2024年09月26日

9月25日「しおかぜ」周波数変更

連日良好な受信状態が確保できている「しおかぜ」だが、ジャミングもかけられていないので、あえて周波数変更をする必要性はないのだが、恒例ということで25日に変更された。
1300の6040kHzは混信は全くない。6165kHzは同波のCNR6の混信が確認できる。バックでぼそぼそ聞こえる程度である。
水曜日は前半・後半とも英語放送である。

JSR Shiokaze, September 25, 2024 ~
1300-1400 6040, 6165
1405-1435 5980, 7325
1600-0700 5920, 5955
1705-0805 6070, 6090

1300の「にっぽんの風」9455kHzはジャミングがかなり強い。9940kHzはほとんどわからない、台湾送信が強力に聞こえている。1330の「ふるさとの風」9455と9705kHzにジャミングは出ていない。
15475kHzは若干弱いが、ジャミングはわからない、クリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組である。

1405の「しおかぜ」は5980と7325kHzに出てきた。混信もなく八俣の電波は強力である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週放送された日本政府制作番組「ふるさとの風」である。

1430の「ふるさとの風」は9705と9685kHzの台湾送信がきわめて強力である。この時間15475kHzも強力でクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「海」である。~♪松原遠く~で始まっている。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19才)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。紙に書いただけで何も行動を起こしてはいない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2023年11月26日に開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージ、続いて2021年10月の川崎市民の集いで収録したメッセージ。2020年11月「忘れるな拉致新潟県民集会」で収録したメッセージである。この番組は2024年2月4日、14日、25日、3月6日、16日、29日、4月4日、11日、21日、5月1日、12日、23日、6月2日、12日、23日、7月3日、13日、25日、8月4日、14日、25日、9月5日、15日と同じ内容である。

  more
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2024年09月25日

9月24日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5920と5965kHzが良好である。ジャミングは全くない、出ていない。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1300の「にっぽんの風」は9455と9940kHzがジャミングの中から聞こえている。台湾送信が強力で聞き取りは十分可能である。1330の「ふるさとの風」は9705と955kHzがジャミングもなく極めて良好である。15475kHzはどちらもクリアーに聞こえている。昨日から新しい内容である。
ふるさとの風ニュースは9月6日の日韓首脳会談から、岸田首相の記者会見の一部が出ている。ふるさとの唱歌は日本語放送のみで「思い出のアルバム」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語放送はORIGINAL LOVEの「接吻」と宇多田ヒカルの「First Love」の2曲が出ている。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」である。1345から終了テーマが1357まで流れている。今週は実質15分間の番組である。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9685と9705kHzが強力である。タシケント送信の15475kHzも結構強い。
懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2024年2月に寄せられたメッセージが代読されている。地球温暖化による変化、スマホ普及による善悪、社会生活の変化による高齢化が進んでいることなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている歌、南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2024年4月20日、30日、5月10日、22日、6月1日、11日、22日、7月2日、12日、24日、8月3日、13日、23日、9月4日、14日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2024年09月24日

9月23日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5935と5965kHzがきわめて強力である。月曜日は日本語放送から、先週金土と同じ番組である。
この番組は2024年9月13日、14日、17日、20日、21日にも放送されている。

1300に「にっぽんの風」は9940と9455kHzにジャミングが出ているが聞き取りは可能である。1330の「ふるさとの風」は9705と9455kHzが強力に入感している。15475kHzもいずれの時間も強力である。月曜日から新しい内容である。
ふるさとの風ニュースは9月6日の日韓首脳会談から、会談の中で、両首脳は、日韓関係のこれまでの進展を総覧しつつ、来年の日韓国交正常化60周年を見据え、日韓間の協力と交流を持続的に強化していく方向性を確認しました。また、両首脳の信頼関係に基づいて大きく飛躍した日韓関係の果実を、両国国民が具体的に実感できるようにしていく重要性について一致しました。この文脈で、両首脳は、日韓双方における相手国国民の自国への入国手続を円滑化する可能性を含め、どのような取組が可能かについて、具体策を検討させることで一致しました。また、今般、第三国における自国民の保護についての協力に関する覚書が外交当局間で署名されたことを、両国関係の裾野の拡大を象徴するものとして歓迎しました。
両首脳は、北朝鮮情勢等の最近の安全保障上の諸課題を中心に、率直に意見を交わし、露朝軍事協力の進展を含め、北朝鮮をめぐる深刻に懸念すべき現下の情勢に対して、国連安保理における対応を含め、引き続き日韓、日韓米で一層緊密に連携して対応していくことで一致しました。その上で、拉致問題の即時解決に向け、尹大統領から改めて支持を得ました。また、岸田総理大臣は、昨年のキャンプ・デービッドにおける日韓米首脳会合の成果文書で表明された、自由で平和な統一された朝鮮半島への支持を改めて伝達しました。両首脳は、両首脳のリーダーシップの下で日韓米協力の新たな時代を切り拓くに至ったことを想起し、日韓米協力がインド太平洋を超えてグローバルに展開していることを歓迎しました。
両首脳は、国際情勢についても意見を交わしました。岸田総理大臣から、国際社会の諸課題についても、日韓はパートナーとして積極的に連携でき、それが国際社会からも期待されている旨述べ、両首脳は、そうしたグローバルな諸課題における両国の更なる連携を確認しました。

ふるさとの唱歌は日本語放送のみで「思い出のアルバム」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語放送はORIGINAL LOVEの「接吻」と宇多田ヒカルの「First Love」の2曲が出ている。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」である。1345から終了テーマが1357まで流れている。実質15分間の番組である。

1405の「しおかぜ」は6090と7295kHzが強力である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週9月15日1330に放送された日本政府制作番組「ふるさとの風」である。ジャミングは出ていない。

1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。ジャミングは全くない。15475kHzもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。続いて拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝首脳会議や2006年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での支援活動や29才で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は松本京子さんへ、2023年12月に収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて、2020年6月に電話収録されたメッセージが出ている。そして2020年1月島根県で開催されたふるさとの風・しおかぜ共同公開収録でのメッセージ。最後に2019年5月に東京で開催された国民大集会での収録メッセージから。今日の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。この番組は2024年3月27日、4月2日、8日、19日、29日、5月9日、21日、31日、6月10日、20日、7月1日、11日、22日、8月2日、12日、22日、9月3日、13日と同じ内容である。

  more
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2024年09月23日

9月22日「しおかぜ」

22日、日曜日1300の「しおかぜ」は5935kHzがきわめて強力である。パラの5965kHzは20dBほど弱いが信号は強い。日曜日は日本語放送で、過去に放送された番組である。2023年10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」で収録された家族からのメッセージが出ている。
1978年に鹿児島県で拉致された増元るみ子さんの弟さん増元照明さんのメッセージ。
1978年に東京都で拉致された田口八重子さんの義姉飯塚綾子さんのメッセージ。
1978年に新潟県で拉致された曽我ミヨシさんの娘、自身も拉致され2005年に帰国した曽我ひとみさんのメッセージ。
1979年に山形県で失踪した大脇忠雄さんの妹板野佳子さんのメッセージ。
1981年に三重県で失踪した辻與一さんの兄辻太一さんのメッセージ。
1983年にイギリスで拉致された有本恵子さんの父有本明弘さんのメッセージ。
1984年に山梨県で失踪した山本美保さんの妹森本美砂さんのメッセージ。

前半は以上の方々のメッセージが放送された。後半1330からも日本語放送で、10月21日に収録したメッセージである。
1985年に兵庫県で秋田美輪さんの姉吉見美保さんのメッセージ。
1987年に大阪府で失踪した沈静玉さんの母代理で福岡紀子さんのメッセージ。
1987年に埼玉県で佐々木正和さんの姉佐々木美智子さんのメッセージ。
1988年に宮崎県で失踪した水居明さんの息子水居徹さんのメッセージ。
1990年に岡山県で失踪した清水桂子さんの妹・羽原美喜子さんのメッセージ。
1991年に韓国で失踪した大政由美さんの母大政悦子さんのメッセージ。
1991年に埼玉県で失踪した佐々木悦子さんの母佐々木アイ子さんのメッセージ。
1991年に静岡県で失踪した橘邦彦さんの両親橘智子さんと橘哲夫さんのメッセージ。
1993年に千葉県で失踪した田中正道さんの妹村岡育世さんのメッセージ。
そして、この集会で収録された一般の方からのメッセージが最後に出ている。

この番組は2024年1月3日、7日、11日、17日、27日、2月11日、3月10日、4月7日、5月5日、6月2日、30日、7月28日、8月18日にも放送されている。

1300の「にっぽんの風」は9940と9455kHzに強力なジャミングが出ている。台湾送信は強く両波とも聞き取りは可能である。1330の「ふるさとの風」は9705と9455kHzが良好である。この時間はジャミングがない。
15475kHzはいつになく強く、いずれの放送にもジャミングは確認できない。今日までの一週間毎日同じ番組が続いた。

1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzが強力である。この時間15475kHzは強力である。懐かしい日本の歌「富士の山」で始まっている。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡において増元るみ子さん当時23才と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2024年1月に電話収録したメッセージである。続いて2020年6月に同じく電話収録したメッセージ。そして2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2024年1月電話収録のメッセージが出ている。最後に市川龍子さんから2020年6月に電話収録したメッセージである。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。
この番組は2024年4月18日、28日、5月8日、18日、30日、6月9日、19日、30日、7月10日、21日、8月1日、11日、21日、31日、9月12日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2024年09月22日

9月21日「しおかぜ」

21日、土曜日1300の「しおかぜ」は5935と5965kHzが強力である。「しおかぜ」へのジャミングは出ていない。土曜日は昨日ならびに先週と同じ番組である。まず最初に最近の日本の政界の動きについて。各政党の党首選びが続いていることなどの解説である。誰が党首になっても日本政府の方針は変わらないという希望的観測である。
次に北朝鮮がどのような国だったのか、過去北朝鮮がやってきた挑発行為がすべて無駄だったということ。その最たるものが朝鮮戦争である。北朝鮮で言われている歴史はすべて嘘であるとしている。
救出への道コーナーは増元輝明さんから。2020年作文コンクールから特別賞の朗読である。
自分事としての「出会い」 敬愛学園高等学校1年 生井澤 龍青さんの作品である。
日本政府からご家族の声は横田めぐみさんへ、横田滋さんからのメッセージが出ている。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起である。

1300の「にっぽんの風」は9455kHzがジャミングで聞きづらい、9940kHzもジャミングは出ているが弱くほとんど影響はない。1330の「ふるさとの風」は3波とも良好である。この時間は月曜日から毎日同じ番組が出ている。

1405-1435の6090と7295kHzは強力である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。この番組は1705の前半にも放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzが良好である。ジャミングはない。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから家族あてに手紙が届いたのを最後に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌で生活しており、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻、八尾恵らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張は、匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2023年12月収録のメッセージが出ている。続いて、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。この番組は2024年1月31日、2月10日、20日、3月1日、12日、23日、4月16日、27日、5月7日、17日、29日、6月8日、18日、29日、7月9日、20日、30日、8月10日、20日、30日、9月11日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2024年09月21日

9月20日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5935と5965kHzが強力である。金曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。最近の日本の政界の動きについて。各政党の党首選びが続いていることなどの解説である。誰が党首になっても日本政府の方針は変わらないという希望的観測である。
次に北朝鮮がどのような国だったのか、過去北朝鮮がやってきた挑発行為がすべて無駄だったということ。その最たるものが朝鮮戦争である。北朝鮮で言われている歴史はすべて嘘であるとしている。
救出への道コーナーは増元輝明さんから。2020年作文コンクールから特別賞の朗読である。
自分事としての「出会い」 敬愛学園高等学校1年 生井澤 龍青さんの作品である。
日本政府からご家族の声は横田めぐみさんへ、横田滋さんからのメッセージが出ている。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起である。

1300の「にっぽんの風」は9455kHzがジャミングで聞きづらい、9940kHzはクリアーに聞こえている。1330の「ふるさとの風」は3波とも良好である。この時間は月曜日から毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9685、970515475kHzが良好である。この番組だけ最初の懐かしい日本の歌がカットされている。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへ、横田早紀江さんのメッセージから始まっている。2024年5月11日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2024年6月5日付の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。
お父さんが天に召されて4年 今もそばに
めぐみちゃん、こんにちは。6月を迎え、日本は穏やかな春日和から、少しずつ、夏の気配を感じるようになりました。あなたとの再会を切望していたお父さんが天に召されてから、5日で4年が過ぎ去りました。
長い間、ともに歩んだお父さんは、今もそばにいるような気がします。ニコニコと柔らかくほほえむ遺影に、「おはよう」と声をかけるのが、お母さんの日課です。その日の出来事を語ったり、お花や、大好きだったお酒を供えたり。
ただ、めぐみちゃんや他の拉致事件のことを語りかけるとき、ひどく情けなく、悔しい思いにさいなまれます。「なかなか進まないね」「どうすれば解決するのかな」。庶民の力は遠く及ばない国同士の交渉には、祈るしかありません。
最近の北朝鮮には、軟化の〝兆し〟があるという人もいます。
元日の能登半島地震では、岸田文雄首相に宛てて、最高指導者の金正恩氏がお見舞いの電報を寄せたそうです。日朝首脳会談の開催を予感させる発信もありました。
それでいて突然、交渉を拒む姿勢をたたきつけてくる北朝鮮に、「一筋縄ではいかない相手」との思いを改めて強くしています。
拉致事件は絶望と、もどかしさの連続でした。
平成14年9月、史上初の日朝首脳会談が開かれるとき、私もお父さんも、政治にかつてない前向きな力を感じていました。しかし、北朝鮮はめぐみたちを「死亡」などと主張し、捏造(ねつぞう)した死亡診断書や偽の「遺骨」まで提出してきました。
およそ10年前の26年5月には、日朝間の「ストックホルム合意」で、北朝鮮が拉致事件の再調査を約束しましたが、結局は頓挫しました。
明るい希望が見えたかと思えば、夜露のごとく消え去る。そんなことが繰り返されてきました。
お母さんは、今の日朝関係に、わずかな期待を寄せています。岸田首相と金正恩氏との間に、今までとは少し違った「穏やかな思い」が重なっていくのではないかと、希望を抱いています。
このような局面だからこそ、日本政府は北朝鮮の態度に一喜一憂せず、毅然(きぜん)と交渉を進めていただきたい。私たちが一貫して求めてきた「全被害者の即時一括帰国」というハードルを決して下げないでいただきたい。そう切に願っています。
「どうか心を変えてください。北朝鮮にいる被害者を全員、親のもとに返してください。そしてあなたのお子さんも含めて、皆が仲良く暮らしていけるように、心を入れ替えてください」
5月の国民大集会で、お母さんは正恩氏に対し、自分でも驚くほど大きな声で、叫ぶように訴えました。実は、壇上に上がる直前まで、何を訴えるのか決めかねていました。不意に、正恩氏へ呼びかける言葉が、心に舞い降りてきたのです。
拉致被害者の親世代は次々と世を去り、残る私たちが公の場で気持ちをぶつける機会も減る中、人間として、親として、何か伝わるものがあるのではないか。そんな思いで、言葉を紡ぎました。
拉致事件は、親世代で必ず決着させると誓いながら、子供たちの世代にまで背負わせることになってしまいました。
息子の拓也たちはこの大型連休に米国へ渡り、米政府高官や議会関係者に拉致問題進展への協力をお願いしてきました。
家族会と救う会は今年、「全被害者の即時一括帰国が実現するなら、日本が北朝鮮へ科す独自制裁の解除に反対しない」との新たな運動方針を打ち出しています。
振り返れば、私たちは長年、制裁の実施や継続を訴えてきました。拓也は今回、それを変える「重い決断」に至った背景を、米側に伝えたそうです。それは、私を含めた親世代の高齢化が待ったなしの状況にあるという現実です。
拓也は面会した方々へ、私の近影を配りました。「被害者と家族が抱き合うという目標の達成のために、残された時間は本当にわずかしかない」。88歳となった老いた母の姿を示すことで、厳しい現実を伝えようと、拓也なりに知恵を絞ったそうです。
昨年、お母さんはひどい過労などで無残な体調となりました。療養後の経過は順調で、最近は元気に、前向きな気持ちで毎日を過ごしています。
でも、「命の炎」には誰しも限界があります。
国民の皆さま。感染症の流行や災害、不況や政治不信など日本は無数の困難に直面しています。しかし、この厳しい状況にあっても、遠く離れた北朝鮮から空を見上げ、帰還を願い続ける子供たちがいることを、決して忘れないでください。
どこにでもいる普通の父親だった夫、滋は「正義の結実」を見ないまま旅立ちました。
「天国に行けるんだからね。待っていてね」。いまわの際、私は耳元でそう強く伝えたことを、今もはっきり覚えています。誰にも等しく、誠実であり続けたお父さんの遺志。お母さんは天国で再会するまでに、拉致事件解決という責務を果たしたいと願っています。
日本政府は、私たちの必死の思いを受け止め、何としてでも全被害者を奪還するという気概を持って、一刻も早く事態を動かしてください。解決への具体的戦略を描き、意志として相手に伝え、実行に移してください。
めぐみちゃん。これほど辛(つら)く長い時間、待たせてしまって本当にごめんね。だいぶ年を取ったけれど、あなたの口から「お母さん」と呼んでもらえる日が来るまで、決して諦めず、一日一日を生きていきます。あなたも健康に気を付けて、元気でいてくださいね。

そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。続いて弟さん横田拓也さんから、2024年5月11日国民大集会でのでの収録メッセージから。同じく横田哲也さんから2024年6月7日参議院特別委員会での発言から。終了アナウンスの途中1458に停波している。この番組は2024年8月9日、19日、29日、9月9日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2024年09月20日

9月19日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5935と5965kHzが良好である。5935kHzが約20dBほど強い。「しおかぜ」にジャミングは出ていない。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1300の「にっぽんの風」は9455と9940kHzが聞こえている。両波ともジャミングがかけられている。1328に停波、1330の9705と9455kHzへ移動している。この「ふるさとの風」にはジャミングはない。いずれの時間も15475kHzはクリアーに聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが良好である。台湾送信が特に強力である。15475kHzはこの時間もよく聞こえている。19日も昨日に続き1330と同じ番組が出てきた。タシケント送信も同じ番組である。
ふるさとの風ニュースは8月7・8日に開催された「こども霞が関見学デー」から。当日は、「届けようみんなの気持ち!~みんなで拉致問題について考えよう~」と題し、政府が運営する北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」で放送するための音声メッセージの収録コーナーや、手書きメッセージのコーナーを設け、こどもたちの思い思いの言葉で拉致被害者を励ますメッセージが寄せられた。
また、オリジナル・ブルーリボンの制作体験コーナーでは、このコーナーでの体験をきっかけとして拉致問題に初めて触れ、北朝鮮に連れ去られた日本人がいるという事実に衝撃を受けているこどもたちの姿も見受けられた。イベントには幼児を含む多くのこどもたちが参加し、数多くのメッセージが集まった。この時の音声メッセージのいくつかが紹介されている。
ニュース解説は、9月6日の日韓会談について。シャトル外交の重要性から、総理続投がなくなってもあえて訪韓をした。
今週の一曲は去る7月27日、「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録から、拉致被害者等の救出を願うライブコンサートが行われた。その中から歌手YAMATOの「沈黙の月」が出ている。

  more
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2024年09月19日

9月18日ふるさとの風

1300の「にっぽんの風」は9455と9940kHzがジャミングで聞きづらい。15475kHzはクリアーに聞こえている。1330の「ふるさとの風」は9705kHzがジャミングもなく良好である。9455kHzもジャミング停波の1335以降はクリアーに聞こえている。
この時間は毎日同じ番組である。ふるさとの風ニュースは8月7・8日に開催された「こども霞が関見学デー」から。ニュース解説は、9月6日の日韓会談について。シャトル外交の重要性から、総理続投がなくなってもあえて訪韓をした。
今週の一曲は日本語放送のみで去る7月27日、「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録in仙台から、拉致被害者等の救出を願うライブコンサートが行われた。その中から歌手YAMATOの「沈黙の月」が出ている。

1300の「しおかぜ」は5920と5965kHzが良好である。「しおかぜ」にジャミングは出ていない。18日、水曜日は前半・後半とも英語放送である。

1430の「ふるさとの風」は9685、9705、15475kHzがジャミングもなく良好である。タシケント送信の15475kHzもこの時間強力である。18日、水曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。これは8日ごとのローテーションで放送されている。

  more
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2024年09月18日

9月17日ふるさとの風

1300のにっぽんの風」は9455と9940kHzがジャミングの中から聞こえている。聞き取りは十分できる。1330の「ふるさとの風」は9705kHzが良好である。9455kHzは1340にジャミングは止まっている。以降混信など全くなく、受信状態は良好である。
ふるさとの風ニュースは8月7・8日に開催された「こども霞が関見学デー」から。ニュース解説は、9月6日の日韓会談について。シャトル外交の重要性から、総理続投がなくなってもあえて訪韓をした。
今週の一曲は日本語放送のみで去る7月27日、「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録in仙台から、拉致被害者等の救出を願うライブコンサートが行われた。その中から歌手YAMATOの「沈黙の月」が出ている。

1300の「しおかぜ」は5920と5965kHzが良好である。5965kHzには中国語の混信が確認できるが、受信の妨げになるような影響はない。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1405-1435の6090と7295kHzは強力である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。この番組は1705の前半にも放送されている。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが聞こえている。この時間15475kHzも強力である。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。
「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2024年6月の電話収録から。同じく2020年6月に電話収録したメッセージである。そして2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年7月17日、27日、8月6日、17日、28日、9月7日と同じ内容である。

  more
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2024年09月17日

9月16日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5935と5965kHzがいつも強力である。月曜日は日本語放送から、先週金土と同じ番組が出ている。
日本の政府の動きについて。各政党の党首選びが続いていることなどの解説である。誰が党首になっても日本政府の方針は変わらないという希望的観測である。っても
次に北朝鮮がどのような国だったのか、過去北朝鮮がやってきた挑発行為がすべて無駄だったということ。その最たるものが朝鮮戦争である。北朝鮮で言われている歴史はすべて嘘である。
救出への道コーナーは増元輝明さんから。2020年作文コンクールから特別賞の朗読である。
自分事としての「出会い」 敬愛学園高等学校1年 生井澤 龍青さんの作品である。
日本政府からご家族の声は横田めぐみさんへ、横田滋さんから、2015年2月に収録したメッセージである。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起、後半1330は朝鮮語放送である。

1300の「にっぽんの風」は9940と9455kHzがジャミングの中から聞こえている。9940kHzへのジャミングは1313に停波しており以降強力に聞こえている。1330のふるさとの風」は9705kHzが良好である。9455kHzのジャミングは1345に停波した。15475kHzはいずれも良好である。今日から新しい内容である。
ふるさとの風ニュースは8月7・8日に開催された「こども霞が関見学デー」から。当日は、「届けようみんなの気持ち!~みんなで拉致問題について考えよう~」と題し、政府が運営する北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」で放送するための音声メッセージの収録コーナーや、手書きメッセージのコーナーを設け、こどもたちの思い思いの言葉で拉致被害者を励ますメッセージが寄せられた。
また、オリジナル・ブルーリボンの制作体験コーナーでは、このコーナーでの体験をきっかけとして拉致問題に初めて触れ、北朝鮮に連れ去られた日本人がいるという事実に衝撃を受けているこどもたちの姿も見受けられた。イベントには幼児を含む多くのこどもたちが参加し、数多くのメッセージが集まった。この時の音声メッセージのいくつかが紹介されている。
ニュース解説は、9月6日の日韓会談について。シャトル外交の重要性から、総理続投がなくなってもあえて訪韓をした。
今週の一曲は日本語放送のみで去る7月27日、「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録から、拉致被害者等の救出を願うライブコンサートが行われた。その中から歌手YAMATOの「沈黙の月」が出ている。

1405の「しおかぜ」は6090と7295kHzが強力に入感している。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週9月9日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。15475kHzもこの時間強力である。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、弟さん松木信弘さんから、2023年12月の収録である。次に2020年12月、そして2019年12月収録のメッセージが出ている。お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2024年2月5日、16日、26日、3月7日、19日、29日、4月5日、12日、22日、5月2日、13日、24日、6月3日、14日、24日、7月4日、16日、26日、8月5日、15日、26日、9月6日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze