2019年11月12日

Xinjiang PBS Winter frequencies

恒例の周波数変更が11月12日1100UTCから実施された。「新疆广播电视台」の各言語がこの冬は昨年より一週間遅く4MHz帯の周波数を使い始めた。昨年と全く同じ周波数である。
新疆時間12日朝はまだ6MHz以上の周波数で開始していた。毎週火曜日は0800UTCに短波は止まっている。再開した1100以降低い周波数を使いだした。
1135以降に5060、4980、4850kHzなどが出てきた。3990kHzはジャミングも加わり、混戦模様である。
新疆人民広播電台は新疆广播电视台と名称を変更している。短波放送では5系統を出している。FM中波の放送時間は2300-1800であるが、短波で同時送信されるのは、ウイグル語と中国語は2310頃から、カザフ語、モンゴル語は2340頃から、キルギス語は0300頃からである。

日中と夜間の送信機は必ずしも同じではなく、切り替え時刻に両波が出ていることが多い。複数の送信機を時間によって使い分けているように見える。

Xinjiang PBS Winter frequencies: effective from 1100UTC on November 12, 2019
Uighur 2300-1800 (Tue.0800-1100 off the air)
3990 2310-0300, 1135-1800
4980 2310-0300, 1135-1800
6120 2310-0300, 1200-1800
7205 2310-0300, 1225-1800
7275 0300-1200
9560 0245-1200
11885 0250-1200
13670 0300-1225

Chinese 2300-1800 (Tue.0800-1100 off the air)
3950 2310-0257, 1145-1800
5060 2310-0300, 1135-1800
5960 2310-1800
7260 0257-1200
7310 2310-0300, 1200-1800
9600 0300-1200
11770 0250-1200

Mongolian 2330-0330, 0530-1030, 1230-1800 (Tue.0800-1100 off the air)
4500 2340-0330, 1210-1800
6190 2340-0330, 1210-1800
7230 0510-1050
9510 0510-1050

Kazakh 2330-1800 (Tue.0800-1100 off the air)
4850 2340-0328, 1158-1800
6015 2340-0348, 1150-1800
7340 0328-1158
9470 0348-1150

Kyrgyz 0330-0530, 1030-1230
7295 0310-0530, 1030-1230
9705 0330-0530, 1030-1230

  
Posted by Hiroshi at 23:48Comments(0)Taiwan/China

2019年11月12日

11月11日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波弱いながらも実用レベルで聞こえている。今日から新しい内容の番組である。
「ふるさとの風ニュース」は11月3日安倍総理は羽田空港で会見を行った。
「日本はこの7年間、自由貿易の旗手として、TPP11(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)や、あるいは日EU(欧州連合)のEPA(経済連携協定)、そして、日米の貿易協定と、世界の自由貿易を牽引(けんいん)してまいりました。このRCEP(東アジア地域包括的経済連携)においても、この7年間、単なる関税の引下げにとどまらず、電子商取引や、あるいは知的財産など、ルール分野を含む、野心的な協定とすべく、日本は交渉をリードしてまいりました。
 そのルール分野を中心に、大きな進展が得られる中、いよいよ交渉は大詰めを迎えています。まだ、もちろん課題は残されていますが、太平洋からインド洋へと広がる広大な地域に、自由で公正なルールに基づく、経済圏をつくり上げるために、日本は今後も、交渉を引っ張っていきたい、牽引していきたい、こう考えています。
 そして、南シナ海の問題につきましては、日本は、南シナ海が法の支配に基づく、自由で開かれた海洋秩序を守るために、全ての当事者が、力ではなく国際法に基づいて、紛争を平和的に解決することの重要性を強く訴えたいと考えています。
 そして、北朝鮮の問題についてでありますが、北朝鮮は弾道ミサイルを連続して発射しています。朝鮮半島の非核化を目指すために、今こそ国際社会はしっかりと団結して、国連決議を履行する。そのことが、極めて重要であり不可欠であることを訴えたいし、各国の首脳に対して、合意と実行を強く求めていきたいと思います。
 また、拉致問題について、その早期解決の重要性を訴え、理解と支持を得たいと考えています。」

「ニュース解説」は中国専門家の見方について、米朝関係など膠着状態の打開のため仲介をするのではとの見方。
今週の一曲、朝鮮語は1990年のヒット曲高野寛の「虹の都へ」、今年8月に登場している。日本語は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」である、今年9月に登場している。
「ふるさとの声」は10月8日立川市で開催された拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」立川市公演から清水庄平立川市長の挨拶である。 
「日本政府からご家族の声」は松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、2019年5月国民大集会での収録。

1300の「しおかぜ」は6085と7310kHz、ジャミングはわからない、八俣からの電波はそれほど強くはないが、聞き取りは十分可能である。月曜日は日本語放送で、公開されている、失踪者の氏名生年月日、失踪時の年令などが読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は7290、9560、9705kHzである。10分以上前からキャリアーを出している。7290kHzは混信で聞きづらい、ほぼCNR1につぶされている。他はクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年5月、東京の国民大集会での収録から。そして2019年2月に収録したメッセージである。続いて弟松木信弘さんからも2019年5月国民大集会と2019年2月の収録メッセージである。
今週の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2019年7月29日、8月9日、19日、29日、9月10日、20日、10月10日、21日、11月1日と同じである。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze