2009年02月10日

日本政府は拉致事件を封印

2月6日の特定失踪者問題調査会ニュースによると、北朝鮮人権問題特使の要請を日本が拒否したという情報がある。

これはアメリカの北朝鮮人権問題の最終報告書の中に記載されている。日本は拉致された人たちだけを人権問題と捉え、中国などの人権問題には消極的だ。拉致被害者家族らは米国要人に救出を訴えるも日本政府は知らん振りをしている。

情報鎖国の北朝鮮に向けてメディア攻勢が必要とアドバイスをしてもそんなの関係ないでしょうと言わんばかりである。嘗て日本にも頭のいいやつがいた。人命は地球よりも重いと言って投獄犯を解放したとてつもなく頭のいいやつだ。それ以来、日本もテロ支援国家になった、だから今も中国・北朝鮮の言うなりになっている。

北朝鮮が死んだと言っているんだから死んでるんでしょうという国会議員がいる限り、拉致は永遠に解決しない。生きていることを前提にして今も救出に向け努力をしていると口で言っているだけ。人命救出のために障害になるような法律はいらない、人命は地球よりも重いといったのはどこのどいつだ。日本人救出のために何故日本の放送設備が使えないのか。

VOAやRFAをプロパガンダ放送という前に、現に中国や北朝鮮がその放送をどれだけ恐れているかを直視してほしい。正規に放送している設備の倍以上の妨害放送施設があることを知っているのだろうか。北朝鮮向け放送に中波のほうが効果的と要請したにもかかわらっず、日本政府は拒否したということだ。

http://www.state.gov/g/senk/115268.htmの一部
Japan has been more open to policies and programs meant to encourage change in North Korea. Unlike the governments of China and South Korea, at no time has the Japanese government deprecated or attempted to undermine efforts to advance democracy and human rights in North Korea. However, its focus on human rights in North Korea has been limited to the abductee issue.

The whereabouts of Japanese citizens kidnapped by the North Korean regime, and the full details of their abductions, remains unresolved. This, along with the nuclear threat posed by North Korea, has been of paramount concern to Tokyo. However, like South Korea, the government of Japan has refused to facilitate independent medium wave radio transmissions from its territory to North Korea, despite repeated requests by the U.S. government.

Posted by Hiroshi at 15:31│Comments(2)Japan
この記事へのコメント
確かに現放送法では他国の放送を日本から中継するのは違法行為になります。
しかし以前交換中継という形でR.JapanとR.Canada Int.を相互交換中継するときは放送法の一部手直しで対応したはずです。
放送法の手直しなどはやろうと思えばできることです。

放送の中立性ということがBBCを例に出してよく言われます。
しかしそれはBBC独自の取材を元に放送されたNews、解説に対してであって日本の放送のように相手国の発表を「鵜呑み」にしてそのまま垂れ流す姿勢とは全く異なった時点の話しです。
またBBCはBBC関連の送信設備をMerlin/VTに分離する以前からVOA等に時間貸ししていました。
これでBBCの中立性が犯されたのでしょうか?

MWに関しては最大級の出力を持つ送信機がNHK-2用として、東京、札幌、秋田、熊本と4台有ります。
これにサブアンテナを増設すれば簡単に指向性アンテナとして利用できるはずです。
これにはITU-Rとの折衝もあるでしょう、近隣諸国との調整もいるでしょう。
しかし総務省、NHKにはその姿勢が見られないのは非常に残念です。

日本は放送は娯楽と教育としかとらえておらず、空中を駆け巡る電波の強力な情報メディアとしての力を全く知らないといって良いと思います。

BBCが数年前までユーロサービスのISとしていた、ティンパニーでのCWのV(・・・ -)は大戦中にユーロのレジスタンス向けに放送されていたBBCユーロサービスの名残です。
ソ連、東欧自由化にR.Liberty/RFEをはじめ西欧の放送が大きな力を発揮した事は周知の事実です。

東大紛争、成田紛争の時海外のDxerからいわれたのはSWやFMで地下放送は出ていないのか? ということです。
スピーカーによる時計台放送はありましたが電波としては一度も出たことが有りません。
政府だけでなく一般の日本人にも電波というメディアが理解されていないということです。

これに比較すると大戦中の日本軍は有名な「ゼロアワー」「東京ローズ」の他にもSaigonからのインドネシア駐留オランダ軍向けの謀略放送で無血降伏に追い込むなど電波メディアを本当に有効に使っていました。
Posted by 化石 at 2009年02月10日 22:03
70年代の後半だったか、東京で「ラジオ・ホース」なる「地下局」がFM放送を行なっているという報告を「短波」誌で読んだことがあります。またラジオ韓国(現KBSワールドラジオ)が7275kHzで15:00~16:00に放送していた頃、放送中に「大東亜共栄圏の声」なる放送が割り込んできたことがありましたが、どちらも地下放送というよりはイタズラ放送といった類のものでしょうか。

>これに比較すると大戦中の日本軍は有名な「ゼロアワー」「東京ローズ」の他にもSaigonからのインドネシア駐留オランダ軍向けの謀略放送で無血降伏に追い込むなど電波メディアを本当に有効に使っていました。

これら日本軍の謀略放送のノウハウが戦後の中国・朝鮮・東南アジアへ向けた地下放送に生かされたと考えるのは買いかぶりすぎですかね?
Posted by まちえ at 2009年02月11日 19:12
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