2019年11月12日

11月11日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波弱いながらも実用レベルで聞こえている。今日から新しい内容の番組である。
「ふるさとの風ニュース」は11月3日安倍総理は羽田空港で会見を行った。
「日本はこの7年間、自由貿易の旗手として、TPP11(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)や、あるいは日EU(欧州連合)のEPA(経済連携協定)、そして、日米の貿易協定と、世界の自由貿易を牽引(けんいん)してまいりました。このRCEP(東アジア地域包括的経済連携)においても、この7年間、単なる関税の引下げにとどまらず、電子商取引や、あるいは知的財産など、ルール分野を含む、野心的な協定とすべく、日本は交渉をリードしてまいりました。
 そのルール分野を中心に、大きな進展が得られる中、いよいよ交渉は大詰めを迎えています。まだ、もちろん課題は残されていますが、太平洋からインド洋へと広がる広大な地域に、自由で公正なルールに基づく、経済圏をつくり上げるために、日本は今後も、交渉を引っ張っていきたい、牽引していきたい、こう考えています。
 そして、南シナ海の問題につきましては、日本は、南シナ海が法の支配に基づく、自由で開かれた海洋秩序を守るために、全ての当事者が、力ではなく国際法に基づいて、紛争を平和的に解決することの重要性を強く訴えたいと考えています。
 そして、北朝鮮の問題についてでありますが、北朝鮮は弾道ミサイルを連続して発射しています。朝鮮半島の非核化を目指すために、今こそ国際社会はしっかりと団結して、国連決議を履行する。そのことが、極めて重要であり不可欠であることを訴えたいし、各国の首脳に対して、合意と実行を強く求めていきたいと思います。
 また、拉致問題について、その早期解決の重要性を訴え、理解と支持を得たいと考えています。」

「ニュース解説」は中国専門家の見方について、米朝関係など膠着状態の打開のため仲介をするのではとの見方。
今週の一曲、朝鮮語は1990年のヒット曲高野寛の「虹の都へ」、今年8月に登場している。日本語は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」である、今年9月に登場している。
「ふるさとの声」は10月8日立川市で開催された拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」立川市公演から清水庄平立川市長の挨拶である。 
「日本政府からご家族の声」は松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、2019年5月国民大集会での収録。

1300の「しおかぜ」は6085と7310kHz、ジャミングはわからない、八俣からの電波はそれほど強くはないが、聞き取りは十分可能である。月曜日は日本語放送で、公開されている、失踪者の氏名生年月日、失踪時の年令などが読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は7290、9560、9705kHzである。10分以上前からキャリアーを出している。7290kHzは混信で聞きづらい、ほぼCNR1につぶされている。他はクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年5月、東京の国民大集会での収録から。そして2019年2月に収録したメッセージである。続いて弟松木信弘さんからも2019年5月国民大集会と2019年2月の収録メッセージである。
今週の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2019年7月29日、8月9日、19日、29日、9月10日、20日、10月10日、21日、11月1日と同じである。

1600の「しおかぜ」は6095kHzが比較的良好である。7325kHzは同波のCRIの混信が強い。1300と同じ番組である。拉致被害者、失踪者の氏名読み上げである。

1600の「ふるさとの風」は6045kHzが完全につぶされている。対策本部の放送であえて同じ北向け放送と同じ周波数に出るのは珍しい。パラオと違い、台湾送信ならではの理由なのか。
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