1300の「しおかぜ」は5920と6165kHzが聞こえている。それでも5920kHzはジャミング結構うるさい。金曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。まず国会の動きについて。4月21日参議院の拉致問題特別委員会が開かれた。COI設立10周年についての集会から。2013年3月21日、当時国連人権理事会は加盟47ヶ国全員一致で「北朝鮮人権調査委員会(COI)」設置を決議した。北朝鮮人権調査委員会は他の調査委員会とは違い、国連で初めて満場一致で採択された。
特定失踪者問題調査会と家族会の記者会見から。今年10月21日に大規模な集会を行うという。救出への道コーナーは増元照明さんから。今年も4ヶ月があっという間に過ぎた。COI設立10周年についてなど述べている。
日本政府からご家族の声は曽我ひとみさんから、2021年10月に開催された川崎市民の集いで収録したメッセージである。あとは緊急放送ISの後、日本への脱出に際しての注意すべき点を述べている。
後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。
1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は台湾送信各波がきわめて強力である。タシケント送信の15475kHzは少し弱いが混信などはなくクリアーに聞こえている。
「ふるさとの風ニュース」は4月16~18日に開催されたG7環境サミットから、18日に採択されたG7外相コミュニケから北朝鮮に関する部分が読み上げられている。ふるさとの唱歌はまた「荒城の月」である。これは日本語放送にだけ出ている。
今週の一曲、朝鮮語は1974年のヒット曲アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」と1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」の2曲が出ている。日本語放送は1968年のヒット曲、ピンキーとキラーズで「恋の季節」である。延々と10分ほど終了テーマが流れ1357に停波している。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが強力である。台湾送信の2波がきわめて強力である。ジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明になった。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。次に2020年10月に収録したメッセージが出ている。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。今日の一曲はなし。この番組は2023年4月22日、5月2日と同じ内容である。
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