2016年07月08日

7月7日ふるさとの風

1300代の9900と9950kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。9900kHzのほうが強く、0.4秒ほど遅れている。拉致問題インフォメーションは、6月22日の北朝鮮弾道ミサイル発射に伴う岸田外務大臣の談話が出ている。その内容は
 北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受け、外務省においては、岸田文雄外務大臣の指示に基づき、北朝鮮に対し2度にわたり直ちに抗議を行いました。
 さらに、岸田大臣の指示に基づき、北京で開催中の「北東アジア協力対話(NEACD)」の場を通じて、改めて北朝鮮に対し厳重に抗議を行ったほか、同盟国たる米国や韓国を始めとする関係国と意見交換を行い、緊密な連携を確認したところ、概要は以下のとおりです。
 6月22日の北朝鮮による弾道ミサイル発射は、我が国を含む地域及び国際社会の平和と安全を損なう安全保障上の挑発行為です。また,安保理決議第2270号をはじめとする一連の国連安保理決議及び日朝平壌宣言に違反するとともに、六者会合共同声明の趣旨にも反するものであり、断じて容認できません。
 このような立場に基づき、同日、北東アジア協力対話に参加するために中国訪問中の金杉憲治アジア大洋州局長は、同対話に参加している米国、韓国、中国及びロシアの六者会合の首席代表等の政府関係者と個別に意見交換を行い、これら関係国の間で、国連安保理等の場を含め,緊密に連携していくことを確認しました。
 また、金杉局長は、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務省米州局副局長とも接触し、同日の弾道ミサイル発射について厳重な抗議を行うとともに、核・ミサイル開発等の安全保障問題を取り上げ、日本側の考えを伝えました。さらに、ストックホルム合意に基づき、一日も早く全ての拉致被害者を帰国させるよう強く求めました。
 さらに、同日,原田親仁政府代表(日露関係担当大使)は、日露平和条約締結交渉のため訪日中のモルグロフ、イーゴリ・ウラジーミロヴィチ露外務次官との間で、本日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について意見交換を行い、国連安保理等の場を含め、緊密に連携していくことを確認しました。
 これらに加え、日本は、国連安全保障理事会のメンバーとして、国連安全保障理事会において力強いメッセージを発すべく,米国や韓国との間で緊密に連携しているところです。

続いてのニュース解説は「最高人民会議の注目点」について。ふるさとの声は石岡亨さんのお兄さん、石岡明さんからのメッセージ、2016年2月収録である。
今週の一曲朝鮮語は水前寺清子の「365歩のマーチ」、日本語放送は1976年のヒット曲岡田奈々の「青春の坂道」、昨年6月に初登場して以来の再登場である。1333に9910kHzへジャミングが出るためその影響を受けるが7日はジャミングもあまり強くはない。9950kHzまで広がっているが、これには単独でかけている可能性も捨てきれない、更にベトナムのジャミングもあり良く分からない。

1300に「しおかぜ」は5935kHz、30分前からジャミングを出しているが弱い。八俣の信号がはるかに強力、受信状態は極めて良好である。木曜日は英語放送である。1325:20と1355:20に「日本政府からのメッセージ」が出ている。英語放送でも7月15日の短波9900kHz生中継の案内が出ている。
1405の「しおかぜ」も5935kHz、完全にジャミングを抑え込んでいる。この時間は、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。開始アナウンスは、「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」

終了アナウンスは、「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで」放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」


1430の「ふるさとの風」ジャミングは聞こえないが若干パラオの電波が弱い。 懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日、5月14日、23日、6月1日、10日、19日、28日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze