2008年09月10日

自由の声放送

北朝鮮向けの宣教放送の一つ、VOFとアナウンスの出ている1600-1630の11640kHzの放送です。

同局のウェブサイトによれば、この局はFNK自由北朝鮮放送と同じ住所、電話番号です。
番組内容が違うということで違う局名で放送しているのでしょうか。FNKの周波数表示は古いままです。

もう一つの宣教放送広野の声は同じ周波数で1300-1400に放送されています。ただ送信所は違うようです。
この放送は以前6075kHzでBVBNの放送として出ていたことがあります。サイトの告知ではまだ放送されていません。

これらの放送には、北朝鮮からのジャミングがかけられています。これで全ての北朝鮮向け放送のウェブサイトが判明しました。

VOF:
1600-1630 11640kHz

FNK:
1000-1100 9490kHz
1400-1600 9980
1900-2100 7530

CMI:
1300-1400 11640kHz

RFC:
1200-1300 11540kHz

ORNK:
1300-1400 11510kHz
2100-2200 9950

NKRR:
1300-1330 9940kHz  
Posted by Hiroshi at 20:07Comments(0)S.N.Korea

2008年09月08日

平壌放送「拉致問題は捏造」

平壌放送は相も変わらずたわ言を繰り返しています。この5日の放送でも「前世紀に我が人民に働いた犯罪行為を覆い隠し、犯罪の清算を免れることにある」とありもしないことを繰り返しています。いったい拉致という犯罪を犯したのはどっちなんだ!。

そんな中また新たな疑惑が取りざたされてきました。以下産経ウェブの記事から。

【拉致新疑惑】捜査当局が拉致事件で再捜査 10年前に失踪の辻出さん
 1998年に三重県伊勢市で失踪した女性が、北朝鮮に拉致されているとの情報が中朝関係筋から政府に寄せられていたことが7日、複数の政府関係者の話で分かった。女性は政府認定の拉致被害者や特定失踪者リストにも含まれておらず、捜査当局は拉致事件での立件を視野に再捜査を開始する方針を決めた。当時、現場近くに不審船の出入りがなかったかどうかなどを洗い直す。政府の拉致問題対策本部もこうした情報を把握、強い関心を示している。この女性が拉致されていることが確認されれば、18人目の拉致被害者になる。

 北朝鮮の金正日総書記は昭和60年代以降の拉致を否定しており、この拉致疑惑が事実であれば、北朝鮮の主張がまた一つ根底から崩れる可能性が出てきた。

 女性は宮崎県生まれで、伊勢市の地域雑誌「伊勢志摩」の編集記者をしていた津市の辻出紀子さん=失踪当時(24)。辻出さんは1998年11月24日深夜に退社した後、行方不明となった。

 三重県警は、辻出さんが知人男性から伊勢市内の損害保険会社駐車場に呼び出されていたことを把握、事情聴取したが「当日夜に会ったが、付近の県道で車から降ろした後は知らない」などと話し、捜査は「迷宮」入りとなっていた。

 しかし、今年春ごろに政府関係者が北朝鮮事情に詳しい中朝関係筋から「辻出紀子さんという方が北朝鮮にいるのではないか」との情報が寄せられていた。この際、日本側は「辻出さんの『つ』の字も出さなかったのに、先方から辻出さんの名前をフルネームで言った」(関係者)という。

 辻出さんに関しては、平成18年夏にも「北朝鮮で似たような人を見た」との情報が脱北者から寄せられたが、日本のNGOが調査した結果、別人と判明したこともあった。

 ただ今回、辻出さんの拉致情報が別ルートからも寄せられたことで、三重県警などは拉致事件の可能性を含め捜査を洗い直す方針だ。政府関係者は「第三国の人間が、拉致被害者や特定失踪者にもなっていない人の名前を知っているのは不自然だ」として高い関心を寄せている。

 北朝鮮による拉致事件をめぐっては、金総書記が小泉純一郎首相(当時)との2002年9月の日朝首脳会談で日本人拉致を認めた上で、関係者の処罰や再発防止を約束。今年8月の日朝実務者協議では北朝鮮がすべての拉致被害者の再調査を行うと約束した。

 北朝鮮側は1日の福田康夫首相の辞任表明に伴い、再調査のための調査委員会設置を延期すると日本政府に通告したが、辻出さんの新たな拉致疑惑が浮上したことで、今後の日朝協議にも影響を与えそうだ。

  
Posted by Hiroshi at 12:17Comments(0)S.N.Korea

2008年08月22日

KCBS

3MHz帯でいくつも聞こえている朝鮮語放送、2000開始時を調べましたが、やはり3975付近で音質の悪い電波が出ています。以前スプリアスではないかと書きましたが、そうではなくどこからか動いてきた周波数のようです。

3980付近からだんだんと下がり21日は3975kHzで開始、3976~3973kHzあたりをフラフラしています。3940kHzが聞こえないことからこれがさまよっているのかもしれません。
これ以外の2350、2850、3220、3350、3920、3960、3970、6100、9665、11677kHzはすべて聞こえています。11677kHzは2050までRNZIのDRM信号につぶされています。

