11日の短波帯は概して伝播状態がよろしいようで。大陸からのDRM放送もいつになく強力だった。そして1300代のパラオ、台湾送信各波も強力である。7295、9705、9965kHzいずれも良好である。若干9705kHzにはジャミングも出ているが概ね弱く、ほとんど影響はない。
ふるさとの風ニュースは、12月15日国際シンポジウムに登壇、めぐみさんの弟、横田拓哉さんの挨拶が出ている。
ニュース解説は北朝鮮の新年辞について。
ふるさとの声は12月15日に表彰式で作文コンクール最優秀賞に選ばれた高校生の部の朗読である。今週の一曲、朝鮮語は2009年のヒット曲THE ALFEEの「星空のディスタンス」が聞こえている。昨年10月にも登場している。日本語放送は12月15日の関連行事第三部で披露された、人気歌手sayaさんの拉致問題の早期解決を願って作られた楽曲、「Wait A While~その日を信じて」である。1357に番組終了、あとはBabcock Musicが流れている。
1300の「しおかぜ」は6085kHz、強烈なジャミングが出ているが、八俣からの電波は、それを上回る強さである。金曜日は朝鮮語放送が出ている。
1405の「しおかぜ」は7245kHz、この時間も八俣の電波はきわめて強力である。幾分日照時間が長くなったとはいえ、今年に入り最強である。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は3波ともクリアーに聞こえている。この時間帯も台湾送信も強い。7295、9560、9960kHzいずれもジャミングは全くない。
懐かしい日本の歌「どこかで春が」で番組開始。 拉致問題解説は、松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージで、2018年2月に収録した新しい内容である。2014年に92歳でお母さんが亡くなったことなども語っている。次いで弟松木信弘さんからも2018年2月収録のメッセージ。RFAからもこれらのメッセージが流れていると語っている。最後に二番目の姉松木照代さんから、これは以前と同じ2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2018年3月16日、25日、4月3日、13日、23日、5月3日、14日、25日、6月4日、14日、26日、7月6日、16日、26日、8月6日、17日、27日、9月7日、17日、27日、10月8日、19日、29日、11月8日、20日、30日、12月10日、20日、31日と同じ内容である。
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