2018年05月04日

11680/6400kHz

連日北朝鮮の話題には事欠かない。さも大きなな変化がありそうと騒ぎ立てるが、こと短波放送に関しては何も変わっていない。
突然の停波は日常茶飯事。比較的停波が少ない平壌放送の6400kHzと朝鮮中央放送の11680kHzも5月3日から終日止まっているようだ。
H3Eの6100kHzも5月4日からLSBにまた変更された。2850、3320、3220kHzは安泰である。これらいずれも明日からは30分早く始まることになる。
海外向け放送も停波が多く実態は電力不足には変わりない。

昨年10月から11月にも出ていた7470kHzの宗教局、YHWHとアナウンスする英語放送が出ている。5月4日もリモート受信で0040に出ているのが受信できた。断続的にチェックしたが、0430に停波している。北米どこでも聞こえるということではないようで、カナダでの受信が一番強かった。
この辺りは7505kHzと似たところがあり、東海岸では弱いか聞こえない。4日の7505kHzは0300に開始していた。

BBCの英語放送は1000-1200の9410kHzが5月2日から強力に聞こえている。中国のジャミングは9900kHzに垂れ流しである。
  more
Posted by Hiroshi at 19:48Comments(0)S.N.Korea

2018年05月04日

5月3日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングは無い、八俣からの電波は強く同波の混信も大きな影響はないようだ。木曜日は英語放送である。
1405の7325kHzも1430までは極めて良好である。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、各波とも良好である。この時間は毎日同じ番組が出ている。今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、昨年12月にも登場している。日本語放送は1962年のヒット曲伊東ゆかりの「ロコモーション」、これは3年毎に登場している。

1430の「ふるさとの風」はパラオ送信、台湾送信共に強力である。懐かしい日本の歌「どこかで春が」で番組開始。
拉致問題解説は、松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージで、2018年2月に収録した新しい内容である。2014年に92歳でお母さんが亡くなったことなども語っている。次いで弟松木信弘さんからも2018年2月収録のメッセージ。RFAからもこれらのメッセージが流れていると語っている。最後に二番目の姉松木照代さんから、これは以前と同じ2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた局である。
この番組は2018年3月16日、25日、4月3日、13日、23日と同じ内容である。
  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze