2020年07月12日

7月11日「しおかぜ」

土曜日1300の「しおかぜ」は5920、6070kHzいずれも強力なジャミングが出ている。聞き取りは可能である。前半は日本語放送である。まず横田めぐみさんへ、お父さんのことについて。早くから北朝鮮にいることが分かっていたが、国会で質問が出るまで表に出ることはなかった。
新型コロナウィルスの感染について、7月5日現在の世界の感染者数、死亡者数が読み上げられている。続いて韓国ドラマ「愛の不時着」について解説している。無動力飛行機(パラグライダー)で北朝鮮に不時着してロマンスが生まれたという他愛もない話だが、北の生活の一部を知ることができる。
「救出への道コーナー」は連日東京で200人を超す感染者が出ていることなど、北朝鮮でも数多くの感染者が出ていることも述べている。「ふるさとの風」で放送する家族の声を収録したことなど。
「日本政府からご家族の声」は有本明弘さんから、2020年1月収録のメッセージが出ている。1324:50に緊急放送ISに次いで、日本への脱出方法など注意喚起が出ている。
後半1330は朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は6165と7295kHz、八俣の電波は強くジャミングの影響は全くない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。ジャミングは全くない。この時間は毎日同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は6月30日菅官房長官の記者会見から。
 本日、「マイナンバー制度及び国と地方のデジタル基盤抜本改善ワーキング・グループ」の第二回会合が開かれ、マイナンバー制度や政府・自治体のシステムに関して、若手を中心とする専門家のメンバーの方々による幅広い問題提起を33項目の課題に整理してとりまとめました。その中で、例えば、マイナンバーカードの機能をスマホに搭載することや、生体認証などの暗証番号に依存しない仕組みを検討すること、引越しに際して、市役所などで手続をすれば、本人同意の下で銀行や携帯電話会社で住所変更を不要とするなど、マイナンバーカードの民間利用を推進することなどを盛り込んでおります。このワーキング・グループにおいて、今後、年内に工程表を策定するとともに、政府として、できるものから実施していきたい、こういうふうに考えております。

「ふるさとの唱歌コーナー」は「荒城の月」が出ている。
「今週の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。先月は「今日の一曲でも登場している。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ、お姉さんの平野文子さんから、2020年6月27日電話にて収録した音声である。
「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、お姉さん市川龍子さんから2019年2月収録である。続いて横田めぐみさんへ、横田拓也さんから、2019年5月収録のメッセージである。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが強力である。ジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年2月に寄せられた手紙が代読されている。2019年は暑い夏と地震など大災害の起きたことを述べている。
今日の一曲は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」である。過去何度も登場している曲である。この番組は2020年4月4日、14日、28日、5月9日、19日、30日、6月19日、7月1日と同じ内容である。周波数は各時間台湾送信一波のみがアナウンスされている。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze