海外からのラジオ放送

短波放送衰退といわれる中、VOAのフランス語は最近放送時間を増やしている。9月中旬から土曜日だけの放送、平日の放送、そして毎日の放送時間を追加している。
特に2200の放送は日本でもよく聞こえている。9月29日までに確認できた現在のVOAフランス語の放送スケジュール。

VOA French
0530-0600 M.-F. 4960, 6180, 9885, 13830
0600-0700 daily 4960
0600-0830 daily 6180, 9885, 13830
0730-0830 daily 4960
0830-0900 Sat. 4960, 6180, 9885, 13830
1100-1130 Sat. 12030, 15715, 17740, 17850
1830-1900 daily 9885
1830-2030 daily 17530
1900-2030 daily 9490
2000-2030 daily 6070, 11900, 15730
2030-2100 Sat. 9490, 11900, 15185, 15730
2030-2100 Sun. 11900, 15185
2100-2130 M.-F. 5980, 9490, 9885, 11900
2200-2230 M.-F. 9765, 11850, 13670, 15120

  

イランの夏時間終了に伴い、BBCのペルシャ語放送が、一部放送時間をシフトさせている。
0230-0330の放送は0430-0530に、1500-1600の放送は1600-1700に変更された。放送時間だけでなく周波数も変更されている。
0430の放送は強くはないが15410kHzと13730kHzで確認できる。
9月22日以降確認できたBBCのペルシャ語放送。

BBC Persian, September 22~
0330-0430 9780, 11895, 13825
0430-0530 9670, 13730, 15410
1600-1700 6195, 11685, 15310

これらBBCの変更はペルシャ語サイトやHFCCリストにも反映されている。
すでに書いたように「虹放送」は25日も変更されることなくこれまで通り1600に放送された。1700は何も出てこなかった。
  

週2回のイラン向けペルシャ語放送は25日も1600から7575と15630kHzで放送されている。Radio Ranginkamanは1700からではなく今まで通り1600から聞こえている。
7575kHzが結構強力に入感している。

September 21, 25
Radio Ranginkaman
1600-1630 15630, 7575kHz



この時間帯、7520kHzでは「殉教者の声」がジャミングの中、聞こえている。
7460kHzでは相変わらず無変調キャリアーが1622まで出ていた。
  

イラン向けペルシャ語放送「虹放送」Radio Ranginkamanは21日はこれまでと同じ1600に15630と7575kHzに出てきた｡
9月21日1600UTCはイラン時間では21日2030のため､まだ夏時間である｡この後午前零時に冬時間に戻ることからまだ変更しないものと思われる｡

おそらく次の放送､9月25日は1700からとなるのか｡聴いても分からない放送なのでどちらでもかまわないが｡

September 21,
Radio Ranginkaman
1600-1630 15630, 7575kHz  

昨日9月1日、4790kHzでUzbek語が出ているという情報がXYZさんからあった。BBCのウズベク語は日替わり周波数で毎日30分だけ短波で放送されている。
1251kHzの中波使われているが、それと同じDushanbeから4790kHzでも出てきた。IBBのモニターでは8月22日以前から出ているようだが、音声ファイルを聞く限り、9月1日が最初のようである。それ以前のファイルはノイズが記録されているだけである。

1300-1330の日替わり周波数もほぼCNR1ジャミング放送につぶされている。9月2日の4790kHzにまだジャミングは無い、結構強く入感している。以前はロシアの声も出ていた周波数だ。休眠送信機の再利用というわけか。
これでBBCのウズベク語は日替わりの3波と4790kHzを含め4波での放送となった。2日、水曜日は17760、17510、15180kHzで放送されていた。

BBC Uzbek 1300-1330
4790 daily, September 1~

1.3.5.. 17860
.2.4..7 17760
.....6. 17735

1.3..6. 17575
.2..5.7 17665
...4... 17510

1...... 15330
.2.4.6. 15180
..3.5.7 15500

  

2年ほど前にはドイツ送信でも聞こえていた地下放送、Radio Biafraがまた短波で出ているという。ナイジェリアにとってはあってはほしくない放送、すでにつぶしにかかって放送はなくなったとしているが、最近またフランス送信で放送しているらしい。
RFIのスワヒリ語のあと0600からとDWのフランス語のあと1800からそれぞれ2時間も出ているとか。Radio Biafraのウェブサイトでもでも放送では短波15560kHzで放送していると宣伝している。8月27日から短波を再開したようで、ナイジェリア時間午前7時と午後7時から放送しているとアナウンスしている。

さっそく0600からチェックしたがそれらしき放送は全くない、DWの0630はハウサ語、0700は英語放送が出ている。これ以外の放送はキャリアーの出ているのも分からない。海外からも短波で受信できたという情報は無いようだ。
2年前は週2回の放送だった。

Radio Biafra via ISS
0600-0800 15560
1800-2000 15560

BreakingNews 27/8/15 - Clandestine Radio Biafra Now Broadcasting Across Most Africa
Radio Biafra has launched a satellite television dubbed Biafra Television and a shortwave (SW) radio that will cover most Africa and beyond. According to the clandestine station, the frequency of the broadcast is 15560 kHz in the 19 meter band and hours of broadcast for the time being, 7.00 – 9.00 am and 7.00 – 9.00 pm Nigerian time. The station still broadcasts on FM, satellite and Internet, even though Nigeria National Broadcasting Commission (NBC) claim they have blocked them on FM and satellite, and would also do the same on Internet. Briefing Journalists last month after a meeting between officials of Ministry of Information and President Buhari, Dr. Shade Yemi-Esan, Permanent Secretary, Ministry of Information said: “Right now the signals from radio Biafra have been jammed successfully by NBC. The commission is also working with security agencies to get those that are behind that radio because it is an illegal radio. It is not licensed by anybody to be on the airwaves in Nigeria.”

Nnamdi Kanu, Radio Biafra Director in a statement posted on their website, described their shortwave radio as “Nuclear War Head”. It is unbelievable that Radio Biafra that is supposed to have had its wings clipped by NBC is now not only broadcasting in the South East and Niger Delta but now sending its air waves across Nigeria and Africa. Has NBC lost the air wave war

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8月1日、2回目の放送はストリーミングでワッチした。やはり聞き取り易い。何回も聞き直したところRadio Abisiniaと聞き取れる。すぐにウェブサイトが見つかった。
もともと中波1390kHzで毎週土日に放送している番組を、この7月25日から土曜日だけ短波15470kHzで放送を始めたことが判明した。


Radio Abisinia in Amharic
1600-1800 15470 Saturday only

IRRSサイトからもストリーミングで聞くことができる。
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先週土曜日に初めて聞こえた15470kHzの不明局、その後海外などからの情報も全く耳にしない。金曜日の放送と勘違いして、31日も何も出てこなかったという報告ばかり。
どうやら土曜日の放送と気づいたようで、今日の受信結果を期待しよう。

Un ID in Amharic, July 25~, 2015
1600-1800 15470 Saturday only
7月25日EUでの受信から。


IRRSのストリーミング放送はここで聞くことができる。
  

先月放送を始めたハウサ語のManara Radio当初は17765kHzがよく聞こえていたが、最近では15440kHzの方がよく聞こえている。
冷戦時代何処でも聞こえていたMayak放送があったが、このManaraはハウサ語で、ロシア語のMayakと同じ意味になる。もちろん全く違う放送局である。
0800代15480kHzではDandal Kuraが出ているが、これはCNR1が休みの火曜日でないと聞こえない。

Manara Radio,
0730-0830 15440 ISS
1600-1700 17765 ISS

7月1日から放送時間を大幅に増やしたUSAID米国国際開発局の援助による放送も引き続く続いている。11830kHzが連日よく聞こえている。
Dandal Kura Radio,
0500-0700 7415 ASC
0700-0800 15480 WOF
1800-2100 11830 ASC
  

やはり金曜日ではなく25日、土曜日に始まった。まあそれなりに信号は来ているが若干弱いようだ。IRRS relays serviceはわかるが、あとは全く聞き取れない。アムハラ語であることは間違いない。ワシントンDCにある宗教団体が放送を行ているようだ。
放送時間、周波数、波長アナウンスが出ている。もちろん局名アナウンスも繰り返し出ているが聞き取れない。1757に番組終了、あとはIRRSからの音楽、1800にIRRSの終了アナウンスでキャリアーが切れた。

Un ID in Amharic, July 25, 2015
1600-1800 15470 Saturday only