2018年06月30日

6月29日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」はいずれも台湾送信、9900kHzが若干ジャミングでノイジーである、他はクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組である。
拉致問題インフォメーションは安倍総理の発言が出ている。ニュース解説はロシア韓国首脳会談について。鉄道、ガスパイプラインを連結しようという話。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、先月にも登場している。日本語は1968年のヒット曲、ビレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」、昨年10月以来の登場である。
ふるさとの声は、曽我ひとみさんからのメッセージが出ている。認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスなどがあり1357に終了である。

1300の「しおかぜ」は6165kHz、強力なジャミングが出ているが八俣の電波も強い。ジャミングをつぶす勢いである。金曜日は朝鮮語放送が出ている。続く1405の「しおかぜ」も同様よく聞こえている。この時間は毎日同じ番組で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
開始と終了には「しおかぜ」のアナウンスが出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560と9960kHzの3波ともよく聞こえている。
懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で番組開始。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど、トップとの関わりがあることから、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年齢を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ、この時はまだ元気、はっきりと聞こえる。お母さん横田早紀江さんから、新しく2018年2月収録のメッセージ。
そして2017年7月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録した横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。今日の一曲は無し、この番組は2018年3月28日、4月6日、16日。26日、5月8日、18日、28日、6月7日、18日と同じ内容である。

  
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2018年06月29日

6月28日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信各波は良好である。朝鮮語の9900kHzだけ弱いジャミングが出ている。拉致問題インフォメーションは安倍総理の発言が出ている。ニュース解説はロシア韓国首脳会談について。鉄道、ガスパイプラインを連結しようという話。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、先月にも登場している。日本語は1968年のヒット曲、ビレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」、昨年10月以来の登場である。
ふるさとの声は、曽我ひとみさんからのメッセージが出ている。認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスなどがあり1357に終了である。

1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングを完全にブロック、受信状態は極めて良好である。木曜日は英語放送である。1354:30に「日本政府からのメッセージ」が出ている。米朝首脳会談を受けた内容に更新されている。
1405の「しおかぜ」も6165kHz、ジャミングの影響は全くない。この時間は日本語放送で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」、パラオ送信の9960kHzがいつになく弱い、ジャミングは無く聞き取りは可能である。台湾送信の9560、9450kHzはいずれも強力である。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期NHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日と同じ内容である。

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2018年06月28日

6月27日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」はいずれも台湾送信、9900kHzが若干ジャミングでノイジーだが、他はクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組である。

今日は何の日、もう24年も前のこと、松本サリン事件が起きた。この日を境に冤罪事件の報道が過熱した、当時、中波や短波で放送していたカルト教放送もまだ記憶に残っている。
1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは弱く全く影響はない、むしろ同波のCNR6の混信がやや目立つようだ。水曜日は前半後半とも朝鮮語放送である。
1405の6155kHzも混信が強くなってきた、ジャミングも目立ってきた。日没時間が次第に早くなり電波の伝わり方にも変化がみられるようだ。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。中でも9560kHzが最も強い。9450kHzは音が小さい、パラオの9960kHzは強力である。懐かしい日本の歌「春の日の花と輝く」で始まった。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2018年3月17日、26日、4月14日、24日、5月4日、16日、26日、6月5日、15日と同じ内容である。
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2018年06月27日

6月26日「しおかぜ」

26日、1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングの影響はほとんどない、八俣からの電波は強力である。火曜日は日本語放送で拉致被害者、失踪者の氏名生年月日の読み上げである。
番組本体は以前と同じ内容だが、1328:40と1354:45の「日本政府からのメッセージ」は6月12日シンガポールでの米朝首脳会談の内容である。後半1330からも引き続き氏名の読み上げが出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信各波は良好である。昨日から新しい内容である。これが一週間続く。拉致問題インフォメーションは安倍総理の発言が出ている。ニュース解説はロシア韓国首脳会談について。鉄道、ガスパイプラインを連結しようという話。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、先月にも登場している。日本語は1968年のヒット曲、ビレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」、昨年10月以来の登場である。
ふるさとの声は、曽我ひとみさんからのメッセージが出ている。認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスなどがあり1357に終了である。

