21日、月曜日の「しおかぜ」は日本語放送から、6月11日、12日、14日、18日、19日と同じ番組が出ている。夏至の八俣の電波は6040kHzが弱い、5935kHzはジャミングが出ているが強力である。いつもとは逆である。とても同じ送信出力とは思えない。北朝鮮労働党規約改正についての解説。改正規約の骨子が紹介されている。続いて6月4日、東京で開催された天安門事件32周年追悼集会について。「日本海へかける橋コーナー」はめぐみさんへの手紙である。滋さん死去1年、6月5日横田早紀江さんからの手紙である。後半1330は朝鮮語である。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である。台湾送信は特に強い。21日、月曜日からまた新しい内容である。番組冒頭にお知らせが、6月29日に開かれる拉致問題に関する「オンライン国連シンポジウム」を1200-1340に短波11890ヘルツと11995ヘルツでライブ中継するとアナウンス。周波数単位は間違ったままである。
「ふるさとの風ニュース」は6月11日~13日に開催されたG7外務・開発大臣会合コミュニケから北朝鮮に関する部分。
北朝鮮における報告されている人権侵害への重大な懸念を表明。北朝鮮に対して、人権を尊重し、全ての関連の国連機関と協力し、国連北朝鮮人権状況特別報告者によるアクセスを許可し、拉致問題を即時に解決するよう求める。
北朝鮮の危険な人道状況は、自らの人々の福祉よりも、違法な大量破壊兵器及び弾道ミサイル計画を優先する北朝鮮の体制による選択の結果であり、これを引き続き深く懸念。
全ての北朝鮮の大量破壊兵器及び弾道ミサイル計画のCVIDという目標に引き続きコミット。
瀬取りや海外労働者の継続した利用等の北朝鮮の制裁回避の戦術に対抗することにコミット。全ての国に対して関連する国連安保理決議の完全な履行を求める。
朝鮮半島における緊張の平和的解決を支持し、北朝鮮に対し、南北対話の再開を求める。
6月5日「横田めぐみさんとの再会を誓う同級生の会」による「翼をください」から、横田早紀江さんは
「会うことだけを楽しみに頑張ってきたので残念ですが、どうしても難しい国で、これはどんなに頑張っても動きませんでした。6月5日のお昼15時前に、家族に見守られて安らかに天に召されていきました。本当にご苦労様という思いです。」「めぐみちゃんは、今日の『翼をください』のように、本当に翼があれば飛んで行きたいのにと思っていることと思います。本当に歌が大好きな子でしたから、いつも大きな声で歌っていました。」「なんとかして取り返してやりたい。たくさんの人達がまた蓮池さん達のようにタラップから手を振って降りてくる姿を想像して、必ずこうなるのだと信じていつもお祈りしています。」
横田哲也さんは「父が亡くなって早1年ですけれども、実感が実はあまりわいておりません。今日も今、川崎に来て母の家に行きましたけれども、遺影があって、本当に、すぐそこにいるような思いがするのですけれども、なんとしてでも、結果を出してですね、父に本当に姉が帰ってきたよと言う言葉を私も父に投げかけたいですし、今、遺骨も安置しておりますけれども、姉の手で納骨をしてもらうように、その日が来るようにしたいと思っております。是非、加藤官房長官にはおかれましては、結果を出すべく、総理大臣とともに解決に向けてご協力をよろしくお願いしたいと思っています。」
ふるさとの唱歌は「荒城の月」である。いつものことながら、曲名アナウンスは出ていない。
今週の一曲、朝鮮語はGO-BANG'S 「あいにきて I・NEED・YOU!」と1984年のヒット曲、チェッカーズの「夜明けのブレス」の2曲が出ている。今年5月と同じ組み合わせである。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。
1430の「ふるさとの風」は9450、9705、11995kHzが良好である。3波とも強力である。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月島根県で開催の共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月東京での国民大集会から。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。この番組は2021年4月8日、19日、30日、5月10日、20日、6月1日、11日と同じである。
more