2018年05月31日

5月30日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6165kHz、同波のCNR6の混信も全く影響はない。八俣からの電波はきわめて強力である。28日からこの周波数に出ているが、当然まだジャミングは出ていない。
水曜日は前半後半とも朝鮮語放送である。

1300の「イルボネパラム」は9900kHzのみにジャミングが確認できる。9940と9465kHzは強力かつクリアーに聞こえている。
1330の「ふるさとの風」は3波ともジャミングは確認できない。台湾送信の9455、9705、9950kHzすべて強力である。拉致問題インフォメーションは、5月21日安倍総理は、総理大臣官邸で政府与党連絡会議に出席、冒頭のあいさつが出ている。
ニュース解説は「南北首脳会談」について、5月26日に板門店でまた会合がもたれた。実務的な会談とされている。
今週の一曲、朝鮮語はクリスタルキングの「大都会」、昨年11月にも登場している。日本語は1974年のヒット曲、三輪車の「水色の街」である。これも昨年7月に登場している。
ふるさとの声は、松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんからのメッセージ、2018年2月収録である。続いて12名の政府認定拉致被害者の氏名、スケジュールなどのアナウンスがあり、1357に終了している。

1430の「ふるさとの風」は音量の差こそあれ3波とも強力である。9560kHzがベストである、いずれの周波数もジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「トンボのメガネ」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、お兄さん市川健一さんから2018年2月収録のメッセージである。続いてお姉さん市川龍子さんからも2018年2月収録のメッセージである。
このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは以前と同じ2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1993年下期NHK連続テレビ小説「かりん」の主題歌、井上陽水で「カナディアンアコーディオン」、初登場である。
番組内容が更新されても、最後の周波数アナウンスは以前の(B17)ままである。この番組は2018年3月30日、4月8日、18日、29日、5月10日、20日と同じ内容である。
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2018年05月30日

7295kHz in Korean

5月29日、1500から7295kHzで朝鮮語が出てきた。この番組、すでに9800kHzで放送されているものと同じである。30分と15分番組の2本立てである。そして1545からは英語放送となり1600終了で一時間出ている。
5月28日は出ておらず、29日に開始された。



May 29, 7295kHz Reach Beyond Australia
1500-1530 Women of Hope in Korean
1530-1545 Voice of Salvation in Korean
1545-1600 English  more
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2018年05月30日

5月29日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は昨日から6165kHzに変更している。受信状態は極めて良好である。火曜日は被害者家族からの手紙の一部が読み上げられている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんから、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのメッセージ、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんから、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙
1324:45に「日本政府からのメッセージ」が出ている、後半1330からも日本語放送で、引き続き失踪者家族の手紙の一部が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日東京都渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんから、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんから

以上の方々からの手紙が読まれた。1354:38に「日本政府からのメッセージ」が出ている、番組本体は4年前と同じだが、2018年5月8日放送分から、「日本政府からのメッセージ」が今年3月9日のトランプ大統領との電話会談の内容に更新されている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、昨日から新しい内容の番組が出ている。各波とも受信状態は良好である。ただ9900kHzだけは開始時ノイズジャミングが結構うるさい、これ以外の周波数にジャミングは確認できない。
ニュース解説は「南北首脳会談」について、5月26日に板門店でまた会合がもたれた。実務的な会談とされている。
今週の一曲、朝鮮語はクリスタルキングの「大都会」、昨年11月にも登場している。日本語は1974年のヒット曲、三輪車の「水色の街」である。これも昨年7月に登場している。
ふるさとの声は、松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんからのメッセージ、2018年2月収録である。続いて12名の政府認定拉致被害者の氏名、スケジュールなどのアナウンスがあり、1357に終了している。

1430の「ふるさとの風」は3波とも強力である。いつものように9450kHzは強いだけで音量が小さい。パラオの9960kHzは30秒ほど遅れて聞こえている。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で開始。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2018年2月に収録したメッセージである。同じくお母さん有本加代子さんのメッセージが出ている。今週の一曲はなし。この番組は2018年3月11日、20日、29日、4月7日、17日、27日、5月9日、19日と同じ内容である。
  
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2018年05月29日

5月28日ふるさとの風

1430の「ふるさとの風」は9560kHzがよく聞こえている。9450kHzも強いが音量が小さい、パラオの9960kHzは若干弱いが聞き取りは可能である。
懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で番組開始。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど、トップとの関わりがあることから、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年齢を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ、この時はまだ元気、はっきりと聞こえる。お母さん横田早紀江さんから、新しく2018年2月収録のメッセージ。
そして2017年7月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録した横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。今日の一曲は無し、この番組は2018年3月28日、4月6日、16日。26日、5月8日、18日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は7215kHzへ変更である。混信は全くない、受信状態は極めて良好である。1300と同じ番組である。

1600の「ふるさとの風」は9470kHzが一番強く、次いで9960、7335kHzである。いずれも混信は全くない。1330と同じ番組である。この時間は1330と同じ番組で、1627にアニメソング「あかねちゃん」が出ている。
  
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2018年05月28日

「しおかぜ」周波数変更

5月28日、月曜日にまた周波数変更が行われた。1300は昨日までの7215kHzに変わり6165kHzに出てきた。同波のCNR6も弱く、八俣からの電波は強力、受信状態は極めて良好である。S9+50dBを超す強さで入感している。
月曜日は失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。今回は2003年までに失踪した方々である。1328:40と1354:40に「日本政府からのメッセージ」が出ている。2018年3月現在の内容である。
1405の「しおかぜ」も6165kHzに変更された。

1300の「イルボネパラム」は9465kHzが最も強い、9900、9940kHzもクリアーに聞こえている。3波ともジャミングは確認できない。
1330の「ふるさとの風」は9705kHzがベスト、9455、9950kHzもクリアーである。拉致問題インフォメーションは、5月21日安倍総理は、総理大臣官邸で政府与党連絡会議に出席し、冒頭の挨拶で次のように述べた。
 今月初め、2年半ぶりに、日中韓サミットを開催いたしました。李克強(り・こくきょう)首相と文在寅(ムン・ジェイン)大統領と共に、日中韓サミットの定期開催、北朝鮮問題について安保理決議の完全な履行につき一致するとともに、拉致問題について初めて共同声明に盛り込むことができました。
 その際、日韓首脳会談、日中首脳会談を行いました。特に、李首相とは、10年越しの課題であった海空連絡メカニズムの運用開始で合意するなど、新たなスタートを切った日中関係は関係改善に向けて勢いを増しています。日中平和友好条約締結40周年の記念レセプションに共に出席し、さらに北海道へも同行し、胸襟を開いて日中の将来について語り合うことができました。今後、李首相から招待のあった私の年内訪中、その後の習近平主席の訪日の実現に向け尽力してまいります。
 この週末、福島県いわき市で、第8回太平洋・島サミットを開催しました。太平洋島しょ国との間で、気候変動や海上保安などの分野で人材育成を進めるなど、協力強化で合意するとともに、北朝鮮問題について、安保理決議に従った取組を加速させていくことで一致しました。
 歴史的な米朝首脳会談を、北朝鮮をめぐる核・ミサイル、そして最重要課題である拉致問題の包括的な解決に向けた前進の機会とするため、まずは、6月のカナダでのG7サミットの機会も活用し、日本の考えをしっかりとトランプ大統領に伝えながら、米国と共に準備を進めてまいります。

ニュース解説は「南北首脳会談」について、5月26日に板門店でまた会合がもたれた。実務的な会談とされている。
今週の一曲、朝鮮語はクリスタルキングの「大都会」、昨年11月にも登場している。日本語は1974年のヒット曲、三輪車の「水色の街」である。これも昨年7月に登場している。
ふるさとの声は、松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんからのメッセージ、2018年2月収録である。続いて12名の政府認定拉致被害者の氏名、スケジュールなどのアナウンスがあり、1357に終了している。

  
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2018年05月28日

5月27日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングは出ているようだが全く影響はない。八俣からの電波はきわめて強力、受信状態は良好である。日曜日は朝鮮語放送から、後半1330は日本語放送である。先週並びに昨日と同じ番組である。去る5月9日神戸で行われた特別検証について。田中実さん・金田龍光さんの拉致について、同地域の他の拉致・失踪事件との関連も含め検証するとともに、4年前に既に北朝鮮側が2人についての生存情報を出していたことなど、情報隠蔽の問題等についても検証を行った。
田中実さんの中学の同級生の方もしおかぜメッセージを寄せている。
5月3日、国連本部でのスピーチについて、国連の会議室でのシンポジウムにおける生島孝子さんの姉で特定失踪者家族会幹事の生島馨子さんのスピーチ内容が出ている。
 皆さまこんにちは。
 私は東京からまいりました生島馨子と申します。
 私の妹は「北朝鮮に拉致された可能性を排除できない行方不明者」と言われる多くの人たちの中の一人です。本日この場で発言できる機会をいただき感謝に堪えません。ありがとうございます。
 私は「北朝鮮に拉致された多くの日本人」の家族の一人として、妹・生島孝子が帰国できることを望み、北朝鮮当局に対し全拉致被害者の開放を求めているお話しをさせていただきたいと思います。
 妹・生島孝子は1941年生まれです。1972年11月1日、30歳の時に東京で突然行方不明になりました。両親はじめ姉妹(きょうだい)にも失踪の理由などは心当たりがありませんでした。それから既に46年経ってしまっています。
 2002年9月、「日朝首脳会談」の際、北朝鮮の金正日総書記は日本の小泉首相に対して、初めて日本人拉致を認め謝罪しました。
 しかしその時拉致を認めた13人以外に、日本には「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者」として900人あまりと警察庁は公表しております。
お手元にお配りしましたリストは、そのうちの540あまりです。
 そして、一部重複しますがお許しください。北朝鮮による拉致被害者は日本人ばかりでなく、韓国人、タイ人、アメリカ人等々10か国以上の国の人たちが拉致されています。
 国連に設置された「北朝鮮の人権に関する調査委員会」は2014年、北朝鮮国民と日本人を含む各国からの拉致被害者の人権人道問題を、今すぐ改善するよう報告と勧告を行いましたが、未だ改善されておりません。
 妹・生島孝子について少し話させて下さい。西ドイツ経由で北朝鮮に入った韓国の元経済学者「呉男(オ・ギルナム)」氏が、「ピョンヤン市内の自宅アパート前で孝子と言葉を交わした」と証言をしております。行方不明から33年過ぎており、母は99歳でした。「孝子が生きていてもすぐに会うことできないの?」と母はもどかしがり、帰国した拉致被害者の方々の再会の様子をテレビ画面で見つめ、「私にはこんな場面はこないわね」と悲しみながら、5か月後に亡くなりました。
 母の晩年は、孝子を抱きしめることを目標にして生きておりましたが、この母の気持ちを後日、孝子にどう伝えようかと迷い、たまたま知った、遺骨をダイヤモンドにする方法を選びました。現在孝子は76歳になります。一日も早く母の結晶のダイヤモンドを胸に飾ってあげたいと願いますが、母の死から13年過ぎてしまっています。渡すすべもない日々を送りながらダイヤモンドを眺めております。
 孝子は電話交換手でしたが、現在IT化などで社会の変化は急速で、電話交換手という職業も今はほとんどなくなりました。この長い歳月を苛酷で必死に生きているのでしょうが、拉致されたことによって失われた「時」は戻ってこないのです。
 未だに北朝鮮による拉致の実態は、何一つ明らかにされていません。
 日本国民は拉致問題の一刻も早い解決を望んでいます。
 皆さま、このような状況をご理解いただき、家族を取り返し、平穏な日常が私たちに戻るまで、どうぞご支援ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
ご清聴ありがとうございました。

続いて、男鹿市市長のメッセージが出ている。男鹿半島は昨年来、数多くの木造船が漂着していることでも知られている。救出への道コーナーは増元照明さんの話。1353:36に「日本政府からのメッセージ」が出ている。中東歴訪時の新しいメッセージである。最後に相変わらずまだ古い時間で周波数アナウンスなどがあり日本語放送終了。
1405の7325kHzもきわめて強く、途中から出てきたと思われるパルスジャミングも全く影響はない。先週1330に放送された「ふるさとの風」がクリアーに聞こえている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信各派はいずれも良好である。9465と9705kHzがほかの周波数よりも早く聞こえている。月曜日から続いた最後の番組となる。ニュース解説は「キムケグァン談話」について。人の名前を冠した談話は珍しく米国も注目しているが、北を代表するものではないとして入り。
今週の一曲、朝鮮語は2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」である。この5月11日にも登場したばかりである。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」、今年3月にも登場している。
故郷の声は横田早紀江さんから、2018年2月に収録したもの。ひ孫が生まれたことなども話している。12人の政府認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスなどがあり1357に終了。

1430の「ふるさとの風」はパラオ送信の9960と台湾送信の9560、9450kHzはいずれも強力である。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期NHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日、17日と同じ内容である。依然として最後の周波数アナウンスはB17のままである。

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2018年05月27日

5月26日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングは出ているが、八俣からの電波は強く全く影響はない、受信状態は極めて良好である。土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。いつものように緊急メッセージから。
「拉致被害者の皆さん、北朝鮮におられる日本人の皆さん、事態が急変しています。しおかぜをはじめとする外国からの放送をお聞きください。日本に連絡できる方法があれば連絡してください。私たち特定失踪者問題調査会の連絡先は電話なら、国番号81の後に、9085179601、FAXの場合は81の後に356945059です。」

去る5月9日神戸で行われた特別検証について。田中実さん・金田龍光さんの拉致について、同地域の他の拉致・失踪事件との関連も含め検証するとともに、4年前に既に北朝鮮側が2人についての生存情報を出していたことなど、情報隠蔽の問題等についても検証を行った。
田中実さんの中学の同級生の広瀬さんもしおかぜメッセージを初めて寄せている。1985年失踪した秋田美和さんへのメッセージも出ている。5月3日、国連本部でのシンポジウムについて、国連の会議室でのシンポジウムにおける生島孝子さんの姉で特定失踪者家族会幹事の生島馨子さんのスピーチ内容が出ている。
続いて、男鹿市市長のメッセージが出ている。救出への道コーナーは増元照明さんの話。1323:36に「日本政府からのメッセージ」が出ている。中東歴訪時の新しいメッセージである。最後に周波数アナウンスなどがありに品語放送終了、引き続き1330からは同内容の朝鮮語放送が出ている。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、強力なパルスジャミングが出ているが、概ね受信状態は良好である。特に後半は信号もより強くなりジャミングの影響はなくなった。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」は9465kHzが良好である。9900kHzは強力なノイズジャミングが出ており聞き取り困難である。1330の「ふるさとの風」は3波とも良好である。拉致問題インフォメーションは、5月11日安倍首相の記者会見から。米朝首脳会談が6月12日にシンガポールで行われることが決定したことについて、次のように述べた。
「米朝会談の日にちと場所が正式に決定したことを歓迎したいと思います。この歴史的な米朝会談によって、核問題、そしてミサイル問題、何よりも重要な拉致問題が前進していく。そういう機会となることを強く期待したいと思います。これから、この米朝会談に向けて準備が更に進んでいくと思います。その準備において、日本側も、日本側の考えをしっかりと米国に伝えながら米国と共に準備を進めていきたいと思いますし、また、トランプ大統領とも電話等を通じて綿密に連携を取っていきたい。そして、この米朝会談が成功し、北朝鮮に関わる諸問題が解決するよう、日本としても全力を尽くしていく決意であります。そのためにも、何よりも日米で、日米韓で、あるいは中国やロシア、国際社会としっかりと連携していくことが大切であろうと思います。その中で日本もしっかりとその役割を果たしてまいります。」
ニュース解説は「キムケグァン談話」について。人の名前を関した談話は珍しく米国も注目しているが、北を代表するものではないとして入り。
今週の一曲、朝鮮語は2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」である。この5月11日にも登場したばかりである。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」、今年3月にも登場している。
故郷の声は横田早紀江さんから、2018年2月に収録したもの。ひ孫が生まれたことなども話している。12人の政府認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスなどがあり1357に終了。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzが弱い。台湾からの9560と9450kHzは良好である。ジャミングは無い。懐かしい日本の歌「春の日の花と輝く」で始まった。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2018年3月17日、26日、4月14日、24日、5月4日、16日と同じ内容である。
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2018年05月26日

HFCC更新

ほぼ毎日のように更新されている周波数リスト。5月25日付の更新で、一挙に40波以上も増加している。特別新しい放送が始まったわけでもないが、IBB関連の周波数に変更がみられる。

従来からチベット語放送は日替わり周波数で出ていたが、一部しか登録していなかった。今回すべての時間帯実際に出ている周波数がリストされた。これによる増加がほとんどである。

Kinyarwandaアフリカ向けの放送が倍増している。この言語もすでに5月7日から追加送信されているが、25日付で登録された。
Radio Thailandのヨーロッパ向け9390kHzが5月24日から9920kHzに出ている。HFCCでは25日としているが、実際の受信では24日1800から9920kHzに出てきた。
同じく1600-1700のRFE Uzbekは24日1630まで9390kHz、1630に9920kHzに切り替わっている。

CRIのウルムチ送信は引き続き一部の周波数が止まっている。

HFCC登録数
May 25 5269
May 23 4122
May 22 4124
May 17 4125
May 16 4125
May 15 4130
May 13 4129
May 12 4120
  
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2018年05月26日

5月25日ふるさとの風

1300のモンゴル送信1431kHzは21日以降引き続き止まったままである。

1300の「イルボネパラム」は9900kHzに強烈なジャミングが出てきた。9940と9465kHzはクリアーに聞こえている。1330は3波ともクリアーに聞こえている。この時間帯は毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」はパラオ送信、台湾送信共に強力である。9450kHzが一番早く聞こえている。次に9560kHz、一番遅れているのがパラオの9960kHzである。遅れのタイミングは日によってバラバラ。
懐かしい日本の歌「どこかで春が」で番組開始。 拉致問題解説は、松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージで、2018年2月に収録した新しい内容である。2014年に92歳でお母さんが亡くなったことなども語っている。次いで弟松木信弘さんからも2018年2月収録のメッセージ。RFAからもこれらのメッセージが流れていると語っている。最後に二番目の姉松木照代さんから、これは以前と同じ2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。
この番組は2018年3月16日、25日、4月3日、13日、23日、5月3日、14日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2018年05月25日

モンゴル1431kHz停波中

モンゴルから送信している中波1431kHzが停波している、させられた?。
調査会ニュース2740から。
 5月22日、英国の配信委託会社より、現在、中波の送信が停波しているとの報告が来ました。

 同じ施設(第三国)から北朝鮮へ中波送信している英国BBCも同様に停波しており、現在復旧に向けての対応をしているとの事です。

 また、この停波は北朝鮮当局による中波放送への妨害電波発射とも合致しており、さらには北朝鮮当局による送信施設への直接妨害も十分に考えられます。

 BBCはこの件について記者会見も考えているとの情報もあり、「しおかぜ」としても英国と連絡を取りながら対応を検討することになりますが、これは中波放送が如何に効果的であるかの表れでもあり、短波放送にも北朝鮮当局は妨害電波を発射し続けていることから、事態は昨今の反発、内部情勢、北朝鮮の本音を意味し、漂着船なども含めて、すべてがリンクしていると見ることが出来るでしょう。

 中波放送の一刻も早い復旧に向け、全力で取り組んで参ります。

IBBのモニターなどの受信では、AWRとBBCも5月21日の放送から出ていない。5月20日までは送信されていた。1300-1400の「しおかぜ」は19日、20日は日本語放送で、失踪者家族からの肉声によるメッセージが出ていた。
  
Posted by Hiroshi at 15:26Comments(0)Asia/Oceania