1430の「ふるさとの風」、9560kHzが強い、9960kHzも強いが、VOA9900kHzのスプリアスが下からかぶっている。この電波いつも約55kHz上下にお化けを出している。
この時間2日続けてそれぞれ1330の番組が出たが、今日は通常の番組である。懐かしい日本の歌「どこかで春が」で番組開始。 拉致問題解説は、松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージで、2018年2月に収録した新しい内容である。2014年に92歳でお母さんが亡くなったことなども語っている。次いで弟松木信弘さんからも2018年2月収録のメッセージ。RFAからもこれらのメッセージが流れていると語っている。最後に二番目の姉松木照代さんから、これは以前と同じ2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2018年3月16日、25日、4月3日、13日、23日、5月3日、14日、25日、6月4日、14日と同じ内容である。

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2018年06月26日

6月25日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは確認できない、CNR6の混信がかなり目立つが概ね受信状態は良好である。月曜日は前半、後半とも日本語放送で拉致被害者、失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。

1300の「イルボネパラム」は9900kHzが弱いが、いつものジャミングが聞こえない。9465と9940kHzは強力である。1330の「ふるさとの風」は9705kHzが特に強力である。各波ともジャミングは全くない。
拉致問題インフォメーションは6月12日、トランプ大統領との電話会談後の記者会見から。
 「米朝首脳会談がございました。皆様方にとりましては、この拉致問題の行方がどうなったか、本当に気掛かりであったろうと、このように思います。
 ただ今、日米首脳会談を行いました。そして米朝首脳会談について詳細な説明を頂きました。
 まず、改めてトランプ大統領のリーダーシップと努力に対して、心から敬意を表したいと思います。
 この会談において、金正恩委員長が朝鮮半島の完全な非核化について、米国に対して、トランプ大統領に対して、明確に約束をした。その意義は大きいと思います。
 その歴史的な会談の成果の上に立って、国連安保理決議の完全な履行を求めていく。この日本、日米、日米韓の基本方針について改めて再確認することができたと思っています。
 そして拉致問題についてでありますが、まず私から拉致問題について、米朝首脳会談においてトランプ大統領が取り上げていただいたことに対して、感謝申し上げました。
 やり取りについては、今の段階では詳細について申し上げることはできませんが、私からトランプ大統領に伝えた、この問題についての私の考えについては、トランプ大統領から金正恩委員長に、明確に伝えていただいたということであります。
 この問題については、トランプ大統領の強力な支援を頂きながら、日本が北朝鮮と直接向き合い、解決していかなければいけないと決意をしております。
 非核化の時期等については、まずは完全な非核化について、明確に北朝鮮がコミットしたということです。金正恩委員長がトランプ大統領に対して確約したということが、極めて重たいと思います。
 そして、共同声明の中にあるように、迅速に進めていくということが書き込まれています。正に言葉どおり迅速に進めていかなければなりません。」
次いで6月14日拉致被害者との面会でのあいさつが出ている。
「今回の米朝首脳会談においては、まずは核の問題について、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が朝鮮半島の完全な非核化について、アメリカの大統領であるトランプ大統領に明確に約束をした、という意義は大きいんだろうとこう思っております。
 今回のこの歴史的な米朝首脳会談、北東アジアの平和と安定に向けた一歩であると、このように評価しているところでございました。
 拉致問題につきましては、先に行われた日米の首脳会談で、トランプ大統領に、金正恩委員長に対して、日本にとって最重要課題である拉致問題を提起していただくようお願いをしたところでございますが、既に記者会見でも述べられたように、金正恩委員長に対して拉致問題を提起されたということでありました。
 その後、電話でお話をさせていただきましたが、明確にアメリカと、また日本にとって重要課題である大切な拉致問題について金正恩委員長に提起しました、というようなお話を頂いたところでございました。
 この米朝の首脳会談を機会として捉え、あとは正に日本の問題として日本は北朝鮮と直接向き合い、この問題を解決していく決意でございます。
 拉致問題を提起したということは、私がトランプ大統領に首脳会談において述べてきた、私の拉致問題に対する考え方を、それをそのまま金正恩委員長に伝えたとそういうことでございます。
 もちろん日朝の首脳会談というのは拉致問題が前進していくものにならなければ意味がないわけでありますから、しっかりとそういうことも踏まえながら、対応していきたい。
 しかし申し上げましたように、拉致問題というのは日朝の問題でありますから、日本が主体的に責任をもって解決していかなければならない問題であろうと、このように思います。」

