海外からのラジオ放送

大幅縮小された「ロシアの声」、日本語はとうとう短波一つだけとなった。放送そのものが無くならないだけまだいいか。

昨日まで出ていた15745kHzの英語が2日は出てこない。またスペイン語の9480kHzも出なかった。このため英語放送も中波だけという時間帯が出てきた。
海外向け放送で、もっとも多くの中波を使う局となった。短波だけに限れば、Radio Japanの規模と同じ程度である。

中国語はこれまでと同じ周波数が使われているがどうも追加があるみたい。ロシア語が殆んど中波の放送になったことから、ここから出ていた「モンゴルの声」のロシア語が聞かれなくなった。
因みに2日、1100-1200の中国語は、11935、6115、5900、648kHzで聞こえている。

ドイツ語放送は全時間中波のみとなり、短波は唯一DRM放送が3時間出るだけである。
イタリア語も中波1548kHzだけになり1700に6145kHzがDRMで出ている。
トルコ語も中波のみの放送となった。

中止と伝えられたマヤークはその後もこれまで通り放送されている。
  

1月1日0400に7375kHzは終了したが、再び放送を始めている。本国送信は止まっているが、このドイツ中継波は継続されているようだ。

ヨーロッパでのリモート受信では2300に7375kHzがよく聞こえている。2日0100現在も7375kHzが聞こえている。
同局のウェブサイトも12月31日付で更新され、短波は全て無くなっている。



引き続き7375kHzは0300の英語ニュースがちょっとだけ、0330はスペイン語が出ている。
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1300台の朝鮮語と日本語放送は多少ジャミングが聞こえるが何とか聞き取りは可能である。今週で通算286週目の放送となる、今週の一曲はまた同じで、例の3曲「ふるさと」「おぼろ月夜」「国境の風」が放送されている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは無い、下からのかぶりは多少あるが、概ね受信状態は良好。1月1日火曜日は日本語放送が出ている、31日2000、すなわち日本時間1日5時と同じ番組が出てきた。2012年は日本と朝鮮半島では大きな政変があったことなど、続いて横田早紀江さんから娘へのメッセージが出ている。
後半1400からは朝鮮語放送、八俣からの信号も上昇、受信状態はさらに良くなってきた。

1430の｢ふるさとの風｣は9950kHz、ジャミングが弱いながら聞こえているが、受信状態は良好である。日本政府の放送は元旦だからと言って「君が代」が流れることはない。民間団体の放送では出るのに、政府の放送で何も流さない、なんとなく今の日本、朝鮮半島に支配されている状況が見て取れる。
懐かしい日本の歌は｢荒城の月｣と「かもめの水兵さん｣の2曲で始まった。拉致問題解説は石岡亨さんについて。
1980年5月、大学生の頃ヨーロッパで有本恵子さんらと共に行方不明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。これもよど号ハイジャック犯がかかわっている拉致事件だ。
さらに、拉致事件と密接な関係のあるオウム事件、朝鮮半島を舞台にしたオウムと拉致事件の関連がマスコミで語られることはもう無いだろう。弱点を握られている関係者にとっては墓場まで持っていかなければならない拉致事件である。
ふるさとからの声は石岡亨さんへのメッセージ。2011年10月18日のお兄さんからの手紙が代読されている。

今日の一曲は1979年のヒット曲、クリスタルキングの｢大都会｣、この番組は3月28日、4月15日、24日、5月12日、21日、30日、6月8日、17日、26日、7月5日、14日、23日、8月10日、19日、28日、9月6日、15日、10月3日、12日、11月8日、17日、26日、12月5日、14日、23日と同じである。

1600の「ふるさとの風」は久しぶりに強力に聞こえている。台湾からの電波は強く、ジャミングは全くわからない。1430と同じ番組が出ている。
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