1300の「イルボネパラム」朝鮮語は9465と9950kHz、ジャミングは全くない、9950kHzも1315以降は強力に聞こえている。9465kHzも強力である。日本政府の放送は混信のない周波数を選んでいるが、調査会の「しおかぜ」はなぜかいつも混信の出る周波数を選んでいる。それほどにしてまでも八俣からは出してほしくないようだ。9950kHzは1350頃からジャミングが強くなりかなり聞きづらい。
今週の一曲朝鮮語は小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」、2015年12月にも登場している。日本語放送は1975年のヒット曲、野口五郎の「私鉄沿線」、2015年3月にも登場している。
1300の「しおかぜ」は6145kHz、「青海放送」が強く全く聞き取れない。意図的に中国局の出ている周波数を選んで出ているように思えてならない。前半朝鮮語、後半1330は日本語放送が出ている。朴槿恵大統領退陣を迫るデモと北朝鮮脱北者についてのニュースなど。後半は若干中国語も弱くなり日本語放送が聞こえている。1357にはCNR1ジャミング放送につぶされてしまう。
1430の「ふるさとの風」は9560kHz台湾送信と9960kHzのパラオ送信である。この時間も両波とも比較的よく聞こえている。ジャミングは全くない。9560kHzが2秒近く早く聞こえている。
懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まっている、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月のお兄さん石岡章さんからの肉声によるメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2016年4月16日、25日、5月4日、22日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日、20日、29日、9月7日、16日、25日、10月13日、22日、31日、11月18日と同じ内容である。