ニュース解説はロシア韓国首脳会談について。鉄道、ガスパイプラインを連結しようという話。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、先月にも登場している。日本語は1968年のヒット曲、ビレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」、昨年10月以来の登場である。
ふるさとの声は、曽我ひとみさんからのメッセージが出ている。認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスなどがあり1357に終了である。
25日、月曜日はこの後1430の番組も1330と同じである。そして1457に今月のアニメソング「魔法使いサリー」が追加されている。9450、9560、9960kHzいずれもジャミングは全くない、受信状態は良好である。
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2018年06月25日

6月24日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングとCNR6の混信が若干目立つようだ、八俣の電波もいつもの強さはない。日曜日は朝鮮語放送から、後半1330は日本語放送である。先週と同じ番組である。
緊急メッセージに次いで、金正恩の母親である高英姫(コ・ヨンヒ)氏について。
6月8日の朝鮮日報から、金正恩労働党委員長は在日朝鮮人であるという話。済州島出身の高京澤(コ・ギョンテク)氏を父にもつ、在日朝鮮人2世、帰還事業で11歳の時北朝鮮に移住したとされる。小学校の途中で渡ったため卒業アルバムにも写真はない。
その後、金正日氏らの宴会で場を盛り上げる女性集団、「喜び組」に選ばれた。この喜び組がきっかけとなり、金正日に気に入られ愛人となり、3番目の妻となる。
米朝サミットを機に、にわかに注目されている在日朝鮮人ともいわれる金正恩の生い立ちである。
救出への道コーナーは増元照明さんの話。6月12日の米朝会談が歴史的というが、二人が会うのが何で歴史的なのかよくわからない、体制保障ではどうにもならない。これからも北朝鮮にさらに圧力を加え続けなければならない。アメリカの圧力に押されて金だけ出すようなことになれば何の助けにもならない。1353:33に「日本政府からのメッセージ」が出ている。6月12日の米朝サミット開催の内容である。再び緊急メッセージの後、最後のスケジュールはいまだに古いソースのままである。30分遅い時間でアナウンスされている。

24日の「ふるさとの風」は1330、1430と同じ番組である。9705、9560、9960kHzが強力に聞こえている。パラオ送信はいつもの強さがない。拉致問題インフォメーションは、6月7日ホワイトハウスでの会見から。
  「本日、トランプ大統領とは北朝鮮問題に多くの時間を費やして話し合いました。来るべき米朝首脳会談、さらにはその後の北東アジアの平和と安定に向けて私たちが何をなすべきか、そのことについて時間をかけて相当突っ込んだ率直な意見交換を行うことができました。その詳細について今申し上げることはできませんが、ただ一つ申し上げることができるのは、日米は常に共にある。シンガポールで行われる、歴史的な会談の成功を強く期待しています。
 新潟という、日本海に面した美しい港町に住む、僅か13歳の少女が北朝鮮によって拉致されました。それから41年、家族はただひたすらに、その帰りを願い、待ち続けてきました。御両親も高齢となり、残された時間が少なくなる中で、お元気なうちに、めぐみさんを、再びその手で抱き締めることができる。全ての拉致被害者が帰ってくる日が訪れることを、日本国民は、切に願っています。
 拉致問題を早期に解決するため、私は、もちろん、北朝鮮と直接向き合い、話し合いたい。あらゆる手段を尽くしていく決意です。
 そして、この拉致問題の解決に対する、トランプ大統領を始めアメリカ国民の皆様の御理解と御支援に、日本国民を代表して感謝申し上げたいと思います。
 累次の安保理決議の完全な履行を求めていく。これまでの方針に、全く変更はありません。
 拉致、核、ミサイルの諸懸案を包括的に解決し、北東アジアに真の平和が実現することを、我が国は、強く願っています。
 今、正に、そのための大きな一歩を踏み出そうとしている。トランプ大統領、あなたが、その新しい歴史をつくろうとしています。
 日本だけではありません。国際社会全体が、米朝首脳会談によって、北東アジアの平和と安定に向けた扉が開くことを、強く期待しています。
 北朝鮮には、豊富な資源があり、勤勉な労働力があります。北朝鮮が正しい道を歩むのであれば、明るい未来を描くこともできる。我が国も、日朝平壌(ピョンヤン)宣言に基づいて、不幸な過去を清算し、国交を正常化し、経済協力を行う用意があります。できる限りの役割を果たしていく考えです。
 ドナルド。世界の平和と繁栄への強いコミットメントを高く評価します。そして、米朝首脳会談の成功に向けて、日本としていかなる支援も惜しまないことを、最後に申し上げます。」

続いて6月9日、G7シャルルボワ首脳コミュニケを発表、参加各国は北朝鮮に対し次のように要望した。
我々は、引き続き、北朝鮮に対して、全ての大量破壊兵器(WMD)、弾道ミサイル並びにそれらに関連する計画及び施設の、完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄を求める。
我々は、完全な履行を前提として、北朝鮮による、核実験及び弾道ミサイル発射のモラトリアムに関する発表、4月27日の「板門店宣言文」で示された非核化へのコミットメント、そして、5月24日の一見したところの豊渓里核実験場の閉鎖を含む、最近の進展を認めるが,完全な非核化の重要性を改めて表明する。
北朝鮮の全ての大量破壊兵器及び弾道ミサイルの廃棄は、朝鮮半島における全ての人々にとって、更なる前向きな未来と、あまりにも長く苦しんできた北朝鮮の人々にとっての繁栄のチャンスへとつながる。しかし、更なる行動が必要であり、我々は、全ての国に対し、北朝鮮に自らの方針を変えさせ、決定的かつ不可逆的な行動を取らせるため、関連国連安保理決議の完全な履行を含め、強固な圧力を維持することを要請する。
この文脈で、我々は、北朝鮮に対して、北朝鮮の人々の人権を尊重するとともに、拉致問題を即時に解決するよう改めて要請する。

ニュース解説は6月12日にシンガポールで開催された米朝首脳会談について。今週の一曲は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、今年1月に登場している。
ふるさとの声は松本京子さんへ、松本肇さんからのメッセージが出ている。1430の放送は、1457にアニメソング「魔法使いサリー」が追加されている。
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2018年06月24日

6月23日「しおかぜ」

23日土曜日1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは出ているが概ね受信状態は良好である。この時間は先週と同じ番組が出ている。緊急メッセージに次いで、金正恩の母親である高英姫(コ・ヨンヒ)氏について。
6月8日の朝鮮日報から、金正恩労働党委員長は在日朝鮮人であるという話。済州島出身の高京澤(コ・ギョンテク)氏を父にもつ、在日朝鮮人2世、帰還事業で11歳の時北朝鮮に移住したとされる。
その後、金正日氏らの宴会で場を盛り上げる女性集団、「喜び組」に選ばれた。この喜び組がきっかけとなり、金正日に気に入られ愛人となり、3番目の妻となる。 米朝サミットを機に、にわかに注目されている在日朝鮮人ともいわれる金正恩の生い立ちである。
救出への道コーナーは増元照明さんの話。6月12日の米朝会談が歴史的というが、二人が会うのが何で歴史的なのかよくわからない、体制保障ではどうにもならない。これからも北朝鮮にさらに圧力を加え続けなければならない。アメリカの圧力に押されて金だけ出すようなことになれば何の助けにもならない。25:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。6月12日の米朝サミット開催の内容である。
最後のスケジュールはいまだに古いソースのままである。30分遅い時間でアナウンスされている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、9465と9705kHzが特に良好である。ジャミングは全くない。9900kHzだけはジャミングが強い。この時間は毎日同じ番組が出ている。
23日、9100kHzへのジャミングは1205:40に止まっている。
拉致問題インフォメーション、ニュース解説、今週の一曲、朝鮮語は1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」、日本穂は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、どちらも今年1月に登場している。
ふるさとの声は松本京子さんへ、松本肇さんからのメッセージが出ている。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzをはじめ台湾の9560、9450kHzも強力である。9450と9960kHzは若干音量が小さい。懐かしい日本の歌は「ペチカ」である。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。今も日本国内で多くの工作員が活動していることはよく知られている。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、ひとみさんからのメッセージで2018年2月に収録したものに更新されている。昨年12月に夫が急死したことも述べている。日本語と朝鮮語のメッセージである。続いて2017年9月東京で開かれた国民大集会におけるひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は、平成28年度上半期放送、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌を宇多田ヒカルで「花束を君に」が出ている。この番組は2018年3月15日、24日、4月2日、11日、22日、5月2日、13日、24日、6月3日、13日と同じ内容である。

