2012年11月30日

6250kHz「統一のこだま放送」開始

12月1日に開始すると伝えられた「統一のこだま放送」、すでに30日の6250kHzは通常のピョンヤン放送が出ておらず、ほとんど無音、キャリアーのみの時間が多かった。
それでも1128には急にキャリアーが強くなり、1131から音楽が出てきた。周波数は6250.000kHzと正確に出ている、これは昨日と変わりない!。
1145:50音楽終了、1148一段とキャリアーが強くなった。通常ならスキップ気味で弱い時間帯だが、ビームでも変えた?
1151に1000Hzにシングルトーンが出てきた。昨日と違い、明らかに新しい放送を見越しての試験電波だ。1155:56にトーン信号終了、1201に放送開始、あのデモ映像にもあるように周波数アナウンスが出ている。
後は音楽だけである。やはり電気の供給の不安定なのか123942と1246:26に1~2分停波している。
1301にも同じアナウンスが出てきた。そしてスケジュール通り、1401:10に停波した。
30日1201のアナウンスの様子

日本時間では明朝7時から正式に放送開始となるのだろう。

統一のこだま放送12月1日放送開始。'The Echo of Unification' December 1
2200-2400, 0400-0600, 1200-1400 all on 3970(not heard), 6250, 684MW, 1008MW, 97.8FM

6250kHzは特に日中聞くとジャミングのような強力な電波が出ている。年間通して、それこそ真夏の日中でも強力に聞こえている。
このことからこの電波は朝鮮半島から出ているのではなく、日本国内、関東地方のある場所から出されている海上自衛隊のビーコン電波の一種である。
少なくとも短波帯では、韓国からのジャミングは出ていないと思われる。
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Posted by Hiroshi at 23:10Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2012年11月30日

Radio Kenyalang開始

ほぼ毎日更新されているHFCCリスト、時に今までにない周波数が登録されたりする。27日のタミル語放送はその例だが、その同じ周波数は27日だけではなく、2013年3月30日まで登録されている。

DXLDなどによれば、その15650kHzではSarawak州の放送Radio Kenyalangが始まるだろうと述べている。現在15420kHzで毎日出ている、「自由サラワク放送」と同じような放送とのこと。イバン語でRFSが終了した後1200-1400に15650kHzで放送されるらしい。
放送は毎週木金の2日だけのようだ。HFCCの登録はイメージであって現在カザフスタンからの短波送信は無い。
15650 1200 1400 49,54 A-A 200 132 0 238 1234567 271112 300313 D KAZ NEW WRN 18376

Radio Kenyalang Needs To Get Licence To Operate In Sarawak: Salang
The owners of a proposed new private Iban radio station or Radio Kenyalang (RK) need to get a valid broadcasting licence if it is to use the spectrum allocated to the country.
Deputy Information, Communications and Culture Minister Datuk Joseph Salang said, however, they could very well be using shortwave frequency from foreign countries which would put it out of the country jurisdiction.

He was commenting on the radio station which is reportedly linked to a state opposition party, the Sarawak Worker's Party (SWP).

Newspaper reports quoted former local journalist Lester Melanyi as saying that he and a group of friends were now working out the details in Kuala Lumpur and London on how to operate the station.

He said here that RK would get its airwave right from the World Radio Network in London from where it hoped to broadcast directly.


WRNによれば、今日11月30日1200に開始するようだ。この時期受信は難しいだろうな。多分タミル語と同じ送信所のはずだ。
因みに15420kHzのイバン語はパラオ送信である。

1000-1200 daily 15420 Radio Free Sarawak
1200-1400 Th.Fr.15650 Radio Kenyalang
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Posted by Hiroshi at 15:38Comments(0)Asia/Oceania

2012年11月30日

Voice of Korea

出たり止まったり不安定な送信が続いている北朝鮮の放送、11月初旬は2~3波が止まっていたが、28日からは全時間通して一波だけの停波となっている。
止まっているのは7220、9325、7235kHzである。これ以外は一応全時間出てい来るようになった。ただ一部の周波数は、スーパージャミングの出る0355にしか電気の供給が無いようで、0300台の放送がキャンセルされることがある。

11月29日のVOKの周波数を詳細の調べてみた。微妙に変動しているのが分かる。
November 29 1400UTC
6170.000 Russian
6185.010 Korean
7570.013 French
9325 off
9335.005 French
9849.967 Korean
11710.024 French
12014.995 French

November 29 2300UTC
7235 off
7570.005 Korean
7579.990 Japanese
9345.007 Korean
9649.993 Japanesse
9974.955 Korean
11535.002 Korean
12014.981 Korean

引き続き11月30日の様子。昨日同様13650kHzは0300台は出てこない。
November 30 0300UTC
7220 off
9345.005 Korean
9729.967 Korean
11735.018 Spanish
13650 off
13760.025 Spanish
15099.998 Chinese
15180.032 Spanish
吹き続き0700台まで7220と13650kHzは停波している。

November 30 0700UTC
3249.996 Japanese
7220 off
7579.998 Japanese
9345.015 Korean
9650.005 Japanese
9974.964 Russian
11735.015 Russian
13760.021 Russian
15244.992 Russian

November 30 1000UTC
3249.998 Japanese
6069.986 Japanese
6170.018 English
6185.010 English
7220 off
7579.999 Japanese
9335.018 English
9344.996 Korean
9650.007 Japanese
9849.969 English
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Posted by Hiroshi at 12:34Comments(0)S.N.Korea

2012年11月30日

11月29日ふるさとの風

これだけ落ち込みが激しいとワッチするのも・・・。1300の9950kHzはキャリアーの存在が分かる程度っ出全く受信不可能。1330以降は信号の見えなくなることもしばしば。これでは何が出ているのかも全くわからない。今季最低の受信状態となった。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、ジャミングは僅かに聞こえている、それなりに信号は来ており聞き取りは可能だ。29日木曜日は失踪者家族からの手紙の一部が代読されている

2000年失踪の浜崎真嗣さんへ、お母さんの久美子さんからの手紙、
1968年失踪の屋木しのぶさんへ、妹さんの板谷春美さんから
1969年失踪の大屋敷正行さんへ、お姉さんの山口幸子さんから
1985年失踪の伊藤 克さんへ、奥さんのしづ子さんから
1960年失踪の木村かほるさんへ、お姉さんの天内みどりさんから
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの村岡育世さんから
1948年失踪の平本和丸さん、1950年失踪の平本敏昭さんへ、お姉さんの末永直子さんから
1985年失踪の下地才喜さんへ、お母さんの元枝さんから
1963年失踪の森 洋子さんへ、お姉さんの林澄子さんから
1977年失踪の布施範行さんへ、お母さんのマサ子さんから
1989年失踪の松岡伸矢さんへ、お父さんのマサノブさん、お母さんの圭子さんから
1986年失踪のMさんへ、奥さんのキミさんから
1974年失踪の大澤孝司さんへ、お兄さんの昭一さんから

1355:33に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1400からも失踪者家族からの手紙が読まれている。ジャミングは全くない。むしろ170Hz上に出ているキャリアーのビートの方が聞こえている。時間と周波数からみて、Madagascarなのだろうか。

1977年5月失踪の仲里次弘さんへ、お姉さんの神山磯枝さんから
1965年失踪の藤田 進さんへ、お母さんのフミさんから
1987年失踪の西安義行さんへ、妹さんの西安圭子さんから
2002年失踪の稲田裕次郎さんへ、お母さんの智子さんから
1987年失踪のNさんへ、お母さんきよ子さんから
1961年失踪の岩佐寅雄さんへ、姪の竹川朋子さんから
1981年失踪の横山辰夫さんへ。お姉さんの浦本カツヨさんから
1988年失踪の種子雅也さんへ、お父さんの一郎さんとお母さんの資子(トモコ)さんから
1972年失踪の平山政子さんへ、お兄さんの勲さんから
1989年失踪の日高満男さんへ、お姉さんの田中恵美子さんから
1968年失踪の早坂勝男さんへ、お兄さんの勇治さんから
1990年失踪の清水桂子さんへ、お母さんの弘美さんから
1968年失踪の水島慎一さんへ、弟さんの嘉導さんから

以上の方からの手紙が代読された。1425:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。この放送は2011年6月2日、16日、30日、7月14日、28日、9月8日、22日、10月6日、21日、11月3日、17日、12月1日、15日、2012年1月19日、2月16日、3月1日、15日、4月5日、5月3日、17日、31日、6月21日、7月5日、19日、8月2日、16日、30日、9月14日、27日、10月11日、11月1日、15日と同じ番組である

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、ジャミングは全く聞こえない、パラオからの信号は今日も強い。懐かしい日本の歌は「春が来た」、冬が来ても同じ曲が繰り返されている。
拉致問題解説は増本るみ子さんについて。1978年8月12日当時23歳で、鹿児島県から市川修一さんと共に拉致された。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したという北朝鮮の捏造死亡診断書。
ふるさとの声は1978年8月12日増本るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。
工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなども話されている。2007年収録で友人3人からのメッセージ。
弟さんの増本輝明さんからは、2011年1月16日の国民大集会と12月11日の政府主催、拉致問題シンポジウムでの訴えなども放送された。

今日の一曲は、2011年12月11日に開催された、政府主催「拉致問題シンポジウム」で収録した昭島市立清泉中学校コーラス部の皆さんによってうたわれた「葡萄の歌」の合唱、この後は政府認定拉致被害者の氏名、周波数アナウンスで番組終了。
この番組は1月28日、2月6日、15日、24日、3月4日、13日、22日、4月18日、27日、5月6日、24日、6月2日、11日、20日、7月8日、17日、26日、8月4日、13日、31日、9月9日、18日、10月6日、15日、24日、11月2日、11日、20日と同じである。

1600の「ふるさとの風」、9780kHzは全く聞こえず、信号の出ていることは確認できたが内容の聞き取りは不可能。1500台のパラオ送信は結構聞こえていたのだが。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze