2007年01月31日

西サハラ放送

小生の年代だと、スペイン領サハラのほうがよく分かる。スペイン撤退後30年以上経ってもまだもめている。モロッコに入る、いや、独立だと言い続けいまだに決着を見ない紛争地域である。
当然のようにこういったところへ向けた放送はどの地域にも存在する。西サハラがAOEと略されるように、「サハラ・アラブ民主共和国」と自ら名乗り、Radio Nacional de la RASD(Republica Árabe Saharaui Democtatica/Sahara Occidental)は短波でも毎日放送している。ところが、しょっちゅう周波数を変えているらしい。モロッコから出ていると思いきやそうではない、RASDはアルジェリアに出来たいわば亡命政府だ。実質今はモロッコの支配が強いが、日本は未承認。
1月中旬は6458kHzで1700~2200ごろにかけてアラビア語が聞こえていた。多分これがRASDだと推定している。しかし25日には何も聞こえなかった、その後6300kHzでアラビア語が、と言っても殆ど音楽ばかりだが。  more
Posted by Hiroshi at 09:13Comments(0)

2007年01月30日

TWR-Swaziland on 4760kHz

赤道より南のアフリカ局はいつもよく入感するようだ。ここスワジランドからのTWRも結構聞こえている。4760kHzはZimbabwe、 Mozambique向け、日によってはポルトガル語も出ているようなので聞いてみたが、どうもよく分からない、そこでTWRのスケジュールを調べたら、1月13日から変更されていることが分かった。
金(6)・土曜日(7)1630の言語はShangaanということになる。4760kHzの新しいスケジュールは:
1545-1630 1...... Shangaan
1600-1630 ......7 Shangaan
1600-1630 .23456. Tshwa
1630-1645 ..34.67 Shangaan
1630-1645 .2..5.. Portuguese
1630-1645 1...... Ndau
1645-1700 1234567 Ndau
TWR-Swazilandは3台の100kW送信機を使い新しい送信所から出ている。
  
Posted by Hiroshi at 02:39Comments(0)Africa/ME

2007年01月29日

Radio Filia

ギリシャ放送の国内向け「友情放送」、中波FMで12言語の放送を行っている。そのうち一部が短波でも出ているが、今日聞いたところいつもの15630kHzではなく12105kHzに出ていた。
ヨーロッパ方面がきわめて良好で、気持ちよく聞こえていた。0700から一時間は英語番組、そのほとんどがBBC-World Serviceのニュース、中継ではなく細切れニュースで、引用が多い。Voice of Greeceアナウンスも入る。
0800からはフランス語になった。15630kHzはギリシャ語番組。  more
Posted by Hiroshi at 17:58Comments(0)

2007年01月29日

短波放送は永久に不滅です?

誰でも何でも書くことは自由だが、ウソを書いてはいかん。何でも10年も前に、2015年に短波放送ができなくなると書いた人がいたらしい。
毎日短波放送を聞いている立場から見たら、決して考えられない話だが、現場を知らない(短波放送を聴いた事がない)とこういう事になるのだろう。今のラジオ日経の社員だっておそらく短波放送なんか聴いてないと思うよ。
短波放送の世界もデジタルになるといっているが、これも絶対にありえない話。今でも試験放送は実施されているが、これとて一部の局、それも短波放送に理解のある局、そしてそれを聞くマニアがいることから成り立っている。当然だが日本では短波のデジタル化はありえない。NHK国際放送も週に一時間だけイギリスから試験放送をやっているに過ぎない。将来的に今の国際放送をデジタル化なんて想像もできない話だ。  more
Posted by Hiroshi at 01:00Comments(0)

2007年01月28日

Radio Sweden in Romano

英語番組はいつもよく聞こえているが、これ以外にもRadio Swedenは15種類以上の言語で主にEU向けに放送している。
クルド語は2001年から行われており、週2回、イラクからの難民など約7万人いる人達にクルド語番組「Zayele」英語では”Echo”を放送している。
またロマ語(Romani米語、Romany英語)番組はRadio Romano、Café Romano、Radio Chachimoの番組名で放送している。ロマ語といっても馴染のない言葉だが、これも5種類ほどの方言があるとか。Radio Chachimoは今年から毎月最終日曜日に一時間番組が放送されるという。
Radio Swedenが放送している言語のうち、Finnish、Samiを除くこれら民族語は海外放送部門が担当し、国内向け番組(FM)として出している。この一部が短波で再放送されている。


Kurdish(Zayele) 1700-1730(Sa.Su.) 7420kHz
Radio Romano 2200-2300(Sa.) 5850kHz
0000-0100(Su.) 1179MW
Café Romano 2200-2300(Su.) 5850kHz
Radio Chachimo 2200-2300(last Su.) 5850kHz  more
Posted by Hiroshi at 18:48Comments(0)Europe

2007年01月27日

WYFR for Asia

以前にも書いたが、昨年末からアジア向け言語を大幅に増やしているが、今年に入ってからもインド向け言語の幾つかが追加されている。
言葉が言葉だけにこれは一体何語ということになるが、開始と終了時にアナウンスされるアドレスなどが言語確認の手がかりになりそうだ。
ほとんどは昨年から聞こえているが、1月25日のWYFR英語番組を聞いていたら、これら言語が放送されているとコメントしていた。
ここで特徴的なのは、1400-1500にこれら言語が集中していることだ。この間に出ている放送をまとめてみた。
5865 Hindi
5880 Telugu
5970 Gujarati
7165 English
7175 Urdu
7340 Nepali
7475 Tamil
7505 Bengali
7535 English
9855 Marathi
以上はロシア・CIS中継で出ていると思われる放送。  
Posted by Hiroshi at 16:21Comments(0)Asia/Oceania

2007年01月26日

希望之声番組表

中国大陸向けに24時間放送をしている「希望之声国際广播電台」、いつどんな番組を出しているのかよく分からなかったが、25日に同局のウェブサイトにはじめて番組表が掲載された。
サイト上では一部見づらい所があったので、見やすくした番組表を作ってみた。時間もUTCで表記した。希望之聲國際廣播電臺對華廣播增開新波段新聞發稿  more
Posted by Hiroshi at 00:51Comments(0)Americas

2007年01月25日

北京放送のスペイン中継

このところCRIの動きが活発なようだ。昨年末から6125kHzで聞えるCRI英語がスペイン中継とのこと、そして11810kHzでもフランス語が聞えるがこれもスペイン中継との情報が出てきた。
0730過ぎには強力なキャリアーが出ており0800にフランス語プロが始まった。時々電波が止まったりしている。かなりハイパワーで出ているようで、安全装置が働くのか瞬断が続いていた。
24・25にちは0855に放送は終了した。

CRI via Supain
2100-2257 6125kHz English
0800-0857 11810kHz French  
Posted by Hiroshi at 19:09Comments(0)Europe

2007年01月24日

電波障害

テレビの映りが悪くなればそれなりの対処がある。ラジオが聞えなくてもあまり関心はもたれない。それだけラジオを聞く人が少ないと言うことらしい。
今朝も早くからサービスコール。隣接する場所に5階建てのマンションが工事中だ。丁度防護ネットが張られテレビ電波を遮断してしまった。当然建てる前から分かっていたのに対策は何もされずに建築許可が下りている。
既に対策が取られているところでも、地デジは対象でないから知りませんよと言うのがある。事実今まで映っていた地デジがビル影で映らなくなっても、電波障害はアナログのみでデジタルは関係ないということを聞いた。
まあ、こんな屁理屈はだんだんと通用しなくなってきている。CATVで見ているところはすべてパススルーで見られるようになった。CATV会社は公表してないが、地デジテレビをつなげばちゃんと映る。
問題はこれ以外の共聴設備である。地デジテレビがありながらアナログを見ていると言う人が増えてきた。
国策でデジタル化をするわけだ、アナログ放送の変わりなる放送である。今の設備もデジタル化するのが当然である。ところがその設備更新に暗躍する業者が高い見積もりを出している。電話会社は、光ケーブルで見てくださいとこれまた躍起になっている。管理人・住人の無知に付け込んで一儲けをたくらんでいる。  
Posted by Hiroshi at 13:43Comments(0)日本語放送

2007年01月23日

5960kHz

いろいろな局が聞こえる周波数である。よく聞こえる局をチェックしてみた。
0935、太平洋放送、ロシア語で、中波810kHzと共によく聞こえる。パラに7330kHzが聞える。
1630、新疆の中国語のバックでRAIのISが聞える。アラビア語だ。
2000、CRIの英語が聞える、7285kHzとパラでアルバニア送信。5kHz下のロシアの声が強力だ。
2300、Voice of Turkeyの英語放送、結構強いが、2330新疆人民放送中国語が開始状態は悪くなる、新疆は7310、5060kHzもパラである。
0000、R.RomaniaのISが聞えた、さすがにこの時間では厳しい、スペイン語だ。
ここに出ている新疆の中国語は日中は9835kHzで聞えている。0800過ぎあたりからこの5960kHzへ出てくるようだ。0030と1230には中央のニュース番組が出ている。
  
Posted by Hiroshi at 09:36Comments(0)Taiwan/China