1300の「しおかぜ」は7250と7280kHzが良好である。ジャミングは出ていない。金曜日は日本語放送から、去る1月14日の共同公開収録から、濵田省司高知県知事及び桑名龍吾高知市長からのメッセーが出ている。
蓮池薫さんの発言について。横田めぐみさんが、万景峰号で脱出を試みたことなども明らかにした。
国会拉致議連の動きについて、1968年宮城県で失踪した早坂さんについてもアピールした。救出への道コーナーは増元照明さんから、後半では作文コンクール2020年の中学生部門優秀賞、関市立緑ヶ丘中学校3年髙山愛佳さんの作品が紹介されている。
私たちがするべきこと
私は毎日、自由に自分がしたい事をして生活しています。きっと戦争が終わった日本には、自由に暮らせる人しか居ないのだろうと思っていました。しかし先日、学校の社会の授業で、自分より幼かった十三才の横田めぐみさんが、無差別に北朝鮮に拉致された出来事を知りました。私はとても胸が痛くなりました。もし自分だったら…と考えても、自分の家族が…と考えてもとても苦しかったです。横田めぐみさん以外にも十六人も拉致された人がいると聞き、夏休みにインターネットを使って拉致問題について調べてみました。
まず「拉致問題」と聞くと随分と昔の事だと考えてしまうけど、ほんの四十年前の出来事なのだと知りました。より身近に感じたし、怖く思いました。横田めぐみさんと同じ様に、ほとんどの被害者は家族のもとに帰ってくることが出来ずにいるそうで、北朝鮮はどうしてそんな酷い事をするのだろうと思いました。「命以外、全部奪われました。」これは、蓮池薫さんという拉致被害者の方が言った言葉です。この言葉を聞いて私は、人の一生の自由を奪ってまで利益は欲しくないし、同じ人間として信じられないと思いました。
そんな中、拉致被害者の家族方が「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)を結成した事を知りました。家族を一人失う悲しみは、言葉にあらわせない程大きく、ご家族の方は苦しい思いをされたはずです。それでも「思い出したくない出来事」ではなく「忘れられてはいけない出来事」として、きっとまた会えると信じる思いはとても強いと思いました。
この、現在も続いている拉致という問題に、私たちが出来る事はないか調べ、家族会の方々が街頭署名活動をしている事を知りました。岐阜県では令和二年度一月十一日に岐阜駅で行われるそうです。集められた署名は、被害者全員の帰国を実現するための世論喚起となるそうです。これは私たちが拉致被害者の方やそのご家族に協力できる活動だと思います。同じ日本人の仲間を助けるために参加したいです。また、授業で話を聞く前の私の様に、拉致問題が昔の話と思われるのは良くないと思います。被害者のご家族は、一日も忘れる事がないはずです。そのため、私たちもこの問題を知り、忘れない必要があります。
北朝鮮による日本人拉致問題は人権侵害であり、許される事ではありません。「人権」とは「すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」であり、拉致はその権利を無視しています。
今回この作文を書くにあたって、拉致というあってはならない問題を知り、自分に出来る事を確認する事ができました。一刻も早い被害者全員の帰国と、帰国後の自由を願います。
「日本政府からご家族の声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2023年12月の収録メッセージが出ている。後はいつものように船で日本へ脱出する際の注意喚起が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送は12045、9705、7295kHzが聞こえている。ジャミングは確認できない。この時間は毎日同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は1月27日に政府拉致問題対策本部、宮崎県、北朝鮮に拉致された日本人を救出する宮崎の会、宮崎県議会北朝鮮拉致問題解決促進議員連盟の共催により「拉致問題を考える国民の集いin宮崎」を開催した。当日、拉致被害者等御家族の訴えとして横田めぐみさんの弟、横田哲也さんの発言が出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは日本語放送のみで、「ドレミの歌」である。曲名アナウンスはいつも出ていない。
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」と、たまの「さよなら人類」の2曲が出ている。日本語放送は1月14日の共同公開収録から、ライブコンサートにおけるYAMATOの「またあなたを想う」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は7290kHzがCNR1と互角の勝負、9560kHzは強力である。5815kHzは若干弱いが混信もなく聞こえている。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、弟さん松木信弘さんから、2023年12月の収録である。次に2020年12月、そして2019年12月収録のメッセージが出ている。お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信の9560kHzは1458に停波するため尻切れである。この番組は2024年2月5日と同じ内容である。