2016年07月25日

3560 / 6100kHz

25日は6070kHzは0900現在も停波したままである。0920にキャリアーを出し日本語放送が始まった。これまで通りの放送パターンである。

一方3560kHzはAM波ではあるが、断続的に中国語放送が出ている。0830から中国語が出てきたが、0900前後は数分出ては停波を繰り返している。まともな送信ができていない。無理して電波を出すことも無いのに。0930からは朝鮮語が始まっている。

6100kHzは終日「朝鮮中央放送が出ている。しかし25日は放送開始から完全なAM波ではなく、上側に音声はない、キャリアー付きのLSBモード(H3E)で送信されている。
通常のAMで受信できるが、USBモードではほとんど音声が聞こえない電波形式である。7月25日0922UTCの受信状況である。


3560kHzはその後も停波を繰り返し、まともな送信ではない。
6070kHzは日本語放送だけを出し、その後停波している。6100kHzは1330以降AM放送に戻っている。
  more
Posted by Hiroshi at 18:36Comments(0)S.N.Korea

2016年07月25日

7月24日「しおかぜ」

1300代の朝鮮語と日本語放送は9900と9950kHz、どちらもジャミングは無い、台湾からの信号も強く受信状態は良好である。この一週間続いた最後の番組が出ている。拉致問題インフォメーションは7月15日に札幌市で北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録 ~希望の光、届け海を越えて!~が開催されたこと。当日の模様が詳細に伝えられた。
ニュース解説は「サード配備の決定」の決定について。米国が韓国駐留米軍にサードを配備することになったいきさつなどについて。
拉致問題解説は久米裕さんについて。1977年9月19日、石川県宇出津海岸付近にて拉致された。主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)について、平成15年1月逮捕状の発付を得て国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。しかし北朝鮮は入国はしていないとしている。共犯者の在日朝鮮人は逮捕され拉致を自供している。当時4770kcで出ていた乱数放送は解読されており、「南山の青い松」が流れたら接触せよとの指令で拉致が決行された。しかし本人の意思で渡ったという自供から、また本人の確認が取れないということから立件できず捜査は打ち切られた。実にオメデタイ捜査であった。拉致され日本に居ないのにどうやって意思を確認するのだろう。
ふるさとの声は日本政府制作のビデオメッセージから、有本恵子さんのご両親からのメッセージ。これは2015年8月に収録された。
今週の一曲朝鮮語はORIGINAL LOVEの「接吻」、昨年10月に初登場している。日本語はは1963年のヒット曲、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」、2011年12月以来の登場である。いつものように1233に9910から9950kHzにかけてジャミングが出てきた。

1300の「しおかぜ」は5965kHz、依然としてジャミングは5935kHzに垂れ流しである。日曜日は昨日と同じ番組であるが、前半朝鮮語、後半が日本語放送である。八俣の信号も強力、受信状態は極めて良好である。
「しおかぜ」が中波放送も始めるというお知らせから。
「しおかぜはこれまでの短波放送に加え、ピョンヤン時間7月30日0時から30分間、周波数1431kHzで中波放送を開始することになりました。中波放送も短波放送同様に毎日放送します。これからの「しおかぜ」はピョンヤン時間22時30分から0時5分までは短波放送、0時から0時30分までは中波放送、そして1時30分から2時30分までは短波放送で聞くことができます。」
続いて7月15日に札幌で開催された、「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が開催されたこと。7月16日に山口県に脱北者とみられる北朝鮮籍の男性が保護されたというニュースなど。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、この周波数もジャミングは無くクリアーに聞こえている。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHzの2波、9960kHzは下からのジャミングの影響もない、いつものことながら台湾送信の9560kHzが早く聞こえている。受信状態は良好である。9960kHzは20秒ほど頭切れ、1435には停波、数秒後には戻った。
懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まっている、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月のお兄さん石岡章さんからの肉声によるメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2016年4月16日、25日、5月4日、22日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日、15日と同じ内容である。
  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年07月24日

7月24日の3560kHz

昨日までAMで出ていた北朝鮮の3560kHz、24日は0830になっても電波の出ている気配がない。0900に出てきたと思ったらAMではなくDRM信号である。3560kHzは今年3月にも一日だけDRMが出てきた。
次第に信号も強くなり0920まで朝鮮中央放送の番組が、その後は番組は無くキャリアーが1057まで出ていた。

そして1131:10に今度はAMで再開した。開始直後は音声がとぎれとぎれで不安定だ。スケジュール通りの中国語が出てきた。しかしこれも1210に停波、送信機のトラブルというより、やはり電力の供給が断たれたことによる停波であろう。

6100kHzの朝鮮中央放送と6070kHz海外向け放送は停波することなく連続して放送されている。
3560kHzは1230現在も止まっている。
その後1352:30に英語放送と途中からまたAM放送で再開、強力に入感している。
  more
Posted by Hiroshi at 21:38Comments(0)S.N.Korea

2016年07月24日

7月23日「しおかぜ」

1300代の9900と9950kHz、ジャミングなしで始まったが、今日はまた9910kHzへジャミングを出してきた。このため9950kHzはそれほど影響を受けていない。どこへいつジャミングが出したいのか北朝鮮のやることはいつものことながらよくわからない。前半朝鮮語、後半日本語放送である。

1300の「しおかぜ」は5965kHz、ジャミングは全くない、5935kHzへの垂れ流しが続いている。受信状態は極めて良好である。まず「しおかぜ」が中波放送も始めるというお知らせから。
「しおかぜはピョンヤン時間7月30日0時から30分間、中波放送を開始します。周波数は1431kHzで短波放送同様毎日放送します。これからの「しおかぜ」はピョンヤン時間22時30分から0時5分までは短波放送、0時から0時30分までは中波放送、そして1時30分から2時30分までは短波放送で聞くことができます。」

続いて7月15日に札幌で開催された、「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が開催されたこと。7月16日に山口県に脱北者とみられる北朝鮮籍の男性が保護されたというニュース。
1322:16に「日本政府からのメッセージ」が出ている。これも15日に共同公開収録が開催されたこと。後半1330は朝鮮語放送である。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングは聞こえない、パラオの9960kHzは若干弱い。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
続くふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからの新しいメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも、これも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送は9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナウンスは無い。この番組は2016年4月15日、24日、5月3日、12日、6月8日、17日、26日、7月5日、14日と同じ内容である。
  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年07月23日

VOKorea 6070/3560kHz

21日以降6070と3560kHzで海外向け放送が聞こえている。22日にチェックしたところ、6070kHzは過去4405kHzが出ていた時と同じスケジュールである。
直近では、昨年11月4日にも一日だけ3560と4405kHzが出ていた。

3560kHzも早くから出ていると思われるがこの時期0830以降しか確認できない。
23日は0330開始の6070kHzが確認できたが、英語放送の途中0512に停波した。やはり一日だけの気まぐれ送信か。その後0540ごろにまた再開している。

Voice of Korea 3560kHz
0830 Chinese
0930 Korean
1030 - -
1130 Chinese
1230 - -
1330 English
1430 French
1530 English
1630 French
1730 Korean
1830 English
1930 Spanish
2030 French
2130 English
2230 Spanish
2330 Korean

Voice of Korea 6070kHz
0330 Spanish
0430 English
0530 Spanish
0630 French
0730 Japanese
0830 Japanese
0930 Japanese
1030 Japanese
1130 Japanese
1230 Japanese
1330 - -
1430 Russian
1530 Russian
1630 German
1730 Russian
1830 Germa
1930 German
2030 Korean
2130 Japanese
2230 Japanese
2330 Japanese
  
Posted by Hiroshi at 12:45Comments(1)S.N.Korea

2016年07月23日

7月22日ふるさとの風

22日、1300代の9900kHz、1243:50に強烈なジャミングが出てきた。9950kHzを中心として100kHzもの帯域にほろがっている。9900kHzは信号も強くジャミングの影響はほとんどない。9950kHzはかなり聞きづらい。拉致問題インフォメーションは7月15日に札幌市で北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録 ~希望の光、届け海を越えて!~が開催されたこと。当日の模様が詳細に伝えられた。
ニュース解説は「サード配備の決定」の決定について。米国が韓国駐留米軍にサードを配備することになったいきさつなどについて。
拉致問題解説は久米裕さんについて。1977年9月19日、石川県宇出津海岸付近にて拉致された。主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)について、平成15年1月逮捕状の発付を得て国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。しかし北朝鮮は入国はしていないとしている。共犯者の在日朝鮮人は逮捕され拉致を自供している。当時4770kcで出ていた乱数放送は解読されており、「南山の青い松」が流れたら接触せよとの指令で拉致が決行された。しかし本人の意思で渡ったという自供から、また本人の確認が取れないということから立件できず捜査は打ち切られた。実にオメデタイ捜査であった。拉致され日本に居ないのにどうやって意思を確認するのだろう。
ふるさとの声は日本政府制作のビデオメッセージから、有本恵子さんのご両親からのメッセージ。これは2015年8月に収録された。
今週の一曲朝鮮語はORIGINAL LOVEの「接吻」、昨年10月に初登場している。日本語はは1963年のヒット曲、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」、2011年12月以来の登場である。

1300の「しおかぜ」は5965kHz、ジャミングは5935kHzに垂れ流しだが、弱い。金曜日は前半・後半とも朝鮮語放送が出ている。5955kHzのCRIがやたら強く、その影響を受けている。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、受信状態は極めて良好である。この時間は毎日同じ番組である。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、パラオ送信がやや弱くノイジーである。9950kHzを中心に出ているジャミングの影響である。9560kHzが2秒近く早く聞こえている。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2016年2月24日収録の新しいものに差し替えられている。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「結婚しようよ」、これは2015年5月以来の登場となった。
最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送の9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナは無い。この番組は2016年4月14日、23日、5月2日、11日、20日、6月16日、25日、7月4日、13日と同じ内容である。
  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年07月22日

6070kHz 日本語放送

昨日21日から6070kHzの「朝鮮の声」日本語放送が早くから出ている。これまでは6100kHzが終了した後6070kHzに切り替わっていたが、どうもそうではなくなってきた。

22日は6100kHzの朝鮮中央放送が0900以降も連続して出ている。これで6100kHzと6070kHzは同じ送信機という説が覆されることになる。
11680や6400kHzも低波したり出てきたり相変わらず不安定な送信が続いているが、6070kHzの送信機はどこから移動してきたのか。
これでアナウンス通りに6070kHzが使われる?

日本語放送終了後も海外向け放送が出ている。3560kHzも出てきたことから、この6070kHzは4405kHzの送信機か?
このところ海外向けも怪しげな動きである。
1430現在、13760、12015kHzが止まっている。


  
Posted by Hiroshi at 21:41Comments(0)S.N.Korea

2016年07月22日

7月21日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は昨日から3回の放送ともすべて周波数変更された。21日もまだジャミングは5935kHzに垂れ流しである。5965kHzはローカル局並みの強さで聞こえている。木曜日は英語放送である。1325:21と1355:21に「日本政府からのメッセージ」が出ている。メッセージ内容は先週と同じで15日の共同公開収録の案内である。

1405の「しおかぜ」は7325kHz、5965kHz同様強力に入感している。この時間は「ふるさとの風」が出ている。1330からはCRIの混信が結構強く聞き取り困難である。

1300代の9900と9950kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。しかし1320に9930から9960kHzにかけて強烈なノイズジャミングをまき散らす。9950kHzはほとんどつぶされてしまう。これまで9910kHzに出していたのを少し上に持ってきたようだ。この時間は毎日同じ番組で前半朝鮮語、後半日本語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、ジャミングは9950kHzに垂れ流しである。台湾送信の9560kHzが早く聞こえている。懐かしい日本の歌「春の歌」で始まった。拉致問題開設は有本恵子さんの事案について。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージ。続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、この番組は2016年4月21日、5月1日、10日、19日、28日、6月6日、24日、7月3日、12日と同じ内容である。
  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年07月21日

HFCC更新

7月に入ってからは後進の頻度が低くなっているようだ。5日の生中継の周波数も台湾送信として登録されていた。
台湾といえば、20日から9545kHzでも中央広播電台が出てきた。この手の放送には即日ジャミングが出るのだが、どうしたことか21日もクリアーに聞こえている。
9545kHzは1000-1400に出ている、これまでの6105、6180、7200、9660、11640kHzもすべて出ていることから一波追加されたのかも。

7月20日付のHFCCリスト、MBRの周波数が40波も追加登録されている。15205kHzの地下局もフランス送信として登録されている。
15205 1500 1600 48NW ISS 100 125 0 216 234 110516 230516 D Mul F MBR MBR 16901 Z.eaer
15205 1500 1600 48NW ISS 100 125 0 216 347 240516 291016 D Mul F MBR MBR 16902 A.eaer
この放送20日に聞いたところやはり前半はアラビア語に聞こえる。1530はティグリー語である。

HFCC登録数
July 1 4487
July 11 4488
July 15 4497
July 20 4532
  
Posted by Hiroshi at 23:03Comments(0)受信機

2016年07月21日

「しおかぜ」周波数変更

7月20日、「しおかぜ」の周波数が変更された。約2ヶ月弱の変更である。1300の放送はこれまでの5935kHzから5965kHzに、当然ジャミングは5935kHzに垂れ流しになっている。5965kHzは混信もなく強力に入感している。水曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」も5935kHzから7325kHzへ変更された。受信状態は極めて良好である。この時間は、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。開始アナウンスは、「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」
終了アナウンスは、「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで」放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」



1300代の9900と9950kHzは両波ともジャミングに埋もれてしまい受信状態は極めて悪い。それだけ台湾からの電波が弱いということだ。番組内容もほとんど聴き取ることができない。

1430の「ふるさとの風」は9960kHzパラオ送信と9560kHzの台湾送信の2波、両波ともジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで面会した孫娘とされる話も出ている。
続いて2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。この番組は2016年4月10日、12日、21日、30日、5月9日、18日、27日、6月5日、14日、7月2日、11日と同じ内容である。
  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze