2014年10月27日

しおかぜ周波数変更

10月26日、多くの短波放送局が一斉に周波数変更を行った。バンド内の様子が様変わりをしている。一番の違いは、ジャミングが少ないこと、どこへ出したらいいのか分からない訳でもあるまいに、「しおかぜ」や「ふるさとの風」もクリアーに聞こえている。
1300台の9950kHzは変更されることはない。1430の9960kHzも同様である。26日の台湾送信もジャミングは聞こえない。380週最後の放送である。1430も同じ番組が出ている。ニュース解説は「3年8か月ぶりの南北軍事当局者会談」について。拉致問題解説は、「拉致事件とは何なのか」について。1970年代から80年代にかけて多くに日本人が不自然な形で行方不明になる事件が続いた。25年ぶりに5人が帰国するまでメディアは拉致を認めなかった。北朝鮮がそんなことをするわけがないと。ふるさとの声は横田早紀江さんからのメッセージ、2014年4月1日の収録。今週の一曲は朝鮮語と日本語ともに同じ、1961年のヒット曲、坂本九の「上を向いて歩こう」である。相変わらず日曜日の1430の放送は9930kHzの英語放送が混ざって聞こえている。

1330の「しおかぜ」はきょう26日から恒例の周波数変更を行った。当然ジャミングはなく受信状態は極めて良好である。先週と同じ番組である。日本語放送からでさる9月17日に行われた第23回1万キロ現地調査京都・大阪編で収録したメッセージが出ている。後半1400は朝鮮語放送。
立命館在学中失踪した尾方晃さんの妹袖垣光恵さんからのメッセージ、
酒井秀俊さんの姉市川ちづみさんのメッセージ、
安達恵美子さんの兄安達靖さん、
鈴木清江さんの妹酒井とよみさん、
賀上大介さんのお母さん賀上文代さん、
中野政二さんの妻一子さん、娘ひろ子さん
、以上の方々のメッセージが放送された。
続いて10月14日付労働新聞で、40日ぶりに金正恩の動静が伝えられたニュース。救出への道コーナーは10月1日付の外務省の発表から。あの手この手の工作活動に外務省は騙され続けている。拉致をしておいて平壌へ話を聞きに来いという。北へ行って誰に会い何を聞いてくるのか、調査の模様は生中継もさせるとか、とことんなめてかかっている。日本政府は27日にピョンヤンへ行くことを決めた。
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