3985kHzではIRIBが強力に聞こえています。2030までロシア語、以降スペイン語が出ています。スペイン語は7300と9800kHzもパラで出ています。
  
Posted by Hiroshi at 06:07Comments(0)S.N.Korea

2008年08月19日

BVBN in Korean

その後もBible Voice Broadcasting Networkからの朝鮮語放送は出てきません。

結局CMI制作の宣教番組「広野の声」Voice from the Wildernessは8月14、15日だけ出ていたことになります。BVBNのサイトには4つの番組がありますが、現在も放送されているのは、毎週土曜日の15分番組Voice for Salvation Koreanだけとなっています。

19日1333-1357の9585kHzは朝鮮語番組です。ジャミングとほぼ同じレベルで入感しています。1300台は対北放送が目白押しです。
9940kHzは北朝鮮改革放送、
11510kHzは開かれた北朝鮮放送
11640kHzは宣教番組「広野の声」。いずれBVBNからも放送される可能性がありそうです。  
Posted by Hiroshi at 23:04Comments(0)S.N.Korea

2008年08月17日

6075kHz聞こえません

どうしたのでしょう、14日に聞こえていた6075kHzのBVBNの宣教放送が出てきません。

試験放送だったのでしょうか。BVBNのウェブサイトを見たらNo Episodes currently availableとありました。
これから始めるのかもしれません。それとも番組内容がふさわしくなかったのですぐに止めたとか。てなわけないよナ。

16日2030の6045kHzのしおかぜは朝鮮語です。ジャミングはありますが、まあまあ聞こえています。  
Posted by Hiroshi at 05:30Comments(2)S.N.Korea

2008年08月16日

北朝鮮のお化け

夏にはお化けの話が付き物ですが、その話ではありません。

北朝鮮の放送設備がどんなものかは全く知りませんが、出ている電波を聞く限りではあまりよい設備とは思えません。
それは実際に出している周波数以外にもところ構わずスプリアスをまき散らしているからです。

北朝鮮の放送はスケジュール以外の周波数で聞こえればまずお化けが出ていると思って間違いないでしょう。3980kHzのKCBSや9955kHzの海外向けなど、放送バンドで聞こえたりすると勘違いをしそうです。

このスプリアスは何も放送波に限ったことではなく、朝鮮語にかけているジャミングも同様お化けをあちこちに出没させています。困ったものだ。  more
Posted by Hiroshi at 19:14Comments(3)S.N.Korea

2008年08月15日

Korean on 6075kHz

14日、1900-2000に6075kHzで朝鮮語が強力に聞こえていました。

どこかで聞き覚えのある番組でした。北向け放送として出ている宣教放送と同じです。番組はCornerstone Ministries International制作のようですが、BVBN-Bible Voice Broadcastingが放送しています。

CMIの番組は1300-1400にロシア中継で出ていますが、これはBVBNがロシア中継で出していることになります。英語での局名はVoice from the Wildernessになろうか。

6075kHz、2000の終了部分のアナウンスです、  
Posted by Hiroshi at 06:01Comments(0)S.N.Korea

2008年07月26日

Voice of Korea

北朝鮮からの電波は中国同様、放送に使っている送信機よりも、ジャミングのほうが多い。

これだけを見てもその国の実態がよくわかります。さらに周波数が変動するのも北朝鮮の得意のひとつです。まだ一部の送信機は旧式のままでよく動きます。

国内向けの11680kHzは時々11677kHzまで下がってきます。海外向けでは15245kHzが動くというよりは15261kHzあたりまで飛んでいます。
日本語では6070kHz以外は、変動は無く正確に出ている周波数が多くなっています。周波数変動以外に多いのが、スプリアスでしょう。
供給電源の安定度が悪いのかそこらじゅうに不要電波を出しまくっています。ジャミングも同様で、目的以外の周波数でも聞こえることから始末が悪い。  
Posted by Hiroshi at 06:39Comments(0)S.N.Korea

2008年07月25日

Korean on 11510kHz

連日の猛暑で、ラジオを聴く時間が激減しています。

書きたいことは山ほどありますが、キーをたたく時間が思うように取れません。
このところ、しおかぜ・ふるさとの風を立て続けに書いていますが、たまにはこれ以外の北向け放送を。

11510kHzで朝鮮語が出ていますが、これはORNK「開かれた北朝鮮放送」です。今までは2100-2200に9950kHzで出ていますが、これに1300-1400の11510kHzも追加され、一日2時間の放送となっています。

アナウンスなどによれば、すでにこの7月7日から追加されています。当然ですがジャミングがかけられています。9950kHz同様、アルメニア送信と思われます。

ORNK
1300-1400 11510kHz
2100-2200 9950kHz  
Posted by Hiroshi at 22:40Comments(0)S.N.Korea

2008年07月21日

RFA Korean

RFAの周波数をチェックしていますが、20日の1800台、中波1350kHzが割りと強く入感しています。
この時間出ている短波3波のどれよりも早く聞こえています。モンゴル送信とされる周波数です。
1800-1900の朝鮮語は1350、5870、7465、7210kHの順で聞こえています。中波のジャミングは分かりませんが、短波帯も完全に抑えておりジャミングの影響はありません。

予定していた短波帯の送信が出てないのはこの中波送信と関係があるのかもしれません。モンゴルとて、そんなに電力が有り余ってるとは思えませんから。

1350kHzのRFAは1900になってもキャリアーは切れず、続けてRFAベトナム語の開始アナウンスが出てきました。しかし1901’20”に切れました。
1900からベトナム語なんてどの周波数でやっているんでしょう。  
Posted by Hiroshi at 04:07Comments(0)S.N.Korea