1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9705kHzがおおむね良好である。ジャミングの中よく健闘している。7日、月曜日から新しい内容である。
ふるさとの風ニュースは、12月15日国際シンポジウムに登壇、めぐみさんの弟、横田拓哉さんの挨拶が出ている。
ニュース解説は北朝鮮の新年辞について。
ふるさとの声は12月15日に表彰式で作文コンクール最優秀賞に選ばれた高校生の部の朗読である。以下その内容。
空港に着陸した一機の飛行機。ブルーリボンをつけ、タラップを下りる横田めぐみさん。歴史的瞬間に、日本、そして世界が注目する。もし、めぐみさんが日本に帰ってきたらどうなるのだろう。私たちが何度も写真で見た面影の残るめぐみさんの顔。涙を流す横田夫妻の顔。夫妻が彼女と会うのはあの時以来ということになる。1977年、彼女は13才という若さで北朝鮮に拉致される。すべてを奪われた悲しみ。生死もわからない娘を想う両親の悲しみ。時が止まったような中で家族が笑い合うことはなかったかもしれない。彼女の誕生日を迎える度に苦しみ、成人式の着物姿も見られず、彼女と同年代の人の子どもを抱く姿を見ては悔しさがあふれたかもしれない。他にも多くの人が拉致された中で、五人が帰国を果たした2002年、それは私が生まれた年でもある。問題が起きた後で生まれた私は、知識を得るためにアニメ「めぐみ」や舞台劇「めぐみへの誓い-奪還-」を見た。もし自分がと考えるのが怖いほど衝撃を受け、いたたまれない気もちになった。
残虐な拉致問題はなぜ起きたのか。主な目的は韓国へのスパイの日本人化といわれている。では、罪のない人を巻き込む北朝鮮人は道徳がないのか。ある記事で北朝鮮人は「幼い頃から残酷な人権侵害行為を見ているため、事の善悪が判断できない」と述べている。北朝鮮は、国家第一の「法より拳が強い」社会となっている。道徳の有無ではなく、常識がまるで違うことが、日本人にとって残虐な人権問題を生み出したといえる。
この問題が四十年以上経った今でも解決しないのはなぜだろうか。拉致問題が決着しない限り経済支援はしないという日本。日本が朝鮮半島を支配した過去に怒りを覚え、拉致問題は解決済みと言い張る北朝鮮。拉致問題の解決が先か国交正常化が先か。両国が譲ることなく時が経っている。人権問題として深く考えられる一方で、この問題には政治的背景が絡んでいる。もはや国家間の駆け引きの道具となっているのだ。政治家でさえ何年も解決できないほど複雑化したこの問題を、動かせるものはあるのだろうか。もしあるならばそれは、私たち一人一人の意見、そして世論の形成だと思う。四十年前とは変わり、今はインターネットやSNSで世界と繋がれる時代だ。北朝鮮の情報通信も変化しているらしい。今なら、世界の発信力でこの問題が動き出すかもしれない。大きな世論の力で、人の考えを変えられるかもしれないのだ。そのために私にできることは情報の収集と意見の発信だろう。大きすぎる拉致問題を少しでも知り、仲間と意見を交わし、この作文のようにそれを形にする。そして、二度と繰り返さぬよう後世に伝えていく。解決を願い、この小さな積み重ねを続けていこうと思う。
今週の一曲は12月15日の関連行事第三部で披露された、人気歌手sayaさんの「Wait A While~その日を信じて」である。1357に番組終了、あとはBabcock Musicが流れている。
7日、月曜日もこのあと1430の放送は昨日に次いで1330と同じ番組である。そして1457に今月の懐かしいアニメソング「リボンの騎士」が出ている。
1300の「しおかぜ」は6085kHz、強力なジャミングを抑えて日本語放送がよく聞こえている。月曜日は通常の番組に戻った。拉致被害者、失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。今日は松本京子さんからである。
30年前昭和から平成に代わり、自粛ムードで日本中が静かになった時代でもある。その30年後、相も変わらず韓国国防部の稚拙な言動が墓穴を掘っている。どこまでもウソを言い続けて韓国が正しいと洗脳したいようだ。
1405の「しおかぜ」は7245kHz、いつも強力なCNR2が弱くかつ八俣からの電波が強力で受信状態は極めて良好である。この時間は先週12月31日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
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