2012年12月29日

VORも放送時間縮小

ロシアの短波放送はすでに冷戦時代の面影は全くない。短波帯からあのマヤークが消えて久しい。80以上もの言語で放送していた時代があったことすら今となっては信じがたいことのように思えてくる。

今年もあとわずか、ドイツ語放送が短波から消えそうだ。中波は続くようだが。これもSamara送信所と、St. Petersburg送信所が閉鎖される事による影響が大だ。。
ここから送信されている地下放送なども出なくなることが予想される。

St. Petersburgからは以下の放送が中止となる。
1494 1700-1900 Russian
6015 1500-1700 Persian, 1700-1800 Arabic
6135 0000-0300 Spanish
7205 1500-1700 Persian
9825 1600-2100 Arabic
11830 1400-Russian, 1500-Kurdish, 1600-1700 Russian
11895 1400-1600 Turkish
  
Posted by Hiroshi at 20:42Comments(0)Europe

2012年12月29日

VOK & 6250kHz

6250kHzは、28日2157:40に強力なジャミングが出てきた。しかし朝鮮語は2200を過ぎても出てこない、電波自体が出ていない。
2205:50にいきなり音声が出てきた、頭切れで始まった。その後停波なども無く聞こえている、ジャミングは2359:50に止まった。以降終了の0002:30までクリアーに聞こえていた。

12月29日0300のVOKの周波数をチェックした。
15180.034 Spanish
15100 off
13760.026 Spanish
13650 off
11735.020 Spanish
9729.969 Korean
9345.008 Korean
7220 off

11680.000 KCBS
9665.004 KCBS
6400.000 PBS
6100.000 KCBS
3320.000 PBS
3249.999PBS
2850.000 KCBS
3MHz帯が0300台にも入感するのはこの時期ならではのことだ。

6250kHzは0330過ぎにキャリアーを出してきた。上側にいるビーコン波はカットできるので受信には全く影響はない。0350から1kHzのシングルトーンを出している。
0359:08にいつものように始まった、0359:41にジャミング出現、ほぼ互角である。「統一のこだま」は6250.001kHz、ジャミングは6250.000kHzに出ている。
0559:52にジャミングは停波、0602:32に番組終了、0602:40にキャリアーオフ。

0400のMND無局名放送は変化はなく5149.982と6360.006kHzに出ている。0454:55に終了。
0600は6269.979と6480.006kHzに出ている、0635:48に終了。
すでに0637には5289.981と6435.006kHzに強力なキャリアーが出てきた。0654:12に開始、0729:40に番組終了。

Voice of Korea, December 29 0700UTC
15245 off
13760.027 Russian
11735.020 Russian
9974.971 Russian
9650.009 Japanese
9345.021 Korean
7580 off
7220 off
3249.998 Japanese
9650kHzの汚染電波で31mbがビートに犯されている、その中で9579kHzの地中海放送がやけに強い。9790kHzのRFIに引けを取らない強さである。
  more
Posted by Hiroshi at 13:08Comments(0)S.N.Korea

2012年12月29日

R. Free Kenyalang via ROMANIA

毎日パラオから送信されている、Iban語放送R. Free KenyalangがIRRSの斡旋で、ルーマニアから試験放送されるとの情報がまたある。
この時期日本では聞こえない周波数なので、ヨーロッパで受信してみた。1300からの放送で、周波数は15325kHz、開始と終了にはパラオ送信では出ない、IRRSのアナウンスが英語で出ている。番組はパラオからと同じものである。
マレーシアでの受信状態が思わしくないのかあちこちから送信を試みているようだ。IRRSによる送信は12月13日にも17815kHzで行われている。

12月28日1400終了時の15325kHz、オーストリアでの受信。
  
Posted by Hiroshi at 01:05Comments(0)Asia/Oceania

2012年12月29日

12月28日しおかぜ

この時期1300からの9950kHzは殆んど実用になっていない。ふるさとの風コンサートでの合唱曲が聞こえる程度で完全にスキップして受信不可能である。

1330の「しおかぜ」はジャミングは無く聞こえるが、1400までは下からの混信がうるさい。28日金曜日はいつもの英語ではなく、朝鮮語から始まっている。番組は12月22日と同じ放送が出ている。
後半1400からは日本語によるニュースとニュース解説、12月15日東京港区での政府主催の北朝鮮人権週間に開催された拉致問題シンポジュウムから、パネルディスカッションのコーディネーター産経新聞ソウル駐在特別記者黒田勝弘論説委員の話、パネリストとして康仁徳 聖学院大学総合研究所客員教授、武貞秀士 延世大学国際学部教授らの話が出ている。
この後は北朝鮮のミサイル発射について、日本の新聞報道から、先の衆議院総選挙の結果などについての解説。1422:26に「日本政府からのメッセージ」が出ている。周波数アナウンスに続いて、緊急放送ISと日本への緊急用連絡電話番号などが放送された。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、ジャミングはかすかに聞こえている、パラオからの信号も強力で受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「春の歌」、ふるさとの声は横田めぐみさんへ、2011年9月14日収録の横田滋さんと横田早紀江さんからのメッセージが出ている。
この後2011年12月、各国大使館員向けに上映されたアニメ「めぐみ」について横田ご夫妻のあいさつが出ている。
1449:30からの今日の一曲は1977年のヒット曲、山口百恵さんの「コスモス」、さだまさしさんの作詞作曲で今なお歌われている名曲だ。
この番組は4月2日、11日、20日、29日、5月8日、17日、26日、6月4日、22日、7月1日、10日、19日、28日、8月6日、15日、22日、24日、9月20日、29日、10月8日、17日、26日、11月4日、13日、22日と同じ内容である。
12月1日にも放送予定だったが、パラオの停電により電波が出なかった。そして12月19日にも放送されている。

1500の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9975kHz、パラオ送信は今日も強力に届いている。24日から一週間同じ番組が出ている。今週の一曲は「ふるさとの風」と同じで「ふるさと」「おぼろ月よ」「国境の風」の合唱曲が出ている。
1530の9965kHzもクリアーに入感している。1500と同じ番組である。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze