2010年01月14日

WTWW on air

1月11日からWTWW局がテスト放送を行っているようだ。
短波送信機から、9480や5755kHzなどで聞こえているらしい。
FCCのスケジュールによれば、この1月7日の更新でも以前のWBWWで登録されている。

5755 0000-0700
9480 1200-1900
9480 2200-2400

テスト放送ということで時間は決まっていないようだが、5755kHzはともかく、9480kHzはCNR11が出ており、なかなか聞こえそうにないかも。
  
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2010年01月13日

グーグル、中国撤退か

13日午後、ある意味で重大なニュースが世界を駆け巡った。

アメリカグーグルが、中国の閉鎖社会に音を上げ、撤退を検討しているというのだ。昨年12月に世界中に向けてサイバー攻撃を行い、欧米などで活動する人権保護活動家のメールの内容をのぞき見したことが判明したためだ。

グーグルの中国でのシェアーは2~3割程度といわれ、撤退も影響は無いとされる。
これよりも前に、Yahoo香港も全ての掲示板をこの1月で閉鎖と発表しており、中国の言い分だけを通す独裁政治国家とは相容れないのは当然のこと。

既に破綻状態にある中国、この国で、資本主義経済のシステムは成り立たないのは分かっていながら、甘い誘いに乗ってしまうのだろう。

日本もその例に漏れず、幾つかの企業が撤退したり、検討したりしている。盗品さえ自由に持ち出せる日本は格好の標的にされている。企業の機密、ハイテク技術などいとも簡単に持ち出されている。

13日は1100過ぎあたりから、海南島からのジャミングがかなり弱くなり、殆んど聞こえない状態だ。7505kHzの「西蔵之声」がいつもと違いジャミングなしで聞こえている。オヤオヤ1320に火竜が出てきちゃった。
7470kHzのRFA西蔵語も、いつもは完全につぶされているのだが、CNR1だけで、ほぼ互角の勝負。
1300台も火竜ジャミングの聞こえる周波数が一波も確認できない。こんなことは珍しい。


Daily special
January 13 SOH
1530-1600 7480kHz
2200-2230 7525kHz (2217-firedrake)
2300-2330 7505kHz (2327'45"-firedrake)  more
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2009年12月09日

WJHR SSB

WJHR局にFCCがSSB免許を許可したというニュースは既に、この6月に出ていた。
DXLDなどによれば、8日にこのSSB放送が受信された。周波数は15550kHzとのこと。

1430頃から聞こえたようだが、時間的に日本では無理だろうな。しかしAMではなくSSBということから可能性はあるだろう。これ、短波放送の新局という事なのだろう。

終段4K50R3Aの50kW出力、16.24dBのクワッドアンテナ、送信ビーム5度、送信幅64度、打上角11度と発表されている。http://www.fcc.gov/ib/sand/neg/hf_web/WJHR.txt

The U.S. Federal Communications Commission has granted a Construction Permit
(CP) for a new HF International Broadcast Station in the state of Florida.

This station requested authority to broadcast exclusively in SSB, not AM. FCC
rules permit such stations to use AM, SSB or DRM, but this appears to be the
first to actually propose SSB operation.

A CP is required to build the station. After it is constructed and demonstrated
that it can operate in compliance with FCC rules, the station may apply for a
regular license to replace the CP.

The permittee is Mr. George Mock of Milton, FL, doing business as Hill Radio
International. The station is expected to be named WJHR and will broadcast
religious programming.
  
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2009年12月02日

new Afghanistan war strategy


12月2日のVOAは、アフガニスタン新戦略について、ニューヨーク州の陸軍士官学校でのオバマ大統領の演説を生中継した。
この模様は、勿論CNNをはじめ、BBC World TVも中継していた。

短波放送では0100-0200の間、通常の中国語の周波数でも中継されていた。この他臨時周波数として、12005、15160、15350、17690kHzでも強力に聞こえていた。

どの周波数も混信は全くなくクリアーであるが、中国語の周波数は、当然ジャミング放送が出ており、21580kHz以外は受信状態はよくなかった。

  
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2009年11月24日

Spanish on 13830kHz

22日は北米方面が特にコンディションがよかった。

めったに聞こえない、13MHzの宗教局がいくつか強力に聞こえていた。2200UTC台に聞こえていた主な局は、
一番強かったのが、WEWN13830kHzのスペイン語だ。12050kHzとパラで聞こえている。
13845kHzのWWCR英語も聞こえている。
13725kHzではVOAのCreol語が強い。
13700kHzはRCIのスペイン語が、11990kHzではポルトガル語が強い。

13790kHzをはじめ、13770、11730kHzではRHCのスペイン語が聞こえている。
13680kHzは2300からRadio Nacional de Venezuelaの英語番組が、これはもう常連局だ。22日日曜日の番組は殆んどが英語、スペイン語は、後半10分ほどだけ。2358に終了した。

CVCの13685kHzはスケジュール通り、といっても番組表では1600終了になっているが、短波は1800まで出ている。  
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2009年11月23日

ケネディ暗殺から46年

今は当たり前になった衛星中継、しかしこれが始まったのは僅か46年前のことだ。

始めてアメリカから日本へテレビ中継があるということで、テレビの前で待ち構えていたのを思い出す。当時は「宇宙中継」といっていた。
しかし時間が来て、そこに映し出されたのは手書きのテロップだった。そして、あの石田アナウンサーの衝撃的なニュースが。
日米間初めての記念すべきはずだったその最初のニュースが、ケネディ暗殺という大事件。

今ではハイビジョン映像の中継が、手で持てる機材で世界中のどこからでも衛星中継が出来る時代である。その宇宙中継の始まりが歴史的大事件で始まったことは今では知る人も少なくなった。

ケネディ暗殺、11月23日になると必ず思い出す出来事である。今年その前日の22日は、また山の上でラジオを聴いてきた。夜になり雨が降り出したが、受信には影響ない。

23日は抜けるような青空、雪をいただいたアルプスの山々が実にきれいだ。

コンディションは今までで最高か、それもアンテナゲインが稼げることから普段は聞きにくい局も良く入感している。真昼間のローバンドでも多くの局が聞こえるのは、ペディションならではの楽しみ。

中国の地方局が日中も出ているのか実際に聞いて確認が取れる。しかし3815kHzのグリーンランド局はかすりもしない。聞こえるのはいつもの船舶局の通話だけだ。よかったのは北米が中波、短波とも格段に強かったこと。

  
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2009年11月21日

ETOW Special Radio Show

RNWのブログに、PCJ Mediaが特別番組をやるとあったので、早速聴いてみた。

聴くと言っても9955kHzは日本では聞こえないので、WRMIインターネット放送で。PCJ Mediaは毎週放送されている台湾製作のHappy Station Showと同じだが、今回はEars To Our Worldがアフリカの短波放送、教育番組の現状を紹介している。
21日は0200から放送している。約55分間の番組で、この後1400からも放送される。0300からはCheetah Radioの番組が出てきた。

WRMIの放送で聞こえるのはドイツ送信のCheetah Radio 9650kHz、R.Oromiyaa Liberation 9660kHz、VO Oromiyan Liberation Front 11805kHzである。

9955kHzは24時間放送だが、今まで日本で聞こえたことがない。WRMIは珍しい番組が一杯、24時間いつ聞いても楽しめるネット放送の一つである。

WRMI B09 SCHEDULE: Effective October 25, 2009-March 28, 2010

Freq Start End Zones Azimuth Days
9955 0000 1500 10-16 160 1234567
9955 1500 1700 2, 3 317 1234567
9955 1700 2400 10-13 160 1234567

Relay Transmissions via Germany for B09:
Freq Start End Zones Azimuth Day
11805 1600-1630 47-48 135 134
9650 1600-1700 41 90 7
9660 1730-1800 47-48 140 6
  
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2009年11月19日

Uighur on 7474kHz

7474kHzでなにやら聞こえているという情報があったので、早速チェックした。

18日1600に放送が始まっている。PERSEUSにお任せしていたので、聞きなおしたところ、すぐに分かった。
Radio Free Asiaのウイグル語である。それにしても半端な周波数だ。ついにRFAもジャミング逃れの戦術に出たのか。この時間、7510kHzは出ている。しかし予定の7470kHzはジャミング放送のみで本体は無い。

4kHzも上へ出ればまずジャミングの影響は無い。1659終了までクリアーに聞こえている。半端な周波数をよく出しているのは、タジキスタンが多い。スリランカ送信の端数は聞いたことがない、したがってこの7474kHzはDushanbe送信かもしれない。


November 18 SOH
2200-2230 7530kHz
2300-2330 7505kHz

  
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2009年10月17日

Family Radio test

EU各国が、この冬スケから短波放送の縮小、廃止になるところが出てきた。

予算削減、いまどき短波放送なんてというのが表向きの理由だ。放送中止まで行かなくとも、ベリカード発行を止めたり、カードの代行発送をしたりと、短波放送をめぐる環境は厳しいものがある。

しかしルーマニアのように、放送拡充、とりわけDRM放送をEU向けではあるが増強したりするところもある。相互乗り入れで経営の効率化を図ろうとする局もある。
半世紀以上続けられている短波放送をすべて廃止するにはかなりの抵抗があることも事実。短波放送存続を局側へ要望することが何よりも大切なことである。
ベリカードよこせのレポートはいまや必要ない。短波放送の必要性と、リスナーは何を望んでいるのか、局側へきちんと伝えるべきだろう。

やがて短波放送は宗教局と、イデオロギーの主張ばかりになりかねない。日本人の宗教観は、また別のイメージで伝えられている。仏壇と神棚が同じ屋根の下に同居する姿は日本独特の風情でもある。これを否定する、カルト宗教が大手を振っている日本では、海外の宗教放送を理解するのは困難かもしれない。

RNW MedianetworkにFamily Radioが試験放送を始めるという記事があった。昔懐かしい21480kHz、しかもマダガスカル送信である。
南アジア向けと西アフリカ向けに、いずれまた新しい言語が追加される可能性が出てきた。
Family Radio plans some test transmissions from the RNW relay station in Madagascar starting Tuesday 27 October 2009. The duration (in days) isn’t known yet. The following transmissions in English are planned:

1200-1300 21480 kHz (azimuth 55 degrees) 250 kW
1700-1800 9515 kHz (azimuth 265 degrees) 50 kW  
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2009年10月17日

German on 17820kHz

RNZIはしょっちゅう周波数を変更している。
既に16日から7440kHzも使っている。2100台、何も聞こえない16mbで17675kHzだけが聞こえている。2258までAM放送、その後DRM放送となった。

特に状態が言い訳ではなく、DRMは時々音が出るといったほうが適切かも。
その中で、2200から17820kHzでドイツ語が聞こえている。DWである、WRHIからの送信のようだ。
16mbも2300を過ぎると相当にぎやかだ。中国や、R.Japanも聞こえ出す。

17470kHzのSOHに対するジャミングが一番強い。17510kHzではスペイン語が聞こえている。チョッと弱いかな。ちょっといつもとは違った伝播状態のように思える。
17810kHzのR.Japanにエコーがかかって聞こえている。  
Posted by Hiroshi at 08:41Comments(0)Americas