すでに4月15日から夏時間を採用しているパキスタンは、一部海外向け放送も一時間早く放送されている。
本来海外向け放送は、相手国に合わせて放送するのが当たり前、しかし中にはそんなことお構いなしに全てを早めて放送している国も多い。
昨年は6月から夏時間になったパキスタン、今年は4月15日から10月31日まで実施される予定だ。
Radio Pakistanで一時間早く出ているのは聞いた限りではUrduだけのようだ。WRTH5月版では、なぜか東アジア向けだけ夏時間(2345-0115)で記載されている。しかし実際には、他エリア向けも一時間早く出ている。
日本でも時々、夏時間を採用してはどうかということが、話題になる。一年前にも、日本だけ採用してないのはおかしいといった馬鹿な官僚もいた。そんな理由だけで採用されたらとんでもないことだが、例によってマスコミは、欧米で何故夏時間なのか、本当のことを書かない。
すぐにでも採用されるかと勘違いした一部家電メーカーは、今は殆んど使われなくなったVHSデッキの時刻合わせに夏時間の設定も組み込んでいる。今はデジタル機器になり送り手で何とでも操作できるから必要のないことだが。
地域性、時間にうるさい国民性を無視した夏時間は、日本人には受け入れられない。ところが変な国の政党が出来ると日本人以外のことを優先することから油断も出来ない。