2025年06月11日

6月10日ふるさとの風

毎週火・金の2日だけ1400-1428に放送している北朝鮮向けの福音放送Rivaival Broadcasting Systemコリア福音の声放送が9470kHzで聞こえている。英語での局名はthe Voice of the Revival of Koreaとアナウンスしている。当然北からのジャミングが出ているが、これは台湾送信で結構強く入感している。
この9470kHzは1430からの「ふるさとの風」9685kHzと同じ送信機と思われる。RABの放送がない日は9685kHzが1420過ぎに無変調キャリアーを出しているが、火・金は1428に9470kHzが停波、その20秒後に9685kHzにキャリアーが出てくる。

1300の9940kHzにはジャミングが出ているが、この1430からの台湾送信にはジャミングがない。9685と9705kHzが強力に聞こえている。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡診断書を作成、死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2024年2月に寄せられたメッセージが代読されている。地球温暖化による変化、スマホ普及による善悪、社会生活の変化による高齢化が進んでいることなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている歌、南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2024年4月20日、30日、5月10日、22日、6月1日、11日、22日、7月2日、12日、24日、8月3日、13日、23日、9月4日、14日、24日、10月4日、16日、26日、11月5日、16日、23日、12月6日、28日、2025年1月7日、17日、29日、2月8日、3月1日、11日、4月2日、19日、29日、5月9日、21日、31日と同じ内容である。



  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze