2018年05月18日

RAE世界に向けてアルゼンチン

短波放送ではまさに幻の日本語放送である。WRMIからの放送は引き続き行われているが、北米向けのため全く聞こえない。
放送時間は0800から一時間となっているが、最近の受信では0830まで9395kHzとパラで音楽が流れている。ただ単に切り替えるのを忘れているようにも思えるが、A18に入ってリモート受信した限りでは今日も含め0830から日本語に切り替わっている。30分頭切れの状態が続いている。0855からは各国語のIDが繰り返し出ている。
このあと0900の中国語は頭から出ている。

5月15日からこれまでの9455kHzから5950kHzに変更されている。基本24時間でていた9455kHzがそっくり5950kHzへQSYした。
英語放送は従来から2波使われているが、あとはすべて一波のみである。

RAE via WRMI,May 15, 2018
0100-0200 English 5950, 9395
0800-0900 Japanese 5950
0900-1000 Chinese 5950
1100-1200 Portuguese 9955
1900-2000 German 9395
2000-2100 Italian 9395
2200-2300 Spanish 5010
2330-2400 French 7780
  
Posted by Hiroshi at 19:18Comments(0)Americas

2018年05月18日

5月17日「しおかぜ」

17日の北朝鮮の電波、時間帯によっては相変わらず停波が続いている。1100代でもすべてのスーパージャミングと海外向けが止まっていた。1130には復活した。こうした停波はほぼ毎日繰り返されている。
6045kHzの「自由の声放送」が出ていない。北からのジャミングだけが出ている。KNLSは11885kHzが全時間使われている。

1300の「しおかぜ」7215kHzもジャミングがなくCRIの混信が目立つ。木曜日は英語放送が出ている。1405の7325kHzもきわめて強力である。ジャミングはない。

1300代の朝鮮語と日本語放送、ジャミングの確認はできない、各派ともクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」はパラオ送信の9960と台湾送信の9560、9450kHzはいずれも強力である。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期NHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日と同じ内容である。依然として最後の周波数アナウンスはB17のままである。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze