2012年12月10日

月曜日の中国ジャミング

24時間休むことのない中国からのジャミング、そのほとんどはCNR1と、いわゆる火竜ジャミングを出している。
ところが毎週月曜日、1735から1955までに出ている中国からのジャミング、北京時間では火曜日になるが、0135にCNR1の番組が終了するため、これ以降は全てのジャミングが火竜に置き換わる。0355の放送開始1955UTCまで続くことになる。このため月曜日の1955の瞬間を聞いているとこんなことになってしまう。DXLDより、
>CHINA [and non]. EAST JAMMERSTAN?: 11945, Crash & Bang Music
Jammer?; 1949-2002+, 26-Nov; Not sure what's going on here -- definite
C&B music on 11945 at tune-in; shortly later found // 11790. At about
1955, 11790 had Chinese announcements and went off before 2000. At
2000 on 11945, music stopped and M&W in Chinese took over without any
noticeable change in sig strength.

24時間放送のCNR1は短波放送だけは昔と同じ1955-1735の間だけ出ている。このため正規の放送では無いジャミングについても放送は続いているわけだから、CNR1がジャミングとして使われている。ところがUTCベースの毎週月曜日、1735-1955の間放送を休止するためジャミング用のCNR1が無くなってしまう。このため週一回この時間だけは全て火竜ジャミングが出ることになる。
毎週月曜日の放送終了時には全国のFMの周波数がアナウンスされている。そして1955にIDの繰り返しで放送が始まる。

新疆放送は、放送開始時は4MHz帯の周波数が使われている。短波で聞くことのできる4言語の放送時間はすべて2300-1800、北京時間では0700-0200の放送時間である。
ところが実際に電波が出てくるのはなぜか放送開始から出てこない。2300開始のウイグル語と中国語はいつも10分ほど遅れ2310前後に電波を出している。
カザフ語とモンゴル語はさらに遅れ2340前後から出てくる。なぜ放送開始から電波を出さないのか理由は分からないが、この現象が出てきたのは何も今回が初めてではない。
放送時間が全て北京時間0700開始になってからのことである。新疆時間のアナウンスが出なくなり、北京時間の開始を聞かせたくないためのちょっとした抗議のためと考えるのは思いすごしか。

  
Posted by Hiroshi at 23:33Comments(0)Taiwan/China

2012年12月10日

12月9日ふるさとの風

9日、日曜日の9950kHz、1300台はやや信号は弱め、ジャミングは無く受信状態はまあまあ。この時間、台湾送信は弱くなっている。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、ジャミングは聞こえない。日本語によるニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」、韓国の大統領選挙について。1352:20に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
後半1400からは朝鮮語放送。

1430の「ふるさとの風」はパラオ送信の9950kHz、9日はこの時間帯最も強く入感している。いつも強い9975kHzのKTWRを上回っている。5日の台湾送信とほぼ同じ強さで聞こえている。
週一回この時間に放送される1330と同じ番組が出てきた。北朝鮮人権集会開催の案内、拉致問題インフォメーションはモンゴルで開催された日朝首脳会談の概要について。
ニュース解説は12月3日の収録で、北朝鮮の実用衛星の打ち上げについて。人工衛星と称する近距離弾道ミサイル打ち上げに伴い、北京での会談が中止になったこと、この寒い時期になぜ打ち上げるのか疑問を呈する内容など。
ふるさとの声は松本京子さんへ、お兄さん松本はじめさんからのメッセージで2011年10月19日収録、このメッセージは1430の放送にも使われている、いずれも内容は同じもの。
今週の一曲は1980年のヒット曲、沢田研二の「恋のバッド・チューニング」、これも先の朝鮮語番組「イルボネパラム」でも同じ曲が出ている。

1600の「ふるさとの風」は9780kHz、この時間も台湾からの電波は弱い。当然ジャミングは聞こえない。1330、1430と同じ番組が出ている。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(1)Shiokaze/Furusato no Kaze