.6045kHz

VOM Voice of Martyrs 殉教者の声
1600-1700 6240 via TAC

Radio Free Chosun 自由朝鮮放送 http://www.rfchosun.org/
1200-1300 11560 via ERV
1500-1600 6225 via TAC
2000-2100 7505 via DB

CMI:Voice of Wilderness 荒野の声 http://www.cornerstone.or.kr
1300-1400 9725 via DB Nov.8-
1300-1330 12130 via DB
2000-2100 Sa. 1566 via HLAZ

*North Korea Reform Radio 北朝鮮改革放送 http://nkreform.net/
1500-1600 7590 via TAC

*Radio Free North Korea 自由北朝鮮放送 http://www.fnkradio.com/
1200-1400 7505 via TAC
1900-2100 ??

*Open Radio for North Korea 開かれた北朝鮮放送 http://www.nkradio.org/
1400-1500 7560 via DB
1900-2000 774MW, 92.3FM via Chuncheon KOR
2100-2200 7480 via ERV
  
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2010年10月17日

FNK on 7505kHz

1200からの「自由北朝鮮放送」は、17日から7505kHzへQSYしている。15645kHzからの変更で、当然ジャミングは無く大変強力に聞こえている。

一方、6230kHzでも1200からベトナム語?が聞こえている。かなりノイジーである、1240に停波した。FamilyRadioの誤送出らしい。

Radio Free North Korea
1200-1400 7505 kHz (ex.15645 kHz) from Oct.17
  
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2010年10月10日

Korean on 15645kHz

15645kHzの「自由北朝鮮放送」は10日の受信で1200開始を確認。これまでよりも一時間早く出ている。終了も1400を確認。

快晴のもと満天の星空での受信。長野県某所、海抜850メートルに移動中。
最高のコンディションです!
  
Posted by Hiroshi at 23:52Comments(0)S.N.Korea

2010年09月05日

Voice of Wilderness

宗教番組数あれど、この「荒野の声」はなぜかよく泣き声を聞かせてくれる。9月から15500kHzを毎日使い始めているが、4日もまだジャミングはないようだ。
1日と2日は1230-1330に出ていたが、3日からは予告通り1300-1400に聞こえている。同じタジキスタン送信でも、この時刻の15645kHzよりも強力に入感している。公称出力100kWと200kWの違いなのか。15645kHzは100kW、15500kHzは200kWと公表されている。

12130kHzはCMI独自の放送、15500kHzはBVBCNからの送信。これで日曜日は、予定通り1230から日本語放送が出ることになる。

Voice of Wilderness
1300-1400 12130
1300-1400 15500  
Posted by Hiroshi at 00:38Comments(0)S.N.Korea

2010年09月03日

Voice of Wilderness

この9月1日からいくつかの局がスケジュールの変更を行っている。
バチカン放送、ロシアの声などは毎年ある恒例のことだ。その中にあって、Dushanbe送信の「荒野の声」Voice of Wildernessが放送時間を増やしている。

日曜日のみ1300から30分間、日本語放送の後出ていたが、9月1日から、1230に朝鮮語放送が始まっている。Bible Voiceからの放送で、番組は「荒野の声」が出ている。日本語放送同様、開始と終了にはBible Voiceのアナウンスが出ている。

1300からの放送と言っているが、実際には15500kHzは1230から出ている。12130kHzは今迄取り1300から聞こえている。
15500kHzは当然まだジャミングはないが、出てくると、日本語放送も影響を受けるかもしれない。中国と違い、北朝鮮は無差別にすべての朝鮮語にジャミングをかけている。9月1日15500kHzの開始時のアナウンス

同局のウェブサイトに掲載されている告知。
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Posted by Hiroshi at 14:13Comments(0)S.N.Korea

2010年08月11日

Voice of People in Korean

この5月26日から、放送時間の延長と周波数を追加しているのが、韓国が放送している「人民の声放送」。
その追加されている周波数が、北朝鮮の反帝民族民主戦線(AINDF)放送の出ている周波数へぶつけている。追加されている周波数は3480と4450kHzで、従来の周波数同様強力に聞こえている。追加された送信機は2台で、DRM放送にも対応している新しい機種と推定できる。

これは5月下旬に4450kHzと6600kHzでDRM信号が送出されたことなどからも明らかである。同じ周波数のAINDFは放送開始と終了時に「反帝民族民主戦線平壌支部の放送」と出るのみで、後は全て平壌放送の中継である。

「人民の声放送」の3480と4450kHzは、AINDFが出ている時間以外はジャミングもなくクリアーに聞こえている。他の3波は激しいジャミングがかけられている。放送開始時、並びにほぼ2時間ごとに、これら5波全てアナウンスされている。
8月11日は0639:40に一斉にジャミングが出てきた。

Voice of the People
0500-2303 3480, 3912, 4450, 6518, 6600

Anti-Imperialist National Democratic Front
2157-0400、0757-1403 1053, 3481, 4450, 4557  
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2010年07月15日

Korean on 15500kHz

毎週日曜日の15500kHz、すでに7月4日には日本語放送も出てきた。

録りだめした記録をチェックしていたら。平日にの1300からも「荒野の声」朝鮮語放送が出ていた。
6月17日、木曜日には1242'28"に強力なキャリアーが出てきた。そして1258'20"からFamily Radioタイ語の終了部分に続き、1259'50"、宣教番組に切り替わっている。

そして1329'31"番組の途中でプツン。BVBCNのアナウンスも一切なかった。これだけではどこからの送信か良く分からないが、1300までFamily Radioのタイ語は15490kHzで毎日放送されている。この送信サイトはNovosibirskとされている。

今のところこれ以外の日に15500kHzで放送が出ていたかどうかは分からない。すでに6月17日にもCMIはテスト放送を出していたようだ。

一方、15750kHzのスイープ信号を出す電波は、7月11日に次いで、13日も出ていた。1500過ぎからキャリアーが出て、時々出すシングルトーン、1000Hzから50Hzへダウン、また8000Hzまで上昇したり。新送信機のテストでもしているのだろうか。

TAJIKISTAN. 15500, Bible Voice BCN via Dushanbe-TJK 100 kW at 71 degrees, in Japanese 1230-1300, Suns only. Followed by Voice of Wilderness in Korean 1300-1330 UT Suns only, - according to Aoki entries (July 4) (Wolfgang Büschel, BC-DX July 10 via DXLD)  
Posted by Hiroshi at 21:47Comments(0)S.N.Korea

2010年07月13日

4450kHz in Korean

7月8日から、3480kHzとともに、「人民の声放送」が聞こえている4450kHz。詳細は知らないが、これらの周波数に出ている平壌放送を妨害するのが目的だろう。
それにしては正規の放送時間以外は出ていないので、必ずしもジャミングの用は果たしていない。北朝鮮の優れた送信機は電波を出し始めてから約3時間ほどで、100Hz以上も周波数が下がり続けている。

送信周波数が安定することはなく、常に変動している、これは北朝鮮の電波ほとんどすべてに共通する特徴だ。日本のような安定した電圧と周波数(50/60Hz)が供給されていない証拠だ。

その北朝鮮の4450kHzの変動の様子を、送信開始から2時間余、PERSEUSの主画面にウォーターフォール表示してみた。開始直後から約一時間は急激に下がり続け、0835ごろ4450kHz丁度になる。一画面で80分表示しかできないため、合成したウォーターフォール画面です。

受信時間は、一番上が0750、下が0950ごろまで。キャリアーONのときは約4451.01kHz、3時間後は約4449.95kHzまで下がる。

  
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2010年07月10日

Korean on 3480kHz

7月8日以降この3480kHzは平壌放送ではなく、人民の声が聞こえている。10日は1kHz上にキャリアーが出ており、ビートが聞こえる。
3480kHzが強力なため、3481kHzは音声が出ているのか出てないのかよく分からない。これは4557kHzも似たようなもので、いわゆる変調が極めて浅いように見える。
3480kHzは周波数変動がないが、3481kHzは微妙に変動している。したがってこれが多分AINDFと推定できる。
この3481kHzはそれほど大きく変動はない。7月10日1226に周波数校正をして、PERSEUSで調べた時点では、3480.953kHz、受信評価画面で見るとわずかではあるが変動していることがよく分かる。

3481kHzは見ても分かるように時々停波を繰り返している。1315にも停波、1322’40”にまた出てきた。。下は1226から1315までの3481kHzの変動の様子。


この画面では全く変動のない周波数は直線で現れる。ただここまで分解能を上げると、PERSEUS自体の周波数変動が出てくることもある。それがこの評価画面。PERSEUSを電源ON直後から使うと、こんなにも周波数が上がり続ける。室温変化ほとんどなしのため約2時間で安定はするが、それでも約20Hzはアップしている。逆にAINDFはなおも下がり続けている。周波数変動のない4557kHzは韓国のジャミング。


PERSEUSの周波数変動がなければ、人民の声は全く変動していない。
  
Posted by Hiroshi at 22:26Comments(0)S.N.Korea