2024年06月08日

6月7日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5920と5965kHzが良好である。5920kHzのジャミングも今日はなぜか出ていない。5995kHzのスーパージャミングも6000kHzに出るなど様子がおかしい。
金曜日は日本語放送から、5月28日総理官邸にて林官房長官兼拉致問題担当大臣の呼びかけ収録を実施した。林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣のメッセージが出ている。
 北朝鮮で日本からのラジオ放送をお聴きの皆様、こんばんは。拉致問題担当大臣兼内閣官房長官の林芳正です。本日は、ラジオ番組「ふるさとの風」「しおかぜ」に乗せて、北朝鮮に拉致され、長きにわたり、辛い日々を過ごしておられる被害者の皆様に、拉致問題担当大臣としての私の思いをお伝えさせていただきます。
 2002年に5人の拉致被害者の方々が帰国されて以来、一人の拉致被害者の御帰国も実現していないことは、痛恨の極みであり、日本国政府として重く受け止めています。一日千秋の思いで帰国を待ち望んでいらっしゃる被害者の皆様、そして日本で皆さんの御帰国を待ちわびておられる御家族の皆様に、誠に申し訳なく思っています。
 私は、昨年12月に拉致問題担当大臣兼内閣官房長官に就任しました。それ以来、幾度となく、拉致被害者御家族の皆様、そして拉致の可能性を排除できない方々の御家族の皆様と面会し、切実な思いをお伺いしてきました。拉致された被害者の皆様も、御家族の皆様も御高齢となられる中で、なんとしてでも肉親との対面を果たしたいという御家族の皆様の切実な思い、一刻の猶予も無いという切迫感を、お話を伺う度に、身につまされる思いで受け止めています。
 岸田政権は、拉致問題を政権の最重要課題と位置付けています。先日、岸田総理は、日朝間に長年にわたり存在してきた相互不信の殻を破る必要があり、諸懸案の解決という、決して容易ではない課題に取り組むためには、トップ同士が腹を割って率直に話し合えるような関係をまず構築していくことが極めて重要であるという考えを示しました。また、岸田総理は、これまでも、北朝鮮との間の諸懸案の解決に向けて、首脳会談を実現すべく、総理直轄のハイレベルで協議を進めていくと述べてきています。
 私も、引き続き、総理の指示の下、日本国政府としての拉致認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の一日も早い御帰国の実現に向けて、全力で果断に取り組んでまいります。
 拉致問題の解決を図るためには、日本国政府として、国際的な支持や協力を得ることも極めて重要であると考え、取り組んでいます。岸田総理は、今年4月の訪米時に米国のバイデン大統領と首脳会談を行った際にも、拉致問題の即時解決に向けて理解と協力を求め、バイデン大統領から改めて力強い支持を得ることができました。
 私自身も、拉致問題担当大臣就任前の、外務大臣を務めていた時も含め、外国の要人と会談する機会には、拉致問題を取り上げ、協力をお願いしてきています。
 皆様の御家族も、皆様と再会できる日が必ず来ると信じ、皆様の御帰国を実現するための活動を、精力的に続けていらっしゃいます。我々日本国政府も、引き続き、皆様が一日も早く帰国できるよう、皆様の御家族にも寄り添いながら、全力で取り組んでまいります。拉致被害者の皆様におかれましては、長きにわたり、辛い日々を過ごされていることと思いますが、再び祖国の土を踏み、皆様の一日も早い御帰国を待ちわびる御家族の方々と、再会して抱きしめ合う日が必ず来るとの思いを、どうか強く持ち続けてください。
 そして、この放送をお聞きの皆様、拉致被害者の方に関する何らかの情報をお持ちであれば、是非、情報をお寄せください。また、拉致被害者の皆様の安全確保について御協力をお願いいたします。日本国政府は、拉致被害者の皆様の安全確保や情報提供に関する協力を歓迎します。
 最後に、拉致被害者の皆様に、拉致問題担当大臣として私自身、全身全霊で拉致問題の解決に向けて取り組むことをお誓い申し上げます。皆様におかれては、御家族との再会を果たすその日まで、お体を大切に、どうか生き抜いてください。

続いて5月25日北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が行われた。
そして松本京子さんの兄の松本孟さんからのメッセージ。
救出への道コーナーは2022年作文コンクールから、中学生部門優秀賞「自分事として捉えて」京都府南丹市立園部中学校3年川勝梨世さんの作品が読まれている。この作品すでに今年4月10日以降にも放送されている。入賞者のコメントとして、「この問題の早期解決のためには、 「知る」だけではなく一人一人が”考える”ことが大切です。今後も自分入にできることを実行していこうと思います。」
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚耕一郎さんから2022年12月に収録したメッセージである。
後半1330は同じく朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は9940と9455kHzがジャミングで聞きづらい。1330以降はジャミングもなくなり9705、9455kHzが良好である。

1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。15475kHzもこの時間強くクリアーに聞こえている。この番組だけ最初の懐かしい日本の歌がカットされている。
「ふるさとの声」は横田早紀江さんのメッセージから始まっている。2023年11月26日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2023年11月15日付の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。半世紀たっても救い出せない日本政府のやる気のなさを嘆いている。
そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。弟さん横田拓也さんから、2023年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から。同じく横田哲也さんから2023年12月15日開催のセミナーでの収録メッセージ。この番組は2024年1月29日、2月9日、19日、29日、3月11日、22日、4月15日、26日、5月6日、16日、27日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze