5月3、4日、携帯の電波もどどかないような山中でワッチする機会があった。ノイズが全くなく、中波も快適に、話題になっている630kHzDZMMは3日は終了まで出ていたが、4日の開始は確認できなかった。告知されているように4日からいくつかの局が停波したようだ。
昨日とは打って変わり激しい雷雨に見舞われ気温も低下、それでも伝播状態は良好である。0800代のNHK Worldは15280、9795、9750kHzが超強力に、S9+60dBに達する強さで入感していた。
その勢いを引き連れて1300の「しおかぜ」、5920と6165kHzが強力に聞こえている。混信は全く感じさせない。水曜日は前半、後半ともに朝鮮語放送である。
1405の6090と7295kHzにジャミングが出現した。八俣の電波は強く、特に6090kHzはパルスジャミングが弱く影響はない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送、タシケントと台湾送信も強力である。日本政府の放送にはジャミングは出ていない。各波クリアーに聞こえている。
「ふるさとの風ニュース」は4月22日第30回新型コロナウイルス感染症対策本部を開催、対策会議の議論を踏まえ安倍総理の記者会見から。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。今年4月に今日の一曲でも登場している。日本語放送は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。過去何度も登場している。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへ、お兄さん飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージが出ている。
「日本政府からご家族の声」は増元るみ子さんへ、お姉さん平野文子さんからのメッセージ、2019年12月熊本での収録のメッセージ。認定拉致被害者の氏名、周波数アナウンスなどがあり、1357に終了している。
1430の「ふるさとの風」は8450、9560、11995kHzの3波が強力である。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本明弘さんから、2020年1月の新しい収録である。次に2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。最後に日本政府認定拉致被害者の氏名、連絡先の告知、日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1500番組終了。この組は2020年4月1日、11日、24日と同じ内容である。
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