2008年10月27日

北朝鮮も周波数変更

これは珍しい、北朝鮮の海外向け放送が例年よりも一週間早く、27日0700UTCから周波数変更を行います。

国際放送局と歩調を合わせて変更をするのはおそらく初めてのことでしょう。一体何があったのか知りませんが、いっせいに変更されることは大いに結構。

少しは世界に目を向けてきたのか、それにしては番組の中身を何とかしてほしい。日本語放送も昨年と同じ周波数です。
Japanese
0700 621 3250 7580 9650
0800 621 3250 7580 9650
0900 621 3250 6070 7580 9650
1000 621 3250 6070 7580 9650
1100 621 3250 6070 7580 9650
1200 621 3250 6070 7580 9650
2100 621 3250 7580 9650
2200 621 3250 7580 9650
2300 621 3250 7580 9650  
Posted by Hiroshi at 12:15Comments(0)S.N.Korea

2008年10月18日

北朝鮮が「禁足令」

一部日本のマスコミも伝えていましたが、北朝鮮の在外公館に出された「禁足令」をめぐって何かといわれています。

近いうちに何か「重要発表」があるのではともっぱらの関心事。今のところ北朝鮮の放送に変化は見られません。まあその筋がいつもモニターしていますから、何かあればすぐにわかりますが・・。

こうしたニュースをメディアが流すこと自体情報操作をしていることに気が付かなければなりません。北朝鮮の放送も以前のように時々電波が止まると言う事もなく、一部の旧送信機で周波数の変動はあるものの安定した送信が行われています。

日本からは今も潤沢な資金が渡っていますから、これからも何も大きな変化はないのでは。北朝鮮の日本語放送を聞けば分かりますが、いまだにこういった放送があること自体奇跡ですから。そしてその放送を賛美する人のいることも事実です。  
Posted by Hiroshi at 18:30Comments(0)S.N.Korea

2008年10月14日

希望のこだまと人民の声

この6日に気付いてからチェックしていますが、2200-2400の「希望のこだま放送」と「人民の声放送」は13日2200UTCの放送は出ていましたが、14日2200からは何も聞こえません。

聞こえるのは北朝鮮のジャミングだけです。ジャミングの音色も周波数によって違います。この放送いつから出ていたのかはっきり分かりませんが、少なくとも13日までの一週間ほどは出ていたことになります。

北のジャミングの出方を伺ったのでしょうか。中国同様常時モニターしながら妨害工作をしているわけではなさそうです。ただかけてますよというジェスチャーだけかもしれません。

Radio Echo of Hope/VOH
0300-0500 3985, 6003, 6348kHz
1100-1900 3985, 6003, 6348kHz
2200-2400 3985, 6003, 6348kHz Cancelled from October 14

Voice of the People
1100-2100 3912, 6518, 6600kHz
2200-2400 3912, 6518, 6600kHz Cancelled from October 14   
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2008年10月10日

北朝鮮改革放送増強

8日に書きましたが、1300からのORNKは11510kHzで聞こえています。同じくVoice of Wilderness荒野之声は11640kHzで従来通り出ています。

9330kHzはやはり1300には出ておらず、1320過ぎに強いキャリアーが出てきました。ところが11510kHzは1329に終了、違う番組が9330kHzに出てきました。しかし不手際で違う別番組(VOR?)が出たりまだ落ち着いていません。

昨日今日の受信結果から1300-1400のORNKは1330まで、9330kHzの番組は北朝鮮改革放送のアナウンスがありました。
10月1日から増えたのはこの北朝鮮改革放送ということになります。10日9330kHzで音声が出てきた1330からのミス送信録音です。別局の音楽のあとNKRRになりますがスイッチングミスでガサガサしています。
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Posted by Hiroshi at 23:07Comments(0)S.N.Korea

2008年10月08日

Voice of Wilderness

さる8月14日に6075kHzで聞こえて以来放送時間が増えるのではないかと思っていたが、どうもそうではなかったようです。

Voice of Wilderness荒野の声は1300-1400に11640kHzで聞こえていますが、同時刻に9330kHzでも10月1日から出ているというのがDXLD8110にありました。この付近は毎日モニター範囲に入っているのですが気が付きませんでした。
で、8日も9330kHzを聞いていますが何も出ていません。僅かに1307に20秒ほどキャリアーが出たのみでまたプツン。

同じく9905kHzでも2100-2200にORNKが出ているとの報告があります。こればかりは分かりません。RFAとそのジャミングに埋もれていますので、これは単に9950を9905とミスタイプしただけでしょう。  more
Posted by Hiroshi at 22:18Comments(2)S.N.Korea

2008年10月08日

韓国対北放送拡充

昨日も書きましたが、韓国から放送されている「希望のこだま放送」と「人民の声放送」が放送時間を追加しています。

VOHとアナウンスの出る「希望のこだま」は1900に終了していましたが、この後2157からも同じ周波数の3985、6003、6348kHzの3波で受信できます。

同じく「人民の声」も2103に終了していますが、再び2200に始まり2400まで延長されました。3912、6518、6600kHzの3波で引き続き聞こえています。7日2157の開始部分の録音です。

Radio Echo of Hope/VOH
0300-0500 3985, 6003, 6348kHz
1100-1900 3985, 6003, 6348kHz
2200-2400 3985, 6003, 6348kHz New!

Voice of the People
1100-2100 3912, 6518, 6600kHz
2200-2400 3912, 6518, 6600kHz New!  
Posted by Hiroshi at 06:07Comments(0)S.N.Korea

2008年10月07日

韓国・北向け放送拡充か

韓国から放送されている「希望のこだま放送」と「人民の声放送」が放送時間を追加している模様。

VOHとアナウンスの出る「希望のこだま」は2157に開始する放送が受信できます。周波数は従来からの3985、6003、6348kHzの3波です。

同じく「人民の声」も同時刻に聞こえます。3912、6518、6600kHzとこれも3波です。しかし6600kHzは2207に、3912kHzも2235に突然停波しました。3912kHzはその後、時々キャリアーだけを出したり止めたりしていますが2241に正常に。
6600kHzも2250ごろ再開しました。

全ての周波数にジャミングがかかっている様子はありません。しかし6003kHzだけ2242にプヨプヨとジャミングが出てきました。2300過ぎには6600kHzにもジャミングが出てきました。
放送はどちらの局も2400までです。  
Posted by Hiroshi at 07:34Comments(0)S.N.Korea

2008年09月28日

北朝鮮向け放送

きのう付けのDaily NKにこんな記事がありました。

政府は民間対北放送の電波送信を支援すべき
自由朝鮮放送、開かれた北朝鮮放送、自由北朝鮮放送、北朝鮮改革放送など、民間の対北ラジオ放送局と東北亜放送研究会が25日、民間の対北放送に対する韓国政府に電波送信の支援を求めた。

同団体らはこの日、「2008北朝鮮の人権のための国民キャンペーン:専門家ワークショップ」の『北朝鮮国内の情報の自由の促進方案と展望』という討論会の後に発表した共同声明で、「4月17日に韓国の李明博大統領は米国訪問の際、民間の対北放送の国内送信を許可する方案を推進するという歴史的な決断を下したが、5ヶ月がすぎた現在も、何一つ変わっていない」と指摘した。

また、民間の対北放送はわずかな支援金でやりくりしながら、高い海外送信基地を通じて仕方なく放送しているという。また、放送を防ごうとする北朝鮮の妨害電波を避けるために周波数を頻繁に変えるなどの屈辱に耐えている。

自由北朝鮮放送のイ・クムリョン放送局長は「今、北朝鮮は新聞、放送、テレビ、ラジオ、外国発刊の図書、雑誌の流入まで徹底的に管理する『情報統制システム』を運営している。北朝鮮の住民は食べることだけでなく、人間として備えるべき最低限の情報までも遮断されたまま生きている」と指摘した。

脱北者出身のイ局長は、「数年前、金総書記が『我々の国にも小型ラジオが20万台ある。全部回収しろ』と指示し、2万台ぐらい回収した。その時、多くの人が刑務所や労働鍛錬隊に送られた」と話した。

また、2007年11月には咸鏡南道のハムジュでラジオの周波数を固定していなかったという理由で、男性の農民を公開銃殺したという。

自由朝鮮放送のイ・クァンベク共同代表は、「北朝鮮の住民のラジオ聴取の実態を正確に把握することは難しい。しかし、北朝鮮の住民の5~6人に1人は外国の放送を聞いたことがあり、KBSの韓民族放送(旧・社会教育放送)を一度でも聞いたことのある住民は150万に上る」と明らかにした。

2007年以後、外国放送を隠れて聞いている北朝鮮の住民が増えているという。郡の党書記以上の高官を除く中下階級の幹部、有識者階層、若い世代などは特に外国放送の聴取の欲求が高いと言われている。

北朝鮮の住民は外部の情報への欲求が高いため、些細な情報も早いスピードで広まるという。こうしたことによって、北朝鮮政権に自分たちが洗脳されたイデオロギーが間違っていることを少しずつ気づき始めているという。

これに対して、北朝鮮改革放送のキム・スンチョル代表は、「韓国政府は北朝鮮の住民に食料を送るという名目で北朝鮮政権を支援しているが、民間の対北放送の役割は北朝鮮を通らずに北朝鮮の住民に『精神的な糧食』を与えることだ。大統領が話しても実際には全く改善していないため、民間の対北放送協議団体などを立ち上げなければならないようだ」と打ち明けた。

一方、東北亜放送研究会のパク・ソンムン副理事長は海外滞在の脱北者のアンケートを引用し、「北朝鮮の住民が最も多く聞いている放送は、KBSの韓民族放送、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)、自由アジア放送(RFA)の順番だと考えられる」と発表した。

また、日本政府は北朝鮮の拉致被害者団体が運営している「しおかぜ」の対北放送送信のために関連法を整備して支援をしているという。しかし、韓国の場合は民間の対北放送に関連した法律がないため、膨大な費用をかけて第3国で電波を送信しているという。

民間の対北放送は長距離で短波送出しているため、北朝鮮の住民が聞ける受信状態なのか否かは保証できていないと言い、韓国政府の早急な支援を強く求めた。
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Posted by Hiroshi at 13:47Comments(0)S.N.Korea

2008年09月17日

CMI on 11540kHz

1300からこの周波数で朝鮮語が出てきました。

この時間は北向けの放送がいくつもありますが、その中の宣教放送「荒野の声」です。本来は11640kHzのはずですが、100kHz低く出ています。
変更なのか、周波数の設定ミスでしょう。1330からRFAビルマ語と混信しています。1400終了まで11540kHzで受信できました。

11510kHzでは予定通りORNKが聞こえます。9940kHzは1330までですがNKRRが細々と・・・。  more
Posted by Hiroshi at 23:02Comments(0)S.N.Korea

2008年09月13日

体制崩壊後

北朝鮮がなにやらきな臭くなってきました。

個人的には一刻も早く崩壊してほしいところですが、そうなったら困ると、これまたマスコミは情報操作をしています。
体制崩壊は本音で望むところなのに周囲をうかがって本当のことがいまだに言えないようです。トップが誰に代わろうが混乱はないでしょう、メディアが混乱すると騒ぐだけです。

汚染米で農水省の対応は文句をつけるのに、拉致事件の解決をしない北朝鮮には文句を言いません、拉致被害者家族に全て代弁をさせています。役人以上に情けないマスコミです。

過去ルーマニアでの政権崩壊でも言われたほどの混乱は知らされていません。ベルリンの壁崩壊時でも、歓喜する姿こそ伝えられましたが、混乱といったことは分かりませんでした。

同じことが北朝鮮にも言えるでしょう。韓国・中国も本音では自国の領土にしたいだけで、表面を繕っているだけです。日本政府は体制崩壊を願っているのでしょうが本当のことは言えないでしょう。

体制崩壊すると、拉致被害者らが闇に葬られるのではないかという人もいるみたいです。ならばもうとっくに葬られているでしょう。そんなことはありません。
体制維持には日本円が欠かせません、今後も如何に上手に搾取するか、政治家と一体になりそればかり考えています。

拉致事件を解決しなくても北朝鮮は何も困ることはありません。日本にパチンコ産業がある限りこれからも現状維持が可能です。本当に体制崩壊を願うなら、賭博産業パチンコを韓国のように無くすことです。

9月11日中日新聞国際面に載った記事です。
  
Posted by Hiroshi at 09:50Comments(0)S.N.Korea