この5月26日から、放送時間の延長と周波数を追加しているのが、韓国が放送している「人民の声放送」。
その追加されている周波数が、北朝鮮の反帝民族民主戦線(AINDF)放送の出ている周波数へぶつけている。追加されている周波数は3480と4450kHzで、従来の周波数同様強力に聞こえている。追加された送信機は2台で、DRM放送にも対応している新しい機種と推定できる。
これは5月下旬に4450kHzと6600kHzでDRM信号が送出されたことなどからも明らかである。同じ周波数のAINDFは放送開始と終了時に「反帝民族民主戦線平壌支部の放送」と出るのみで、後は全て平壌放送の中継である。
「人民の声放送」の3480と4450kHzは、AINDFが出ている時間以外はジャミングもなくクリアーに聞こえている。他の3波は激しいジャミングがかけられている。放送開始時、並びにほぼ2時間ごとに、これら5波全てアナウンスされている。
8月11日は0639:40に一斉にジャミングが出てきた。
Voice of the People
0500-2303 3480, 3912, 4450, 6518, 6600
Anti-Imperialist National Democratic Front
2157-0400、0757-1403 1053, 3481, 4450, 4557