6月12日、多くのメディアがシンガポールに注目した。CNNやBBCも長時間生中継で米朝サミットを伝えていた。日本の伝え方はかなりオーバー、朝鮮学校を取り上げたり、拉致被害者家族へのインタビューなど、明日にでも何か事が起きるような騒ぎ方である。世界中が注目したというが、どうしてそれがわかるのか。ごく一部の国が騒いでいるだけではないか。こうして一大政治ショーは終わった。
そんな騒ぎをよそに今日も北朝鮮向け放送は続いている。1300代の朝鮮語と日本語放送は、昨日から一部新しい内容の番組が出ている。
拉致問題インフォメーションは5月31日安倍首相は国賓として訪日中のチャン・ダイ・クアン・ベトナム社会主義共和国主席と会談、共同声明の内容が出ている。
続いて6月4日政府与党連絡会議の安倍総理冒頭あいさつから。
今週の一曲、朝鮮語は1975年のヒット曲かまやつひろしの「我がよき友よ」、2016年9月以来の登場か。日本語は1975年のヒット曲ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」、これも2015年3月以来の登場か。
故郷の声は市川修一さんへ、市川龍子さんからのメッセージが出ている。
1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは確認できない。火曜日も昨日と同じ番組である。今日87回目の再放送となる。
1405の「しおかぜ」も6165kHzである。この時間は6月4~10日1330に放送された故郷の風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は3波とも強力である。ジャミングは全く分からない。なつかしい日本の歌「さくらさくら」で始まった。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、、お兄さん石岡章さんから、2018年2月の手紙が代読されている。残された一眼レフカメラの話題なども話している。
今日の一曲は2015年度下半期NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌から、AKB48の「365日の紙飛行機」が出ている。
この番組は2018年3月23日、4月1日、10日、21日、5月1日、12日、22日、6月2日と同じである。