2020年02月15日

2月14日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6145kHzがきわめて強力である。ローカル局並みの強さ、S9+50dBを超す勢いである。パラの7245kHzも強い、S9+30dBほどで入感している。1200代のR.Japanも強力に聞こえていた。大陸からの電波も強く、7245kHzはバックで中国語がよく聞こえている。
金曜日は前半後半とも朝鮮語放送である。

これに引き換え、1300代の台湾送信はいつものように7295kHzが聞こえるのみである。9705と9530kHzは弱く音にならない。前半朝鮮語、後半日本語放送である。
今週の一曲、朝鮮語は小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」、日本語は1月19日の共同公開収録イベントから、宇佐美由美子さんの「途切れた道しるべ」、北朝鮮に囚われ、未だ戻らない愛する家族、諦めず待ち焦がれる被害者家族の心情を歌った、激情歌。あの日の途切れた糸を、なんとか手繰り寄せ、もう誰も恨まないから、一目だけでも逢いたい。被害者家族の一番近くで寄り添う、特定失踪者問題調査会の専務理事でもある、村尾建兒氏が書き上げた、渾身の一曲。心が引き裂ける想いを、感情豊かに歌っている。
拉致対策本部のオンデマンド放送は2月14日現在2月2日までのファイルがアップされている。3日と10日の放送はまだ聞くことができない。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが激しい混信の中何とか聞こえている。9705、9560kHzは弱い。懐かしい日本の歌は「汽車」である。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年5月、東京の国民大集会での収録から。そして2019年2月に収録したメッセージである。続いて弟松木信弘さんからも2019年5月国民大集会と2019年2月の収録メッセージである。
今週の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2019年12月12日、23日、2020年1月3日、13日、23日、2月4日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze