海外からのラジオ放送

Radio Nordがまた短波放送を行うというのでチェックした。さすがに3950kHzは厳しいが、6065kHzがかろうじて電波の出ていることがわかる程度。2055にCNR2に潰されてしまった。
そこでリモート受信でちょっと覗いてみた。3950kHzは弱いがAM放送、6065kHzはキャリアー付のUSBモード（H3E）で出ているのが確認できた。LSBではCNR2だけが聞こえている。

22日はテスト放送とか、23日も放送されるようだ。7265kHzは出力10kW、3950kHzは5kWと発表されている。
3950 005 kW from Ringvalla, Sala
5770 0.5 kW from The Castle, Vaxholm
6065 010 kW from Ringvalla, Sala in CUSB



  

昨年6月にひと悶着を起こしたギリシャ、一時はすべてのテレビラジオ放送が中止されたとか噂も流れたが実際には名前を変え今も続いている。
そんな中短波放送などとっくになくなってもおかしくない状況だが、しぶとく放送を続けている。毎週月曜日などに時々停波しているようだが、この7月からはそれまでの24時間放送から1200-0800の20時間放送に幾分短縮された。短波で出ている番組は以前の海外向け放送ではなく、新たに立ち上げた公共放送ラジオチャンネル、アテネの番組が中継されている。

新しいウェブサイトERT Openにはこの7月からの短波放送スケジュールも公開されている。やる気満々といったところか。
EPA Radio
0100-0800 15630
0400-0800 11645
1200-0350 9935
1200-1950 15650
1200-0800 9420
2000-0050 15630

  

6月22日もここでアラビア語が出ている。アフガニスタン向け放送の一波を、0630-0730の一時間だけアラビア語を出している。
この時間はドイツ送信のため、日本での受信はほぼ不可能、クウェート送信は受信可能だが、通常のダリー語放送が聞こえている。

6月22日、0700の17690kHzをギリシャで受信した。
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毎年夏至の6月21日だけにBBCが南極越冬隊員向けに行っている特別放送、今年も21日の2130-2200に放送された。
事前に使用周波数が発表されていた。

BBC midwinter special to the British Antarctic Survey, June 21 at 2130-2200
7350 kHz, Ascension, 207 degrees
5875 kHz, Woofferton, 184 degrees
5985 kHz, Dhabayya, 203 degrees

やはりアセンション中継が一番強かったが7345kHzのCNR1も強い。続いて本国送信、UAEはちょっと弱いかな。
  

日替り周波数のBBCWS、一ヶ月以上も同じローテーションではまた中国のジャミングの餌食になってしまう。全く無意味なジャミングと思われるが、どうしようもない中国のことローテーションを変えればクリアーな受信が維持できる。

5月14日から日替りになったBBCの英語放送、昨日6月20日からそのローテーションが変更されクリアーに聞こえている。ただ変更されたのはごく一部、ほとんどはそのままである。

BBC World Service
0000-0100
1....6. 15755, 13810
.23.5.. 15650
...4..7 15180
.2..5.. 13725
..34.6. 13625

1100-1200
1.3.... 17760, 15640
.2...67 17830, 15285
...45.. 17720, 15270

これ以外の時間帯の日替り周波数も変更がない。

  

昨日20日から17690kHzでアラビア語が出ているという情報がある。さっそく21日にチェック、日本では弱すぎて何も聞こえない。そこでドイツのリモートSDRで聞いてみた。聞こえて当たり前だが0630からそれまでのRadio Azadiに代わり、アラビア語が出てきた。この周波数本来は17670kHzと同じアフガン向け放送が出ていたが、20日から17690kHzだけR.Free Iraqの番組を出している。周波数アナウンスはFMだけを言っているようだ。

アラビア語は一時間続き0730にまたRadio Azadiの番組に切り替わった。最近のイラク情勢にかんがみこの時間だけ短波でも流すようになったみたい。
0730からは17670kHzから15090kHzにQSY、同じ番組Pashtoである。また17690kHzも送信サイトがクウェートに代わり強力に入感している。

  

RFIの中国語放送はすべて台湾から出ている。これまで若干の変更はあったが、今回は放送時間を大きく変えている。放送時間の変更は6月8日の日曜日からである。
これまで11875、7325kHzに出ていた0930の放送が無くなり、9955kHzで1100~1300となった。これで7325kHzのWantok Radio Lightがちょっとだけ聞こえる時間が伸びたかも。

6月8日からのRFI中国語のスケジュールは以下の通り。

RFI in Chinese via TWN : June 8, 2014 ~
1100-1300 9955 (ex.0930-1030 7325, 11875)
2200-2300 9660, 7310, 1557, 1098, 1008 (ex. 2300-2400 9955)

  

スペイン海外放送ではスペイン語以外にも少数民族の言語も放送されている。日本ではほとんど受信されていないことから全くなじみがない。しかも週に何回といった放送で時間も30分と短い。

この中の一つ、セファルディ語ともいえる聞きなれない放送がある。毎週火曜日の1425の放送が結構よく聞こえている。ユダヤ人のスペイン語らしい。REEのウェブサイトにもこの言語の記載がある。
週3回30分番組が出ているがほとんど音楽ばかり。
同局にスケジュールでは0415の周波数が9690kHzになっているが、実際には9650kHzに出ている。リモート受信で5月27日、6月10日に確認している。10日の9650kHzは5分遅れで出てきた。

Emisión en sefardí
1425-1455 Mon. 15385
0115-0145 Tue. 11795
0415-1445 Tue. 9650


  

先週金曜日はまあそれなりに聞こえていた、たった15分間のフランス語ニュースラジオ局、27日火曜日もその放送日、1830に放送は出てきたがかなり弱い、何とかフランスであることだけは分かる。
英語は開始時に出ている、Eeropean News Radioとアナウンスしている、短波7315kHzと中波1368kHzで放送というのも聞かれる。


Echo of Hope - European News Radio
1830-1845 ..3..6. 7315 French

同局のウェブサイトによれば、5月20日から7315kHzが追加されている。  

昨日11700kHzに出ていたBBC、やはりタイ向けの臨時送信で追加された放送だった。いつまで出るのかは知らないがこれ以外にも11600kHzでも0000からWorld Serviceが聞こえている。

そこで気づいたが11590kHzのR.Japan Hindiがいない、100kHz上の11690kHzに出ていた。周波数変更?それとも間違えた?
May 27 Radio Japan Hindi:
0100-0130 11690 (ex.11590)
May 28 11590

追加送信されているBBC World Service:
0100-0300 11600 WS
0300-0500 7370 WS
0500-1100 11700 WS

実際にチェックしたところ、7370kHzはリモート受信でも確認できず、電波が出ていない。
また11700kHzも0500には出ていない、これまでのRFIが出てきた。BBCWorld Serviceは0700に始まった、当然同波のRFIと混信である。
May 27 BBC World Service
0100-0300 11600
0700-1100 11700

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