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2018年06月23日

6月22日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングはない、八俣からの電波は強く受信状態は極めて良好である。若干CNR6の混信があるが大きな影響はない。金曜日は朝鮮語放送である。1325:27と1355:30に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1405の「しおかぜ」も6165kHzこの時間も強力である。先週1330に放送された「ふるさとの風」を出している。

1300の「イルボネパラム」は9465kHzがクリアーかつ強力に聞こえている。9900kHzはジャミングで聞きづらい、このジャミング、昨日から9100kHzに出てきたジャミングとは異質で、同一送信機ではなさそう。9100kHzへのジャミングは1200に止まっている。
1330の「ふるさとの風」は9705kHzが強い、この時間は毎日同じ番組が出ている。9950と9455kHzは若干音量が小さい、3波ともジャミングは確認できない。

1430の「ふるさとの風」は3波とも強力である。ジャミングは全く分からない。パラオの9960kHzに5kHz上から何やらガザついているが、これは9900kHzのVOAのスプリアスである。この送信機機嫌の悪い時が多く65kHz上下にお化けを出している。しかしこれが極めて汚い電波である。
なつかしい日本の歌「さくらさくら」で始まった。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、、お兄さん石岡章さんから、2018年2月の手紙が代読されている。残された一眼レフカメラの話題なども話している。
今日の一曲は2015年度下半期NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌から、AKB48の「365日の紙飛行機」が出ている。
この番組は2018年3月23日、4月1日、10日、21日、5月1日、12日、22日、6月2日、12日と同じである。

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2018年06月22日

6月21日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングはない、受信状態は極めて良好である。金曜日は前半、後半とも英語放送が出ている。
1405の6165kHzも強力である。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語、日本語放送はいずれも良好である。9465と9705kHzが特に強力に入感している。拉致問題インフォメーション、ニュース解説、今週の一曲、朝鮮語は1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」、日本穂は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、どちらも今年1月に登場している。
ふるさとの声は松本京子さんへ、松本肇さんからのメッセージが出ている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも極めて強力である。各波ともジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」で開始。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2018年2月に収録のお兄さん松本肇さんからのメッセージ、そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。
京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。10年以上同じソースが使われている。
今日の一曲は2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」である。
この番組は2018年3月22日、31日、4月9日、19日、30日、5月11日、21日、6月1日、11日と同じ内容である。

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2018年06月21日

6月20日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6165kHz、同派のCNR6の混信がある、しかしジャミングは確認できない。概ね受信状態は良好である。水曜日は朝鮮語放送である。1325:26に「日本政府からのメッセージ」が出ていが、今日もこれだけが日本語である。5月9日の日中韓首脳会談の内容である。1355:30の「日本政府からのメッセージ」は朝鮮語である。
1405の「しおかぜ」も6165kHz、八俣の電波は極めて強く混信はわからない。S9+50dBを超す強さである。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、9900kHzのジャミングも弱い、9465と9705kHzが強力に入感している。拉致問題インフォメーション、ニュース解説、今週の一曲、朝鮮語は1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」、日本穂は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、どちらも今年1月に登場している。
ふるさとの声は松本京子さんへ、松本肇さんからのメッセージが出ている。

1430の「ふるさとの風」は音量の差こそあれ3波とも強力である。9560kHzがベストである、いずれの周波数もジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「トンボのメガネ」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、お兄さん市川健一さんから2018年2月収録のメッセージである。続いてお姉さん市川龍子さんからも2018年2月収録のメッセージである。
このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは以前と同じ2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1993年下期放送NHK連続テレビ小説「かりん」の主題歌、井上陽水で「カナディアンアコーディオン」、初登場である。
最後の周波数アナウンスは以前の(B17)ままである。この番組は2018年3月30日、4月8日、18日、29日、5月10日、20日、30日、6月10日と同じ内容である。

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