1300の「しおかぜ」は6040kHzが聞こえている。ジャミングが昨日より弱く、八俣の電波が優勢である。24日、火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1300の「にっぽんの風」は15475、9940、9455kHzが強力である。台湾送信2波にジャミングが確認できるが、影響はほとんどない。1328に停波、9940kHzは9455kHzへ、9455kHzは9705kHzへ移動し1330の「ふるさとの風」が出てくる。9705kHzにジャミングは確認できない。
「ふるさとの風ニュース」は5月31日札幌市において『北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録~希望の光、届け海を越えて!~』が開催された。共同公開収録では、鈴木直道 北海道知事及び秋元克広 札幌市長からの、拉致被害者等を励ますビデオメッセージが上映された。
「ニュース解説」は東京国際大学の伊豆見一教授で、6月22日日韓国交回復60年について。今週の一曲は日本語放送のみに出ている。5月31日の共同公開収録における、札幌市立月寒東小学校合唱団による、「にじ」「おぼろ月夜」「地球へ」の3曲である。
1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzの2波で放送している。9685kHzは、開始直前にキャリアーを出している。この時間ジャミングはない、受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」で始まっている。
「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2024年6月の電話収録から。同じく2020年6月に電話収録したメッセージである。そして2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年7月17日、27日、8月6日、17日、28日、9月7日、17日、28日、10月8日、19日、29日、11月9日、29日、12月11日、31日、2025年1月11日、21日、2月1日、22日、3月4日、14日、26日、4月5日、12日、22日、5月3日、13日、24日、6月3日、14日と同じ内容である。